<意見表明・市民ネットワーク>
松井 佳代子
第1回定例会・予算審査

2020年3月13日

市民ネットワークを代表して令和2年度当初予算案に賛成の立場から意見表明を行います。

新年度の予算編成については、未来につながる「ひとづくり」や本市のグランドデザインを実現するための「まちづくり」への投資に、脱財政危機宣言解除以来、最も攻めの姿勢で取り組まれています。例えば、小学校の専科教員や部活動指導員を増員したり、新たに児童養護施設において一時保護受け入れ施設を整備したりするなどの施策を評価します。また、加曾利貝塚の史跡整備や千葉公園の再整備などの施策が、地域活性化のけん引役となることを期待します。

さらに、昨年の台風や大雨による被害を踏まえて「災害に強いまちづくり 政策パッケージ」の各種施策を推進することや、第3次実施計画に掲げるそれぞれの分野で新規・拡充事業を増やすなど、市民生活の向上や本市の発展につながる施策にも予算の重点的な配分が図られています。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催に向けた関連施策についても、大会後を見据えながら準備をすすめ、レガシーの創出を目指そうとされています。積極的な取り組みの姿勢を評価いたします。

一方、課題としては、介護や子育ての分野における扶助費の増加など、社会構造の変化に伴う義務的経費の割合が年々増えつつあり、財政の硬直化が避けられない状況です。歳出では、新庁舎整備や北谷津清掃工場の新設、海浜地区における新病院建設など、今後、多額の財政需要が見込まれます。市債残高の適正化や各種事務事業の見直しなど、財政健全化や行政改革に引き続き取り組み、課題の解決に向けて尽力されるよう求めます。

新年度については、防災対策や新型コロナウィルス感染症対策など、国の方針や財政支援に応じて補正予算を組まれることになります。また、現状において歳入面の大幅な減少が予想されることから、予算の執行についても変更を余儀なくされる恐れもあります。その際には、市民の声を聞き、きめ細やかに説明をし、地域のニーズに寄り添った施策を展開されるよう要望し、会派の意見表明といたします。

 

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