市民ネットワーク 2014年度予算編成に対する要望書

9、都市局

重点要望

  1. 「いわゆる1km条例」によって、本市の貴重な緑は年々減少している。まちの緑は地球温暖化やヒートアイランド現象の防止にも重要な働きをもつものであり、「いわゆる1km条例」を早急に見直すこと。
  2. 団地再生をさらに進めるとともに、住み慣れた地域で暮らし続けられる仕組みづくりを進めること。UR、市営、県営住宅担当課などがそれぞれ縦割りでなく、連携してできる対応、取り組みを進めること。

■ まちづくり

  1. 景観計画に基づく景観形成推進地区の指定など、住民の積極的なまちづくりへの活動を支援すること。また住民参画によって合意形成を図る総合的なまちづくりに関する条例の制定に向けて取り組むこと。
  2. エレベーターのない団地では、病院や福祉施設利用にあたっても自力で階段昇降が難しい高齢者が増えている。そうした高齢者の生活ニーズへの対応を、地域の自治会やNPOなどの福祉事業所、あんしんケアセンター、社会福祉協議会などとも連携して進めること。
  3. 鉄道駅やモノレール駅において公共施設及びバス乗り場の案内板の充実を図ること。
  4. ワンルームマンションについては、事業者に指針を遵守するよう指導すること。また、指針策定後長い期間を経て状況が変化していることから、現場を歩いて課題を整理した後、周辺住民や町内会の意見を聴取し問題解決(ごみの排出等)に向け指針の見直しを検討すること。
  5. 公園のベンチや街路樹にメッセージプレートを有料で付けるなど、市民からの寄付を募る仕組みを検討すること。
  6. 生垣への補助制度を検討すること。

■ 公共交通

  1. モノレールの既存路線は、割引切符など各種のサービスを充実させ、学生の利用を増やすサービスを検討すること。
  2. モノレールのフリー切符の特典について、駅に目立つように表示すること。また、「お昼のお出かけフリーきっぷ」の利用開始時刻を午前9時半からにすること。
  3. バス交通の利便性向上のため、民間バス事業者に助成したバスロケーションシステムの現状を点検し、利用者にとって使いやすいものにすること。
  4. 市民や企業などからの寄付でバス停のベンチの設置を検討すること。
  5. 千葉駅では改札口から近い場所にタクシー乗り場を移動すること。障がい者用タクシー乗り場を高齢者なども利用しやすいよう表示すること。

■ 環境型都市

  1. 公共施設、公園や街路樹の管理においては、千葉市の指針「施設等における農薬・殺虫剤等薬剤の適正使用に係る指針」や環境省のマニュアル「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル」を職員や業者、に対し周知徹底すること。
  2. 県の農林水産部担い手支援課と千葉県ゴルフ場等、無農薬化推進連絡協議会が作成した「無農薬による芝草の総合管理マニュアル」を活用し、サッカー場などの無農薬の芝草管理を実現すること。

■ 住宅政策

  1. 市営住宅の建替えの際には、福祉部門と連携し、高齢者や障がい者対応の住宅を充分確保すること。
  2. 木造住宅の耐震性を高めるための補強工事の助成枠を増やし、制度の周知や利用促進に引き続き努めること。
  3. 低所得者、ひとり親家庭(別居中を含む)、被災者、高齢者、障がい者、ワーキングプアなど住宅困窮者への支援を定めた住宅セーフティーネット法の趣旨に従い、居住保障と居住支援などの福祉政策と融合した住宅施策とすること。
  4. エレベーターがない市営住宅をはじめとした集合住宅においては、自力で階段昇降のできない居住者への対応を、住み替え制度の他にも階段昇降機などの活用も検討すること。
  5. 空き家の実態調査を行い、所有者の意向を確認し、有効活用を進めること。住宅としてだけでなく、広く市民団体や、また地域の人たちも活用できるような仕組みを検討すること。

■ 公園づくり・公園管理

  1. 地域住民との協働による公園管理については、充分住民との意思の疎通を図りながら、順次全区で進めること。
  2. 各区へのプレーパークづくりや充実に向けて、人材育成や、市民団体との連携、活動支援を行うこと。
  3. 開発行為に伴う提供公園については、利用しやすい公園となるよう事業者に指導すること。

■ 保存樹林・街山

  1. 保存樹林の登録を進め、市民と協力して保存樹林・市民緑地マップを作成すること。
  2. 貴重な緑を残すため、特別緑地保全地区の指定区域を広げること。また、そのための基金の創設を検討すること。
  3. 保全団体が林野庁の「森林・山村多面的機能発揮対策事業」の交付金を活用できるよう、申請時に市も協力すること。

■街路樹

  1. 街路樹の見守りや植え枡の手入れに市民が参加できるような仕組みをつくること。
  2. 市民が街路樹に愛着を持てるよう、市民参加で街路樹マップを作成したり、ホームページで紹介すること。
  3. 街路樹管理受託事業者の技術の向上や住民との顔の見える関係を強めるため、路線ごとに事業者名をホームページで紹介すること。
  4. 専門家による街路樹の健康チェックや維持管理を行うこと。

 

10、建 設 局

重点要望

  1. 都市型集中豪雨における防災対策(緊急通報制度、避難勧告、避難所への誘導など)について充分な対策を検討すること。内水氾濫の危険性を市民に周知すること。
  2. 総合的な自転車施策を取り仕切る部署を設置すること。(自転車走行空間整備・放置自転車対策・マナーアップ対策)
  3. 再液状化を防ぐため、道路と住宅の一体的な地盤改良については住民負担軽減を検討し、速やかに事業を実施すること。

■ 道路

  1. 歩道の段差を解消し、歩道上の電柱の民地への移動を東京電力に働きかけること。
  2. 路盤材の不具合による歩道の凸凹がまだ残っていないか、市民に広く聴くなど調査し、完全に補修すること。

■ 自転車施策

  1. 大型店舗や、JRなど鉄道事業者に自前の駐輪場設置を強く働きかけること。
  2. 千葉駅西口での駐輪場整備を充実させること。
  3. 自転車事故を防ぐ為に、自転車マナーの講習を行い、修了者に免許証を発行し、免許証取得者には例えば駐輪場の割引等特典を設けるなど工夫すること。

■ 水環境

  1. 下水道整備区域内で下水道に未接続の事業所・工場などについては指導を強化し、早急に接続を促すこと。   
  2. 公共下水道の許可区域外及び農業集落排水事業区域内で、合併処理浄化槽を設置していない事業所・工場・学校などについては、実態調査を行い、設置目標を立てて指導を強化し、早急に設置を促すこと。
  3. 負荷の多い排水が出される飲食店などには、可能な限り個々の対策をとるよう要請に力を入れること。
  4. 花見川、浜田川の上流市に、生活排水を流さない働きかけをすること。
  5. 井戸水利用事業者の下水道利用状況を引き続き調査すること。

11、消防局

  1. 化学物質等を扱う事業所についての情報を開示すると同時に事務所ごとの防災計画を作成し、災害時における非常事態に的確で迅速な対応ができるよう指導を徹底すること。
  2. JFEスチールにおける火災発生時には、迅速で的確な通報を求めること。
  3. 道路が狭く住宅が密集している地域では、住民による一次消火ができるように、消火栓の整備やホース・ポンプの配備をすること。

12、水道局

  1. 放射能汚染で地下水の優位性が証明されたことや渇水対策からも、水道源として利用できるように国に要望すること。
  2. 千葉市民が多く利用する県営水道の水需要予測は過大である。水需要予測を見直し、八ツ場ダム事業から撤退するよう県に求めること。 (総合政策局でも対応)
  3. 第三次拡張事業に係る浄水場(福増)は建設しないこと 。

12、病院局

  1. 両市立病院では退院後の患者に必要な医療・リハビリや介護につながるような地域連携をさらに充実させること。
  2. 青葉病院については、看護師の確保に努め、休止している病床をできるだけ早期に再開すること 。
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