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平成17年第2回定例会
(提出年月日)平成17年6月22日 (提出会派名)市民ネットワーク |
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内閣府の食品安全委員会は、去る5月6日、牛海綿状脳症(BSE)対策の見直しについて審議し、生後20ヶ月以下の牛を除外する全頭検査の緩和を認め、厚生労働省と農林水産省に答申した。 答申を受けて両省は、北米産牛肉の輸入再開条件について食品安全委員会に対し安全性の評価を諮問した。 一方、米農務省は6月10日、米国内のBSE検査で牛1頭に陽性反応が出たと発表し、現在感染の有無について追加検査を実施中である。この感染が疑われている牛については、米国が通常採用している検査法で陰性とされ、日欧が既に導入している高精度の「ウエスタンブロット法」で再検査したところ陽性となったもので、米国のBSE対策の信頼性が新たに疑われるものである。 食品安全委員会プリオン専門調査会が作成し、BSE対策見直しを提言した「我が国における牛海綿状脳症(BSE)対策に係る食品健康影響評価」(案)について、今年4月、「食の安全」を求める多数の消費者などから全頭検査の継続と、米国産牛肉について「交差汚染」の危険性、特定危険部位(SRM)除去やトレーサビリティなどの不徹底について指摘された。 このまま米国と業界の圧力で米国産牛肉の輸入が再開された場合、日本の消費者に、生命の安全や健康についての不安と食品安全行政に対する大きな不信感と混乱を与えることは明らかである。 よって、本市議会は国に対し、食品安全行政及びBSE対策について以下の事項を実施するよう求めるものである。
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平成17年 月 日 千 葉 市 議 会 |
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■結果■議会運営委員会にて審議された結果、本議会に上程されず。 |
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