千葉火力発電所の緊急増設についての説明会
前回の記事で紹介した千葉火力発電所内の発電装置緊急増設についての説明会が本日(4/24)行われましたので参加してきました。
(場内撮影禁止との事で画像はありません、ご了解下さい)
400名収容の会場がほぼ満席となり住民の皆様の関心の高さがうかがわれました。質疑応答は工事概要の説明の後質問用紙を回収し、休憩時間後に一括して答えるという形式で一問一答ではなく、時間も30分程度でしたので不明な点が残ったように思います。(当日回答できな
かった質問も含め当日のやりとりはホームページ上で公開するとの説明が最後にありました。)
内容については事前の説明
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110415d.pdf
と大きく異なる点はありませんでしたが判ったことだけお知らせします。
1.ガス・タービン発電機は建屋、煙突は作らずコンクリートの基礎(新設)の上に設置すること。
2.LNG燃料の貯蔵設備は既存のものを使用し新設しない。
3.増設設備はあくまで緊急対応で恒久的なものになる(コンバインド発電への改造等)かは現時点では不明。
というものです。ただしこれらについて東京電力に確認したわけではなく私の理解した範囲で、という点はご理解下さい。
環境アセスメントを省略する点については、スライド(パワーポイント)の説明では東電が行った騒音、排気ガス(窒素酸化物)の拡散シミュレーションなども公表されましたが、上記の様に設備がほぼむき出しの状態で、煙突も設備附属の短いものだとすると、そうした稼動実態も考慮されたものか疑問がありました。行政(千葉市)も東電の予測データーを追認するだけでなく独自に調査、予測を行うことが必要だと思われます。
大切な問題だと思いますので敢えて書いておきますが、当日スライドで説明した資料は配布資料の中にはなく、会場から「その資料は東電のホームページで公開しダウンロードできるようになるのか」という質問に対して一度は「公開する」と回答したにもかかわらす最後に「資料単体では誤解を招く」ので非公開と見解が逆転してしまいました。その説明も「会場に来た方には名前、住所を記帳して頂ければ後日郵送する」が「ホームページには載せない」とか首を傾げざるを得ないものでした。
個人的な見解ですが福島第一発電所の事故を受け、休止中の原発の再稼動や新設はほぼ不可能となった今、はるかにリスクの少ないガス・タービン発電にシフトしていく事は大いに賛成ですが、公開性、透明性に疑念を生じるさせる対応は非常に残念に思います。
(場内撮影禁止との事で画像はありません、ご了解下さい)
400名収容の会場がほぼ満席となり住民の皆様の関心の高さがうかがわれました。質疑応答は工事概要の説明の後質問用紙を回収し、休憩時間後に一括して答えるという形式で一問一答ではなく、時間も30分程度でしたので不明な点が残ったように思います。(当日回答できな
かった質問も含め当日のやりとりはホームページ上で公開するとの説明が最後にありました。)
内容については事前の説明
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110415d.pdf
と大きく異なる点はありませんでしたが判ったことだけお知らせします。
1.ガス・タービン発電機は建屋、煙突は作らずコンクリートの基礎(新設)の上に設置すること。
2.LNG燃料の貯蔵設備は既存のものを使用し新設しない。
3.増設設備はあくまで緊急対応で恒久的なものになる(コンバインド発電への改造等)かは現時点では不明。
というものです。ただしこれらについて東京電力に確認したわけではなく私の理解した範囲で、という点はご理解下さい。
環境アセスメントを省略する点については、スライド(パワーポイント)の説明では東電が行った騒音、排気ガス(窒素酸化物)の拡散シミュレーションなども公表されましたが、上記の様に設備がほぼむき出しの状態で、煙突も設備附属の短いものだとすると、そうした稼動実態も考慮されたものか疑問がありました。行政(千葉市)も東電の予測データーを追認するだけでなく独自に調査、予測を行うことが必要だと思われます。
大切な問題だと思いますので敢えて書いておきますが、当日スライドで説明した資料は配布資料の中にはなく、会場から「その資料は東電のホームページで公開しダウンロードできるようになるのか」という質問に対して一度は「公開する」と回答したにもかかわらす最後に「資料単体では誤解を招く」ので非公開と見解が逆転してしまいました。その説明も「会場に来た方には名前、住所を記帳して頂ければ後日郵送する」が「ホームページには載せない」とか首を傾げざるを得ないものでした。
個人的な見解ですが福島第一発電所の事故を受け、休止中の原発の再稼動や新設はほぼ不可能となった今、はるかにリスクの少ないガス・タービン発電にシフトしていく事は大いに賛成ですが、公開性、透明性に疑念を生じるさせる対応は非常に残念に思います。
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