「一つの働き方」としての協働労働の現場を見学 8月21日
「協同労働の協同組合法」早期制定を求める意見書採択が千葉県内でも進んでいます。千葉市でも昨年6月議会で採択されました。「雇用労働」が揺らいでいる中、「自立・自営」の働き方が求められ、現在その根拠法が求められており、これからの公共のサービスの担い手として、協同労働の必要性があげられています。
市民自らが地域の課題を解決していくための手法としての市民事業が、これからの地域での暮らしには必要だと考えています。私たちの事務所でも生活サポート事業を行う小さな市民事業が立ち上がっています。
今回「協同労働の協同組合ネットワークちば」が主催する「協同労働」で取り組む「指定管理」や「福祉」の現場を見学するツアーに参加させてもらいました。ワーカーズコープが取り組んでいる現場なのですが、私としては「協働労働」で取り組むことの良さを知るだけでなく、事業そのものにも興味があっての参加でした。
平成5年開館。白井市の公民センター(公民館と児童室)と勤労青少年ホームの複合施設。昨年四月よりワーカーズコープが指定管理者に。常勤3名と非常勤1名。夜間は常勤2名の交代制。昨年1年間で利用者1.5倍以上。周辺は全くの工業団地。かなりゆったりとしたスペースで建てられている。
昨年4月からセンター長を務める松田さん。「働く人と利用する市民が主人公である現場で、成長できた1年間だった。これまでの縦割り行政の中で、全く利用が進んでいなかった施設だったが、働く側がやりがいを出して、地域との交流を進め、利用は広がっている」と熱く語ってくれました。
児童室。常にオープンしていて、子どもたちが利用しているときは、職員が見守り・声かけ。職員はすべて有資格者。
図書室。図書費は指定管理者にはなく、市・図書館の図書費から。図書はちょっと古め・・・。
高根台団地は1960年代後半から都心のベッドタウンとして開発された大規模団地。現在URによる再生の取り組みが開始されており、この「つどいの家」は住民との建て替えの話し合いの中で生まれたもの。
小規模多機能型居宅介護(通い・泊まり)
グループホーム(2ユニット)
高齢者専用賃貸住宅(介護型25室・自立型32室)
訪問介護、居宅介護支援事業所
食堂、多目的スペース
高根台で配食サービスを行ってきたワーカーズコープ労協船橋が食堂の運営を受け持つ。食堂や多目的スペースは地域の人も利用可能。「つどいの家」の事業主体は(株)生活科学運営だが、生活支援のサポートは(社福)生活クラブが行う。施設も複合だが、事業者も複合!
自立型高専賃(2DK)の居室。基本的にマンション入居と同じ。敷金礼金あり。賃料の他、共益費、管理費が必要。管理費内サービスとして、1日1回の安否確認や健康相談、緊急時の24時間対応、入院時のお見舞いなどが含まれる。
2006年4月の開所。新京成常盤平駅から徒歩15分ほどの住宅街の中。2階建一軒家。庭も相当広く、竹やぶや、かなりな樹齢と思われるケヤキやモミジの木もある。「地域でデイサービスをやりたい」と考えていた大家さんの奥さんの遺志を継ぐ形で東葛労協が立ち上げ。定員10名。デイサービスだけでなく、地域の高齢者のサロン的な役割もあり、マージャン教室も。
子どもたちも遊びにやってくる。庭のロープはターザンごっご?
利用者さんが板を磨いていた。庭の一角にある納屋に手を入れ、カフェと駄菓子屋を開きたい、とのこと。板は机になる。
地域に根差した元気高齢者の介護予防拠点、お年寄りも子どもも障がい者もともに生活する拠点、自らが主体となって創る仕事起こしの拠点を目指している、とのこと。これだけの広さの物件とのめぐりあいと「協働労働」が結び付き、いろんな可能性が見えてきた事例です。
市民自らが地域の課題を解決していくための手法としての市民事業が、これからの地域での暮らしには必要だと考えています。私たちの事務所でも生活サポート事業を行う小さな市民事業が立ち上がっています。
今回「協同労働の協同組合ネットワークちば」が主催する「協同労働」で取り組む「指定管理」や「福祉」の現場を見学するツアーに参加させてもらいました。ワーカーズコープが取り組んでいる現場なのですが、私としては「協働労働」で取り組むことの良さを知るだけでなく、事業そのものにも興味があっての参加でした。
白井市公民センター (白井市・市指定管理事業)
平成5年開館。白井市の公民センター(公民館と児童室)と勤労青少年ホームの複合施設。昨年四月よりワーカーズコープが指定管理者に。常勤3名と非常勤1名。夜間は常勤2名の交代制。昨年1年間で利用者1.5倍以上。周辺は全くの工業団地。かなりゆったりとしたスペースで建てられている。
昨年4月からセンター長を務める松田さん。「働く人と利用する市民が主人公である現場で、成長できた1年間だった。これまでの縦割り行政の中で、全く利用が進んでいなかった施設だったが、働く側がやりがいを出して、地域との交流を進め、利用は広がっている」と熱く語ってくれました。
児童室。常にオープンしていて、子どもたちが利用しているときは、職員が見守り・声かけ。職員はすべて有資格者。
図書室。図書費は指定管理者にはなく、市・図書館の図書費から。図書はちょっと古め・・・。
高根台つどいの家 (船橋市・高齢者複合施設)
高根台団地は1960年代後半から都心のベッドタウンとして開発された大規模団地。現在URによる再生の取り組みが開始されており、この「つどいの家」は住民との建て替えの話し合いの中で生まれたもの。
小規模多機能型居宅介護(通い・泊まり)
グループホーム(2ユニット)
高齢者専用賃貸住宅(介護型25室・自立型32室)
訪問介護、居宅介護支援事業所
食堂、多目的スペース
高根台で配食サービスを行ってきたワーカーズコープ労協船橋が食堂の運営を受け持つ。食堂や多目的スペースは地域の人も利用可能。「つどいの家」の事業主体は(株)生活科学運営だが、生活支援のサポートは(社福)生活クラブが行う。施設も複合だが、事業者も複合!
自立型高専賃(2DK)の居室。基本的にマンション入居と同じ。敷金礼金あり。賃料の他、共益費、管理費が必要。管理費内サービスとして、1日1回の安否確認や健康相談、緊急時の24時間対応、入院時のお見舞いなどが含まれる。
あじさい (松戸市 デイサービス)
2006年4月の開所。新京成常盤平駅から徒歩15分ほどの住宅街の中。2階建一軒家。庭も相当広く、竹やぶや、かなりな樹齢と思われるケヤキやモミジの木もある。「地域でデイサービスをやりたい」と考えていた大家さんの奥さんの遺志を継ぐ形で東葛労協が立ち上げ。定員10名。デイサービスだけでなく、地域の高齢者のサロン的な役割もあり、マージャン教室も。
子どもたちも遊びにやってくる。庭のロープはターザンごっご?
利用者さんが板を磨いていた。庭の一角にある納屋に手を入れ、カフェと駄菓子屋を開きたい、とのこと。板は机になる。
地域に根差した元気高齢者の介護予防拠点、お年寄りも子どもも障がい者もともに生活する拠点、自らが主体となって創る仕事起こしの拠点を目指している、とのこと。これだけの広さの物件とのめぐりあいと「協働労働」が結び付き、いろんな可能性が見えてきた事例です。
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