2016年春 「市民アンケート」

2017年3月23日

市民ネットワーク

市民ネットワークでは2016年春に「市民アンケート」を実施し、みなさまから多くの回答を頂きました。ご意見やご提案については、9月議会の質問で取り上げるとともに、10月に市長に提出した「千葉市予算編成に向けての要望書」に反映させることができました。ご協力に深く感謝しつつ、結果のご報告をいたします。

最初の3つの設問については、青字をクリックするとグラフが表示されます。

1.お住まいの区は

2.あなたの年代は?

3.このアンケートをどこで知りましたか? 

2020年東京オリンピック・パラリンピックでボランティアをしてみたいですか?

の問いについては、約3割の方が「はい」との回答でした。「いいえ」や「わからない」の方も、「若ければやりたいが今は体力がない」とか「仕事が忙しい」などの理由を挙げており、市民の多くがボランティア活動への理解や関心を示していることがわかりました。

またどんなボランティアがあればよいと思いますか?の問いに対しては、「ゴミ拾い・リサイクル」「自転車整理」などまちの環境美化に関する活動や「道案内」「交通機関の乗り換え案内」「言語に関係なくできること」など誰もが気軽に取り組める活動が提案されました。

こども食堂」の運営に関わってみたいですか?

の問いについては、約4割の方が「はい」との回答でした。また、「こども食堂」を知っているのは、「はい」「聞いたことはある」を含めて約6割でした。こども食堂とは、こども1人でも入ることができ、地域の人たちと一緒に食事ができる場所です。2016年から17年にかけて、各地のこども食堂がマスコミなどで取り上げられるようになり、現時点では認知度がさらに上がっていると思われます。

意見として「年代を超えて集まることができる場があると良い」「料理が好きなので関わりたい」「食料などを寄付したい」などの声が寄せられました。

空き家」になった場合にどのような活用を考えますか?

の問いについては、「売る」が36%、「住宅として貸す」が20%、「地域の居場所として貸す」が18%となっており、家をそのままにせず、何らかの活用方法を考えていることがわかりました。

「高齢者施設としてすでに貸している」「アートギャラリーなどにしたい」など空き家の活用について具体的な意向が寄せられる一方、「地域で活用してほしいが、修繕費・維持費・税金などの費用がかかる」などの課題も指摘されました。

千葉市では2017年度に「空き家の実態調査」に着手することになりました。
本アンケートの要望が実現したことになります。今後は、空き家についての市民の声を受け止め、地域で活用できるような施策が展開されるよう、調査結果を注視していきたいと考えています

その他、自由記述欄では

など、妊娠・出産・子育て、生活の支援、高齢者や障がい者の介護、医療問題、交通安全、ごみや環境保全、教育、情報の公開、男女共同参画といった多岐にわたる分野で意見が寄せられました。

1つ1つのご提案を真摯に受け止め、2017年度も暮らしやすいまちづくりに向けて全力を尽くしていきます。今後もみなさまからのご意見をお待ちしております。

ありがとうございました。
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