意見表明

湯浅美和子

会派を代表し、平成27年度予算案のうち、議案第18号・市街地再開発事業特別会計予算案に反対の立場から、その他の予算案に賛成の立場から意見表明を行います。

市街地再開発事業特別会計は、千葉駅西口地区の再開発事業推進に向け、B工区に再開発ビル建設を前提とした事業計画変更などを行うものです。しかしA棟供用開始後の賑わいづくりの効果が充分検証されたとは言えず、今、B棟ビルを建設することが妥当なのか、それが当初予定されていた賑わいづくりに本当に繋がるのか、いまだ事業者からの提案も住民説明をするまでには至っておらず、しっかりと市民意見を聞き、再検討すべきと考え反対するものです。

一般会計予算規模は3902億円と過去最大規模です。子ども・子育て支援給付費をはじめとする扶助費など義務的経費の増加とともに、予定されていたものとはいえ投資的経費の単独事業費も増加、また病院事業会計への繰り出しも増加です。
26年度の種まき予算から、27年度は芽生えの予算とも言われますが、芽生えたものから何を残し、何を間引くのか、積極投資も必要ではありますが、財政状況を鑑みて精査していただきたく思います。

財源としては、臨時財政対策債を発行限度額の195億円、退職手当債31億円の発行、また市債管理基金よりの借り入れ15億円を充てるなど、窮余の策が続いていますが、財政健全化プランで示された主要債務総額をプラン期間中に約1000億円程度削減する目標に向けては、新年度予算案において約232億円の削減が見込まれ、また市債残高では全会計で85億円の削減が見込まれるなど、プラン目標達成にむけた着実な歩みがみられると判断いたしました。

個々の施策を見てみますと、性暴力被害者支援センターへの活動支援やひきこもり地域支援センター設置、里親委託の推進、生活困窮者対策としての学習支援、また虐待予防として乳幼児健診未健診家庭の訪問体制強化やスクールソーシャルワーカー増員など、弱い立場の人々に寄り添った施策や、事業者用太陽熱利用への助成や空き家活用調査など、限りある資源の有効活用に資する施策など、市民ネットワークが求めてきた事業が盛り込まれており、新年度予算を評価するものです。

財政状況はいまだ政令市中ワーストという状況下ではありますが、市民一人一人が住みやすいと思える千葉市でありますように、しなやかな市政運営に努めていただきますよう求めまして、市民ネットワークの意見表明といたします。

 

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