市民ネットワーク 2009年度予算編成に対する要望書

環境局

重点要望

  1. 残土産廃処分場の建設にあたっては計画段階から市民に広く知らせ、協議の場を持つことを制度化すること。
  2. 雑紙の回収率を高めるため、さらに市民への広報、啓発をすすめること。
  3. 谷津田や里山、街山の保全については庁内連携を図り、人材育成、情報共有、市民活動支援など一体的に行うこと。

*循環型まちづくり

  1. ごみの不法投棄のパトロールについては早急に対応し庁内連携をより効果的にするため、個々の事例については統一フォームをつくり、客観的に検討するための情報をデータベース化すること。
  2. 事業所や公共施設でのごみの分別資源化を徹底するよう指導すること。さらに収集する業者にも徹底すること。
  3. 一般家庭の生ごみ処理のリサイクル体系を構築し推進すること。
  4. 市関連施設の生ゴミ堆肥化をすすめ有効活用すること。小学校の生ゴミ処理機については環境教育の一環として有効活用すること。
  5. 工場などの事業所による大気、水質、地下水などの汚染が発生した場合は、直ちに原因究明をし、その結果と対策についての報告を求め、市民に公表すること。
  6. JFE関連事業所については、施設の老朽化対策や安全管理体制の強化を徹底するよう指導すること。
  7. 公共施設の省エネ診断を受け、適切な対応を図ること。

建設局

重点要望

  1. 放置自転車をなくすために強制撤去を増やすだけでなく市民とともに対策を検討すること。
  2. 大型店舗やJRなど鉄道事業者に自前の駐輪場設置を強く働きかけること。
  3. 生活道路優先の道路整備を考えること。

* 安心して歩ける道づくり

  1. 橋梁については耐震と耐久の点検で問題のあった箇所の対策を早急に実施すること。
  2. 未整備の国県道については、歩道が狭く交通量が多いなど歩行者、とくに子どもや高齢者にとって危険な道路の点検を行い、早急に安全対策を講じること。
  3. 地球温暖化防止対策の一環として車道透水性舗装施行基準にのっとって浸透水適地とされる住宅地内の道路を透水性舗装とすること。
  4. 駅周辺への自転車の集中を防ぐために、レンタサイクルの社会実験を行い、利用者の意見を聞きながら、実施に向けて検討すること。
  5. 駐輪場の料金については利用者の反応を調査しさらに駐輪場の利用を促進する対策を検討すること。
  6. 自転車が安全に走行できるような道路環境を整えること。

経済農政局

重点要望

  1. 商店街などと協力し空き店舗活用に努めること。NPOや市民団体が利用しやすい制度にし、地域福祉計画推進にも活用するなど多面的なまちづくりに生かす工夫をすること。
  2. 遊休農地に関しては、市民農園や、新規就農者への貸与など、その活用に積極的に取り組んでいくこと。市民農園開設のためノウハウ指導や財政的支援を充実し、制度化すること。

* 雇用の確保で地域の活性化

  1. 商学連携の空き店舗活用事業において、事業終了後も継続した関わりを持ち、支援すること。
  2. 市が無料職業紹介所へ企業を登録する際に、若年層の正規雇用を企業側に働きかけること。
  3. 雇用されるものが育児休暇等を取得した場合に市が補助金を出す「中小企業子育て助成金制度」をつくり、導入をすすめること。
 

* 地場農業の活性化

  1. 環境保全型農業に取り組む農家を支援すること。
  2. 女性が農業経営や地域活動に参画する機会を確保するための条件整備をすす   め、対等なパートナーとして男性と共に農業を担えるように家族経営協定をさ らに推進すること。
  3. 地元農業への関心を高め、地場農業を活性化させるために、農協などと協力して身近な地域に農産物の直売所を増やすこと。
  4. いずみグリーンビレッジ内の都市農業交流センターなどの施設を十分活用し、市内農業への消費者の理解・関心を深めるよう努めること。

農業委員会

  1. 女性や青年層の農業委員への登用を積極的に図ること。そのためにも参加しやすい農業委員会会議に変えること。
  2. 農地の転用の許可に関しては、厳正・慎重な判断をし、農地の保全につとめること。また、違反者には厳しく対応すること。転用許可後もパトロール、指導を怠らないこと。
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