意見表明

2017年9月28日

渡辺 忍

市民ネットワークの渡辺忍です。会派を代表いたしまして、平成28年度決算議案について認定の立場から意見表明を行います。

審査に当たっては、将来にわたって誰もが住みやすい千葉市の実現に向けた施策がなされているかに注目して検証した結果、各事業においては一部不十分な点はあるものの、着実に財政健全化に向かっていることを評価し、認定することといたしました。

平成28年度決算は、一般会計では、予算に比べ市税が増収となったことなどから、48億2,700万円の実質収支を確保しました。歳入確保に向けての市税徴収率の向上、創意工夫による効率的な予算執行に努めた結果であると評価いたします。

また、主要債務のうち国民健康保険事業累積赤字額については、前年度より22億円減の約55億円とするなど、第2期財政健全化プランの主要目標として掲げた「主要債務総額の削減」は、平成24年度に比べ平成28年度末時点で996億円の削減となりました。

健全化判断比率においても、実質公債費比率は前年度比マイナス0.7pの17.3%と、市債の発行に国の許可が必要な団体からも脱し、脱・財政危機宣言を解除するに至ったことはこれまでの取り組みの成果だと考えます。

しかし、病院事業会計における2,306万円の資金不足は深刻な事態であり、今後も一般会計では扶助費の増加が見込まれるなど厳しい財政状況が続きます。国民健康保険事業の累積赤字額の解消や、市債管理基金からの借入残高の削減を着実に進めるよう要望します。

個別の事業のうち評価するものは、地震ハザードマップ配布など危機管理対策および防災体制の強化、地域運営委員会など市民自治の推進、LGBTへの理解推進、生活困窮者自立支援の拡充、生活支援コーディネーター事業の拡大、こどもの参画推進、子どもルーム整備拡大、児童養護施設の退所児童等アフターケア事業、水環境保全対策、いずみグリーンビレッジの活用、教育現場におけるスクールソーシャルワーカー等の専門職の活用や教育相談体制の強化、放課後子ども教室推進、瑞穂ハスの花図書館整備などで、今後の充実を期待いたします。

市民の声を積極的に聞いて施策に生かし、市民参加と協働を着実に進めていただくことを求め、市民ネットワークの意見表明といたします。

 

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