市民ネットワーク 2014年度予算編成に対する要望書

16.2014年度 各区予算要望

(1)中央区

■自転車(駐輪)対策について

  1. 大型店舗(ヨドバシカメラ・ペリエ等)・デパート(三越)・銀行・商店、JR・京成電鉄・モノレール(株)などへ、駐輪場の設置を強く働きかけること。
  2. 千葉駅前の第一駐輪場を西銀座再開発事業を待たずに早期に立体化して、一時駐輪場を増やすこと。また、千葉駅前大通の店舗前の歩道にラック式一時駐輪場を設けること。

■ まちづくりについて

  1. 千葉駅前の地下道は民間事業者などに働きかけて有効利用すること。また、駐輪場としての利用も検討すること。
  2. ムクドリ被害の対策として、モノレール葭川公園駅周辺の歩道清掃の回数を増やすこと。
  3. パルコ前の末広通りの街路樹を整備し直し、市民が緑とうるおいを感じられる歩道とすること。
  4. 千葉駅ビルに、地元の物産を扱う店舗を誘致するよう事業者に働きかけること。

■ バリアフリー推進について

  1. 大森台の駅構内のエレベーターを、京成電鉄と協議し設置すること。
  2. 京成千葉線西登戸駅のバリアフリー化を早急におこなうよう京成電鉄と協議すること。併せて現在登戸側にしかない改札口を春日側へも増設するよう京成電鉄に働きかけ、協議すること。
  3. 国道357号線のポートアリーナ前の歩道(ブロック)の凸凹を補修すること。

■ その他

  1. 長年放置されてきた千葉市立病院跡地に、特別養護老人ホームと育児施設など総合福祉施設をつくること。

(2)花見川区

■ 公共施設について

  1. 幕張駅南口の市有地を活用し、ポケットパークなど市民が利用できる場所とすること。
  2. 幕張本郷駅の現在仮設駐輪場となっている場所を来年度以降本駐輪場として活用すること。
  3. 花見川図書館分館は第2次5か年計画で2010年度までに新設するとしたが見送られた。これまでの住民の要望を反映し、整備を急ぐこと。
  4. 旧花見川第5小学校の跡地利用については、地域の意見を反映すること。

■ 道路・交通について

  1. あんしんケアセンター、コミュニティセンターなど花見川区の公共施設の多くは交通の便が悪く利用しにくいので、コミュニティバスを早期に運行し利便性を高めること。
  2. 花見川サイクリングロードは通勤・通学者の利用も多いので全線にソーラー発電や発光ダイオードなども検討し、照明の設置をすること。
  3. 道路の整備、改善について
    小中台線、花園68号線(検見川町から宮野木町方面)の検見川5丁目付近は住宅も増え交通量が多いので、歩道の整備を早急にすること。
  4. 花立踏切地下道工事が中止になったことを受け、今後の道路計画、仮設踏み切り対策など地域の意見も聞き、対応を図ること 。

■ 環境問題について

  1. 浜田川については悪臭問題もあり、浚渫などの対策を千葉県に働きかけること。また千葉市管轄である都市下水路域に関しても水質調査、周辺住民に聞き取りするなど、適切な対策をしていくこと。
  2. 区内の元産廃処理施設については監視を続け、住民に対して指導経過をきちんと示すこと。

■ その他

  1. 歴史的、建築的な価値のある検見川無線送信所跡を文化財として保存し、有効な活用を図ること。
  2. 検見川稲毛土地区画整理事業内の中学校予定地の変更に関しては、開かれた議論の中で活用方法を検討すること。
  3. 東大緑地植物実験所は貴重な緑地であり、地元住民とも連携しながら関係機関に働きかけ存続に努めること。

(3)稲毛区

住みやすいまちを目指して

  1. 新しいマンションが建ったり、区画整理などで新しい町ができたりと新住民が増えている。
    人口が増えることにより、保育園、幼稚園、学校、子どもルームなどの不足が懸念される。それぞれが、安心して利用できるように対処すること。また、学校の統廃合や学区の再編などは市民が不便に感じないように、地域で充分な検討をし、広報すること。
    学区は地域福祉計画の推進にとっても重要なので、慎重に適正配置を進めること。
    選挙ポスター掲示板が、黒砂公園や小中台南公園のように一つの公園に2箇所もある場所がある一方、スカイタウンや新しく開発された稲毛5丁目や宮野木町には少ない。また、新しく建ったマンションについても適正配置を図り、選挙への関心を高める為に見直すなど工夫を検討すること。
    新しいマンションが建設される時、度々、近隣住民から反対の声が上がる。地区計画を作ることによって解決できることも多いということを、市民に積極的に広報し、地区計画を作るよう働きかけること。
  2. 放医研の事故などについては、周辺住民や自治会だけでなく広く市民にも公表すること。
  3. 新港横戸町線は、本線工事が完了したが、生活道路の工事が先送りされ、沿線住民はさらに長期間、工事による不便を強いられている。
    本線の渋滞、副道との合流点の渋滞がひどく、他の道路へも影響しバスの運行にも支障が出ている。高速道へ入る車線を長くするなど、渋滞緩和策を検討すること。
    道路建設に反対だった住民や立ち退きとなった住民に「将来は穴川十字路の先も道路が通る」と説明してきた経緯がある。渋滞緩和のためにも、当初の予定どおり穴川十字路から先の道路を作るように検討すること。
    JR高架付近は横断歩道部分で歩道が狭くなっている。区役所側からいくと下りになっていて、渡ろうとする人と、坂道を下る人が接触しそうになるので、歩道の拡張を検討すること。
    緑化検討会、道づくり協議会は市民が多くの時間を費やして検討、協議してきたものである。市民との共同で検討してきた経緯を尊重し、これらを継続してまちづくりに生かしていくこと。

■公共施設の整備について

  1. 小中台地域福祉交流館については活発に利用されているので、さらに利用者間の交流を図り地域福祉の拠点をめざすこと。同じように、空き教室・空き家・空き店舗を利用して、地域福祉交流の場の設置を検討すること。
  2. あんしんケアセンターについて
    新たに増設されたが、担当のセンターに行くのが不便な地域がある。ケアセンターが定期的に出張する場を作るなどして市民が利用しやすい場とすること。
  3. 稲毛図書館は、周辺に学校が多い。学生が利用しやすいように、開館時間10時から夜7時までを検討すること。また、稲毛区は図書館が一つしかなく、利用が不便な地域がある。移動図書館の利用状況などから、将来、分館の増設をめざすこと。
  4. コミュニティバス等の運行を支援する制度(地域参画型コミュニティバス制度)の周知活動を積極的に行い、区役所、駅、図書館、あんしんケアセンターなどを区民が利用しやすいよう地元からの要望があったときには、コミュニティバス等の検討をすること。

■稲毛駅前について

    1. 客待ち駐車も見られ、混乱を招いている。効果のある対策をとること。
    2. 稲毛駅周辺は禁煙の区域である。周辺の店舗にも協力を求め、徹底すること。
    3. たばこ工場の倉庫跡に建てられる商業施設には、千葉駅前に既に設置されているような市(区)の出張所を設置できるよう検討すること。

    ■道路の整備について

    1. 交通量が多く歩道の整備がされていない幕張弁天町線、長沼、ヴィルフォーレ周辺などで、歩行者が安心して歩ける歩道を整備し、自転車・車いす・ベビーカーも利用しやすい道づくりを進めること。
    2. 磯辺茂呂町線は本体工事が大幅に遅れている。そのため、生活道路に車があふれ歩行者の安全がおびやかされている。安全が確保できるように生活道路を優先した道路整備を進めること。
    3. 「放医研」の交差点は交通量が多いが、変形なので歩行者や自転車にとって信号がわかりづらい。実際の交通量に合わせた信号のタイミングに変更するよう警察に要望すること。

    ■稲毛区の緑化

    1. 宅地開発で斜面緑地が失われ、擁壁化している。開発した後を緑化するのではなく今ある緑を残す形での開発をするよう指導すること。
    2. 小仲台斜面緑地は何回も開発されそうになり、住民が危機感を持っている。トラスト制を活用して残す方法を考えること。
    3. 第3期区民懇話会からの提言にある「小中台中学校裏斜面緑地」「稲毛東斜面緑地」その他のまとまった樹林などの保全に取り組むこと。
    4. 新港横戸町線の従来の緑を取り戻すように緑化を急ぐこと。
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