平成17年第2回千葉市議会定例会の速報

百条委員会設置を求める緊急動議提出

千葉市、調査打ち切りを繰り返す

長谷川 ひろ美

千葉市の税滞納繰越額が長年にわたり、改ざんされていたことが明らかになった。これは市民の直接請求で行われた監査で発覚したものだ。その原因などについて市の内部調査が行われ、今議会で報告された。
総務委員会では、収納率を高く見せかけようと操作が行われていたことが「推認される」と報告された。しかし、いつから、誰の指示によって行われたのか、組織ぐるみかといった疑問には、不明だとしている。職員の聞き取りも書類のある平成11年から16年に限り、しかもわずかな証言しか得られず、内部調査の限界を露呈している。市民ネットワークは5月に第3者による調査を申し入れており、今回の質問で再度求めたが市はその必要性を認めなかった。
これまで市民、議会、国に対して改ざんされた決算報告がなされてきたことは重大な問題だ。市長は答弁で、「全ての責任は市長である、自分にある」としながら、どのように責任をとるのか、また処分はどうするのか明確に応えようとしなかった。市民ネットでは、議会として真相究明を図るべきと考え、一般質問の最後に百条委員会の提案をしたいとの考えを示した。

「やるっきゃない!」

湯浅 美和子

税滞納の改ざんを認めながら、議会でのネットを含む3会派の質問に対し「これ以上の調査をするつもりはない」と頑なに繰り返す千葉市。疑惑を解明しないままの幕引きは許せない。議会には強制力のある調査権をもった百条委員会を設置することが地方自治法によって認められている。理由なく証言を拒んだ場合は刑罰も科せられる。今こそその機能を発揮すべき時と判断し、議会最終日、「百条委員会設置を求める緊急動議」(千葉市では初めてのこと!)を提出した。
結果は賛成14反対38で否決。しかし反対した他会派から更なる調査を求める申し入れ書が市長宛に出された。これは市民・マスコミが見守る中での動議提出がもたらしたもの、ともいえる。真相解明へ向けてのさらなる動きを作っていきたい。

また財政健全化プランでは、来年度も一般会計市債発行額は521億円、債務負担行為約71億となり、現在の1兆3620億円、一人当たり147万円にのぼる借金を減らすものにはなっておらず、少しでも借金を減らすべきであることを指摘しました。

今議会議案は33件。市民ネットワークでは、収入役の継続を含む助役等の人事議案に対し、過去に税務事務に責任ある立場にあったことから代表監査委員の再任には反対しました。

ネット発 国に対する意見書 提出できず残念

個々の患者の必要性に応じたリハビリテーションの提供を求める意見書
教育基本法改正案審議に関する意見書

特別職給与引き下げが決まりました。

市長125万円→119万円、議会議長98万円→93万円、議員81万円→77万円等。ただし、任期内は経過措置として、今まで通りの給与が支払われます。(現給保障)
 なお、市長・教育長は任期内▲5%の減額を引き続き行います。ネットでは歳費の5%削減と日当に当たる費用弁償を見直すよう議長に提案しています。

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