市民ネットワーク 2008年度予算編成に対する要望書

各行政区

(1)花見川区

*公共施設について

  1. 新検見川駅、幕張駅前にバリアフリーの公衆トイレを設置すること。
  2. JR幕張駅の改札外のエレベーターを早急に設置すること。
  3. 花見川図書館分館として区役所の福祉事務所跡が予定されているが、この地域は図書館の空白地域であるため広範囲の利用者が予測される。千葉市の図書館網計画の見直しの中でもっと広いスペースを確保すること。
  4. 第2次5か年計画中で予定されていた地区ホールについては、現在見直しが進められているが、地元住民の声が反映できるような対策を図ること。

*道路・交通について

  1. あんしんケアセンター、コミュニティーセンターなど花見川区の公共施設の多くは交通の便が悪く利用しにくいので、コミュニティーバスを早期に運行し利便性を高めること。
  2. 花見川サイクリングロードは通勤・通学者の利用も多いので全線に照明の設置をすること。
  3. 道路の整備、改善について
    • 花園63号線(花園町から宮野木町に行く道路)の歩道は狭いので片側のみにして車椅子でも通れるようにすること。
    • 小中台線・花園68号線(検見川町から宮野木町方面)は交通量が多いので、歩道の整備を早急にすること。
    • 瑞穂橋の武石方面の道路整備を早急にすすめること。

*環境問題について

  1. 花見川、浜田川の水質浄化や周辺の環境整備をすること(不法投棄ごみの撤去、植生に配慮した草刈など)。とくに浜田川については悪臭問題もあり、浚渫などの対策をとること。
  2. 花見川の水量を増やすために、大和田排水機場からの放水回数を増やすよう水資源機構・県に引き続き要請すること。
  3. 区内の違法産廃処理施設については除却に向けて指導を強化し、住民に対しても指導経過をきちんと示すこと。

(2)稲毛区

                              

*区民参加のまちづくりについて

  1. 新しいマンションが建ったり、区画整理などで新しい町ができたりと新住民が増えている。
    ・投票率をあげるため、行きやすい所に投票所をつくる、投票所を選択できるようにするなど工夫すること。ポスター掲示板の場所の見直しをする、など検討すること。
    ・地区計画作りを市民に働きかけること。
  2. 区民まつりの実行委員を公募するよう実行委員会に働きかけること。
  3. 中越沖地震の柏崎刈羽原子力発電所の事故で、放射性物質の管理に市民が敏感になってきている。放射線医学研究所は、過去、何回か放射性物質が放置されていたなどの問題が発覚している。災害時の対応など市、区がきちんと対応できるよう把握しておくこと。
  4. 放医研の事故などに関しては、周辺住民や自治会だけでなく広く市民にも公表すること。
  5. 新港横戸町線緑化検討会、全体協議会は市民が多くの時間を費やして検討、協議してきたものである。市民との協働で検討してきた経過を尊重し、継続していくこと。

*公共施設の整備について

  1. 稲毛区保健福祉センターは第2次5か年計画で建設が位置づけられている。
    ・全区の最後にできるので、各区の改善点をいかすこと。
    ・新港横戸町線の開通に伴い、交通事情が大きく変わることが予想されるので、駐車場、交通手段については充分、検討すること。
    ・ボランティアなど直接、利用する人たちの意見を反映すること。
  2. 保健福祉センター建設後の保健センター、福祉事務所の利用についてどのようなものがいいのか、市民が検討する場を早期に設置すること。
  3. 建設が予定されている地区ホールに関しては、必要性も含めて市民意見を聞き、検討すること。民間の既存施設の借り上げなど、建設以外の方法も検討すること。
  4. 建て替えが進んでいる小仲台団地、園生団地の児童福祉センターを子育て支援のために活用すること。

*稲毛駅前について

  1. 稲毛駅前の交通システムの変更については周知がされていない。特に一般車の乗り入れなどに混乱が見られる。周知をはかり、市民の意見を聞き、効果を確認すること。
  2. JR社宅跡に建設される集合住宅による交通量の変化に対応できるようにすること。

道路の整備について

  1. 交通量が多く、歩道の整備がされていない、幕張弁天町線、長沼、ヴィルフォーレ周辺などで、歩行者が安心して歩ける歩道を整備し、自転車や車いす、ベビーカーも利用しやすい道づくりをすすめること。
  2. 磯辺茂呂町線地区の事業化にあたっては情報発信を細やかにし、地域住民参加の道づくりをすすめること。
  3. あやめ台いきいきセンターへいく周辺道路に手すりをつけるなど高齢者が歩きやすいように整備すること。
  4. 放医研西側の交差点は交通量が多いが、変形なので信号がわかりづらい。歩行者の安全確保のためスクランブル信号にすること。

*稲毛区の緑化

  1. 宅地開発で、斜面緑地が失われ、よう壁化している。真夏の照り返しでヒートアイランド現象が高まるので、よう壁の緑化を行政指導すること。また、斜面緑地の重要性を考えて、開発優先にならないよう、指導すること。
  2. 小仲台斜面緑地は何回も開発されそうになり、住民が危機感をもっている。トラスト制を活用して残す方法を考えること。

(3)中央区

                              

*まちづくりについて

  1. 大型店舗・デパート・商店、JR・京成電鉄・モノレール(株)などへ、駐輪場の設置を強く働きかけること。
  2. 段差のある狭い歩道、歩道上の電柱や支線によって歩行者や車椅子・ベビーカーでの通行が困難な場所について、改善を継続して進めること。
  3. 千葉市科学館・子ども交流館・子育て支援館の運営等については、実際に利用する子どもや子育て中の親の意見・要望が、指定管理者の下でも十分取り入れられ、市民が運営に関われるようにすること。千葉市ゆかりの著名人や若手芸術家等に協力を呼びかけ、備品・設備やイベント等、魅力的で愛着のわく施設とすること。
  4. 蘇我駅東口広場整備が進まない中、市民より要望が出されているトイレの設置を早急に実現すること。交番設置は無理であれば、東口周辺のパトロールを強化すること。
  5. 選挙の低投票率対策として、期日前投票所をJR千葉駅に設置すること。
  6. 戦争の悲惨さと平和の大切さを次の世代に伝えていくために、千葉空襲を始めとする戦争体験の語り伝えや手記・絵画の提供・収集を全市的に働きかけ、子ども交流館や郷土博物館に遺品やテープ・CD・手記・絵画等を保存し、常設展示場を設けること。
  7. 千葉駅弁天口は、スロープを押して上がるのが難しい場合は、自転車のエレベーター利用を許可することをはっきり表示すること。また、スロープ面に自転車を降りて通行するよう書き込むこと。今後の建て替え等においては、エレベーターの大きさは、子ども用補助いすのついた自転車が入る広さを考慮すること。スロープも角度の緩いものを検討すること。
  8. 椿森陸橋のエレベーターは、自転車が利用するには入り口が狭く広さも十分ではないので東千葉駅側に設置予定のもう1基は、子どもを乗せる自転車が入る大きさにすること。
  9. 大森台の駅前広場整備については、住民との会議の内容を確認し、住民の要望を考慮してすすめること。駅入り口までのスロープ設置のみでなく、駅構内のエレベーター設置を京成電鉄と協議し、利用しやすくすること。
  10. 登戸4丁目・5丁目さかいの、市道松波新港線は交通量が多く付近住民にとっても安全な道路ではないので、拡幅すること。
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