平成21年第2回千葉市議会定例会の速報

市政に新しい風 熊谷新市長の改革スタート  

6月29日からの議会で、市長は「千葉市は大変厳しい財政状況にあり、将来負担の軽減に重点的に取り組む。市民にもわかりやすい形で財政状況を公表し、理解と協力を求めたい。」と述べました。また、市長は市民ネットワークの提案が盛り込まれたマニフェストを実現するためのプロジェクトチームを立ち上げ、9月には行程表を公表するとのことです。

議会で示された市長の改革案

■モノレール事業・・・現時点で延伸凍結が妥当であるとし、凍結の扱いについては有識者を交えた総合交通政策検討の中で議論していくと述べています。
■蘇我スポーツ公園・・・テニスコートの照明や管理棟、陸上競技場や広場の整備縮小で工事費を約20億円削減する案が示されました。
■千葉駅周辺開発・・・千葉駅北口に建設予定の複合施設は西口再開発ビルへの公的施設導入や土地売却も選択肢の一つとして検討するとのことです。
■市民参加及び協働に関する条例・・・パブコメ条例と揶揄されていますが、検討段階からの市民参加が盛り込まれていないことなどからも、改正を検討するとのこと。期待したいところです。
■区の機能強化・・・区に必要な人員を配置し、区長に一定の権限を付与するとのことで、区の特色を生かしたサービスがようやくスタートしそうです。
■福祉・・・小学6年までの入院医療費無料化の来年度実施にむけて、検討が始まります。公立保育所のあり方については、抜本的見直しの必要性について検討するとしています。 市長提案を支持する議員が半分未満の現状から、これら改革の実現には市長を選んだ市民の応援が必要です。今議会では多数の傍聴者が見られました。今後も、議会傍聴などを通じて、市政に関心を持ち続けていただきたいと思います。 市民ネットワークでは、これらの改革案とともに、マニフェストに盛り込まれた私たちの提案が、実現するようにさらに取り組んでいきます。 (山田京子)

現職市長逮捕は個人的な問題ではない!

鶴岡前市長逮捕で市民の信用を大きく失墜した千葉市。組織的な関与の有無をはっきりさせ、再発防止策を打ち出すことが求められています。

*まだ真実は闇の中 内部調査から第三者調査委員会へ

5月下旬から、総務部長以下3名で実施した内部調査。10数名の現役職員から当時の経緯などについて聞き取ったとのことですが、限界がありました。そこで、7月末までに第三者も交えた調査委員会の準備組織を設置し、9月議会に正式な第三者調査委員会の設置条例を提案する予定です。 この委員会では、当時の入札制度及び過去の指名競争入札案件の検証を行い、再発防止策が検討されます。これを機会に、過去の神がかり的に高い落札率の案件もしっかり調査すべきです。

*二度と繰り返さないために

調査委員会で真相を究明すると同時に、具体的な再発防止策がさらに重要。公益通報制度の活用や口利きの文書化と公開、そしてそれらを盛り込んだ政治倫理条例や職員倫理条例の制定が考えられます。
公益通報制度は、法令違反を通報した公務員を含む労働者が、不利益を受けないよう保護されるものです。千葉市ではこの3年間で内部通報はわずか2件。また、今回のようなトップの不祥事の場合には、第三者による調査を保障することが必要です。
口利きの中でも、不当要求行為については、記録し上司に報告することになっています。しかしさらに、意見や要望、提案なども含めて文書化することを条例や要綱等でルール化しているのが8政令市、このうち5市が公表しています。口利きについては、意思形成過程の透明化が図れ、政策提案を共有できるというプラス面も考えられることから、すべてを記録し、公開するべきであると考えます。(福谷章子)

ネットの代理人が本年度担当する委員会

  常任委員会 その他委員会など
常賀かづ子 都市消防委員会 大都市税財政制度・地方分権調査特別委員会、水道事業運営協議会
長谷川弘美 経済教育委員会 議会運営委員会、都市活性化対策調査特別委員会
山田京子 環境建設委員会 議会運営委員会、農業委員会、少年自然の家事業運営協議会
小西由希子 保健下水委員会 都市活性化対策調査特別委員会、(会派幹事長)
湯浅美和子 総務委員会 保健所運営協議会、農政審議会
福谷章子 都市消防委員会 大都市税財政制度・地方分権調査特別委員会、廃棄物減量等推進審議会、都市計画審議会
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