市民ネットワーク 2006年度予算編成に対する要望書

はじめに

鶴岡市政1期目は、子育て支援の充実や男女共同参画基本計画が千葉県で始めて策定されたこと、地域福祉計画策定が市民参加で行われていることなどは評価できますが、蘇我臨海部開発を始めとする大型開発事業が優先され、市財政をさらに悪化させました。6月の市長選の批判票は、市民の不安の表明と考えます。
現在千葉市は、1兆3500億円(今年度末)にも上る借金を抱えています。またこの2年間は、基金を取り崩したり借り入れたりしての苦しい予算編成です。今後は将来に負担を残さないためにも、事業の優先度を市民の視点で考え、市債残高を減らし、できる限り歳出抑制に努めて基金に頼らない身の丈にあった健全な財政運営をすべきです。  

また千葉市は一昨年から県議の税不正免除事件や児童養護施設ほうゆう学園の措置費不正流用問題など不祥事が続きました。税不正免除事件では、市民の力の結集で個別外部監査請求を実現しましたが、根本的な解決には至ってはいません。また今年に入りJFEスチールの水質データ改ざん事件、食品衛生協会の補助金不正受給問題、職員による個人情報漏洩事件などが新たに発覚し、市民の市政への不信感はさらに募りました。
今後千葉市は、事業者に対しては監督官庁として毅然とした態度で臨み、職員の意識改革や風通しの良い職場環境づくりを行い、市民へは、問題に対する納得のいく説明や、徹底した情報公開をして信頼回復に努めるべきです。

さて千葉市は、2006年度から第2次5か年計画がスタートします。
開発優先のまちづくりから、一人一人の人権が守られ、それぞれの持ち場・立場でいきいきと暮らせる福祉のまちづくりへとシフトする計画であって欲しいものです。
市民ネットワークとして、鶴岡市長はじめ執行部に対し、予算要望書を提出いたします。十分ご検討の上2006年度の予算・施策に反映していただけますようお願いいたします。

2005年10月
市民ネットワーク
山口晴美  高野晴美
常賀かづ子  長谷川弘美
湯浅美和子  福谷章子
小西由希子

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