湯浅美和子

miwako YUASA

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聞きごたえあり! 議会による議会報告会〜伊賀市視察報告〜

006_160.jpg7月9日、10日と2日間、三重県伊賀市へ。昨年より議会基本条例を策定し、その中で開催が定められた「議会報告会」を一度は見学しておきたいと視察を申し入れたもの。
9日午前9時から、伊賀市内の上野南部市民センターで行われた「議会報告会」を見せていただき、10日午前中、議会事務局長さんより、条例制定に至る経緯をご説明いただいた。

004_160.jpg上野南部市民センターは、旧上野市(平成16年11月1市3町2村が合併して伊賀市となった)の中心部にあり、市役所なども近く人口が多いところ。といっても参加者は自治会の役員さんたちが13名ほど。7月9日水曜日9:00開催では、参加できる人は限られて当たり前。
5名の議員(34名の議員全員がが会派に関係なく、また地元選出議員はなし、という形で班をつくり、38か所の地域自治協議会をまわる)が説明者となり提出議案と議決の結果を説明。そのあと質疑の時間。見学させていただいた今回の会場では、議案に対して質問をする、というより、市政一般に対しての議論がされていた。

どこかで聞いたような話が続出・・・(いずこも同じ課題噴出)・・・

・事前に資料配布を。ここにきて見せられても理解できない(もっとも!)
・学校区再編問題→地元の議員でないとよくわからないが、旧上野市では統廃合の問題があったよう。しかし一方で「ゆめがおか」という新しい開発団地に合併特例債を利用し新しく中学校をつくる、という話があり、そんなことでいいのか(・・・という意見もあるよう。)
・議員に力がない。再編問題も教育委員会が地元意向を聞いただけでまとめようとしているが、議員は伊賀市全体を考えてチェックすべき
・会派抗争の中で議員の力が弱まっている
035_160.jpg・駅前の再開発事業 伊賀市全体の街づくりの中で考えられているのか。以前から要望があったものの、特例債を使って建設することで押し進められてる。
・高層(5階)にする必要はあるのか?4〜5階は伊賀市の施設とせざるを得ないが、いらないのでは?
・伊賀は景観を大切にしているはず。城下町の風情はどうなる  (→小学校だって景観に配慮した建物)
・ともかく情報公開の仕方が悪い。校区の問題も都市計画も市民が知る時にはほぼ決定している。
・県RDF施設への伊賀市からの搬入が多い。これにかかる経費が多いのでは?爆発が起きた時、撤退する勇気も必要だったのでは。
・RDFの議論は議会でもかなり行っている。当初の予定より、電力自由化により収入源となっているのは確か。
・コストがかかりすぎ、名張広域のように焼却に戻すのがよいか、の議論もある
・名張の焼却工場へ搬入し、将来は伊賀市でも焼却施設を建設し、順番に使っていく、という方法もある。
・議会での議論の様子が市民は伝わってこない。
・議会の結果だけを聞くのではなく、計画の前、経過の説明が大切
・高齢者にもわかる形で(ネットだけでなはなく)
・市議会に追及する姿勢が見えてこない。追及と報告が必要
・市民が声をあげていこうにも、議員の背中が見えない
・公共下水道の普及率三重県は32%(全国ワースト3〜4位)この普及率を引き下げているのが伊賀市1.2%という数字(これは、ゆめがおか(新しい開発団地)処理区の数字)。平成57年までの計画はあるが、現在審議はストップしている。公共下水の成否も含め議論すべき。合併浄化槽のメリットもあるはず。
・たかが議員!トップの判断が大切
・公務員の仕事はどの程度?カラ残業はないのか。人員削減は?
・合併では「大きな支所」「小さな本庁」にする、と言われていたが、現実は逆。支所は閑古鳥。今や支所には何の権限もなく、すべて本庁にお伺いを立てねばならない。
・人員削減は支所への影響が大!
・大きな本庁の方がスケールメリットはあるはず。しかし住民に直結する部分はきちんと支所で機能させるべき

ヘンに文句を言ったり対立するのでもなく、おべっかを使うのでもなく、自らの意見をしっかりと真面目に述べる市民がいてこそ成り立つ議会報告だと、痛感した。千葉市でもできるだろうか?また市民の前で、きちんと説明ができる議員でありうるだろうか?自問し続けた2時間だった。
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