議会速報(2006年6月議会)2面

前列左から常賀かづ子、福谷章子、小西由希子、高野はるみ、後列左から湯浅美和子、長谷川ひろ美、山口晴美

働き方と子育てのカンケイ

山口 晴美

女性が一生に産む子どもの数は史上最低の1.25を記録しました。今求められているのは「子育てと仕事の両立支援」です。「児童手当が少ない」「保育所が足りない」など国の経済的支援や自治体の子育て施策はまだ十分とはいえませんが、大切な視点は働く場で男女ともに「子育ての権利」が守られているかということです。最近301人以上の従業員のいる企業では独自の子育てプランを作り、育児休業・休暇、育児時間、看護休暇などさまざまな支援策が網羅されています。しかし育児休業を取得するのは女性ばかりで、男性は相変わらずの残業。千葉市の男性職員でさえ、産前産後の育児休暇(5日)の取得率は21%です。
子育て休暇が権利として当たり前に取れるようになるためには上司の価値観の転換、人員配置にゆとりも必要です。また出産や育児休業が出世に影響しないという規定や一旦退職しても再雇用する制度があれば、女性も男性も安心して子どもを産み育てられるでしょう。

山口晴美の議会質問全文&答弁

おっとあぶない! モノレールにご注意

高野 はるみ

「モノレールとクレーン車衝突」事故が起こりました。モノレール軌道下の道路を補修工事中の作業員一人が重傷となる大きな事故でした。工事発注元である市は、施工業者にモノレール会社との調整を指導しなかったミスを認めています。モノレール会社は施工業者と市に損害賠償を求める構えであると報道されています。
多額の税金を投入し、会社再建を進める会社ですが、市からの借入金63億円は、来年度から毎年1億5千万円、その後増額しながら26年間で返済する計画です。延伸の建設費なども含め今後の財政計画は明らかにされていません。市と会社の連絡協議会に市民委員を加えるなど、市民、利用者の意見、要望に的確に答えられる体制が求められます。

競輪事業はまさに自転車操業!!

小西 由希子

平成17年度収支見込みは赤字。3億8800万円を、18年度補正予算で対応することになりました。全国47場のうち42が本場開催で赤字、繰上充用*は千葉市以外に7場あり、競輪事業は全国的に低迷しています。国では競輪事業活性化プランを策定し、見直しの検討をおこなっているようですが、補助金の交付にかかわるため審議は非公開。開催する自治体にとって有益であるかを考え、今後国の動向を注視しながら市としてどう舵取りしていくか、主体的に考えてゆかなければならない時がきています。
*繰上充用・・17年度の赤字を18年度の利益を前倒しして補うこと

障害者の真の自立支援のために!!

常賀 かづ子

4月から始まった障害者自立支援法では、利用料の一割負担が求められ、障害の重い人ほど負担が増えると言われています。負担が増えることで、これまで受けていたサービスを抑制する事があってはなりません。
政令市では4市、県内では佐倉市や船橋市で、独自の負担軽減策ができました。千葉市でも障害者が今までと変わらず必要なサービスを受けられるよう、独自の軽減策を行なうことを要望しました。
一方、10月から新たに始まる移動支援やコミュニケーション支援等の地域生活支援事業は、障害者が自立した地域生活を送る上で欠かせないサービスです。市が独自にサービス内容や量、利用単価を決定しますが、これまでのサービス水準が維持され、利用者の負担が増大しないよう求めていきます。

落札率51.6%にショック

福谷 章子

談合か?ダンピングか?公共事業の入札には怪しい臭いが漂っています。
新港横戸町線(国道16号と14号をつなぐ高規格道路)のトンネル工事である「ボックス他築造工事」2件は、以下の通り。
・2工区 予定価格42億2百万円→22億7640万円落札率51.6%、低入札調査価格32億9698万円
・6工区 予定価格8億9400万円→6億1110万円落札率65.1%、低入札調査価格6億9045.9万円
低入札調査価格より低い値段で落札した場合は、工事がその価格で適正に行えるのか建築関係幹部で作る委員会にかけられ審査されます。今回のケースは工法の工夫や現場経費、本社経費を削ってまでも受注したいという意欲の表れとのこと。
大企業にとっては「損して得取れ」ということもありますが、「工事の質は確保できるのか」「下請けやそこで働く人たちにしわ寄せがないのか」等々、心配されます。

福谷章子の議会質問全文&答弁

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