討論

2021年10月5日
岩ア明子

 

市民ネットワーク の岩崎明子です。会派を代表いたしまして、追加議案として市長から提出されました議案第120号・第121号・第122号に賛成の立場から討論を行います。
 以下、賛成いたします議案について意見を申し上げます。

議案第120号令和3年度千葉市一般会計補正予算(第9号)のうち、中小企業者向け支援金支給時業費についてです。
国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、売上減少が継続している事業者に対して市独自の支援金を追加支給し、また、今までの締め切りまでに申請できなかった事業者からの申請受付を再開するものです。
コロナ禍で困窮する事業者への支援の充実を評価致します。制度の周知にあたっては、本当に必要な人にもれなく支援が届くよう、周知方法を工夫することを要望致します。手続きが煩雑であったため申請ができなかったなどの声があることから、手続きの簡素化や、相談へのきめ細やかな支援を求めます。また、現状では事業者の規模や売上減少額の大小に関係なく一律の支援金額になっていますが、今後は減収額に応じた支援ができる仕組みも検討することを求めます。

次に議案第120号令和3年度千葉市一般会計補正予算(第9号)のうち、地域公共交通支援事業についてです。
コロナ禍で乗客数が減少している、市内に事業所等を有する路線バス事業者・タクシー事業者・モノレール事業者に対し、事業の継続を支援するため車両検査費の1/2を基本に算定した金額を支援するものです。
新型コロナウイルス感染症拡大で外出を控える人が増えたため、公共交通事業の安定継続に支障をきたす事態となりました。事業継続のために必要な支援であると考えます。このコロナ禍が、はからずも公共交通全体が抱える課題を認識し、今後のあり方を見つめ直すきっかけともなりました。この事業も含め、今まで公共交通事業者に行った支援策についてその効果と課題を把握して今後に活かすこと、市民と情報共有や意見交換をしながら、公共交通のあり方についての検討を進めるよう求めます。

次に議案第121号千葉市再生資源物の屋外保管に関する条例の制定についてです。
近年、無秩序な管理運営により、近隣住民の生活に悪影響を及ぼしたり、環境汚染にもつながる「再生資源物の屋外保管場」、いわゆるスクラップヤードが地域課題となっています。しかし、「再生資源物のリサイクル」については、限りある資源の有効利用をはかり、廃棄されるものをできるだけ少なくしていくという面で、社会には必要とされるものでもあるため、いかに事業者による適正な管理を促すかが自治体の責務であると考えます。
今回の条例では、新規に設置する際には届け出制ではなく許可制とし、立地基準や保管基準を定め、また他市に先駆けて無許可設置や命令違反時の「罰則規定」を設けています。この条例の制定により、近年千葉市内で増えているスクラップヤードがルールに則って運営され、ひいては市民の生活環境改善に資するものと評価いたします。既存のスクラップヤードにも届出と保管基準への適合を求めるとのことですので、関係各所管とも連携し、早急に保管状況の改善が進むよう取り組むことを求めます。
しかし、本市が厳格な条例を今回制定したことにより、新規のスクラップヤード設置が近隣他市に流れてしまうことも想定されます。今後は、同様の規制をおこなう条例制定で、スクラップヤードの設置に対する「広域的なルール化」が図れるよう、千葉県をはじめ近隣他市との情報交換や連携を積極的に行うことを要望いたします。

以上で市民ネットワークの討論を終わります。

 

 

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