平成26年第4回定例会 議案質疑(質問)

湯浅 美和子

質問内容と回答を掲載しています。
   回答には簡単な質問内容も記載してあります。

質問内容

 

今議会には、いくつかの指定管理者の指定の議案が出されています。イレギュラーとまではいかなくても、かなり判断に苦しむ選定結果もあり、質疑を行います。

1. 議案166号 指定管理者の指定について(千葉市斎場) および 議案156号 平成26年度千葉市霊園事業特別会計補正予算 斎場施設管理運営について

これは千葉市平山町にある千葉市斎場の指定管理者を平成27年度から31年度までの5年間新たに指定するための議案で、併せて債務負担行為補正の追加を行うものです。
応募団体は二つで、選定評価委員会の採点では合計で、ちば斎苑管理グループが300点中98.8点、富士建設工業が85.6点となり、委員会から、ちば斎苑グループを指定管理予定候補者とすべきとの答申があり、その旨を踏まえ選定されたものです。
選定評価委員会での指定基準ごとの得点を見ると、「施設の管理を安定して行う能力」に関しては、ちば斎苑グループが29点、現在の指定管理者である富士建設が40.4点と富士建設が上回っていました。火葬炉設備の制作事業者であり、これまでの施設の管理運営者でもあることや人員配置体制などが、点数の結果に表れています。
一方で「施設の管理に要する経費縮減」は、ちば斎苑グループが35.8点、富士建設が12点、こちらでは、ちば斎苑グループが上回っており、結果的にこの点の開きが、合計点に影響し、ちば斎苑グループの得点が上回ることとなりました。
今回の選定にあたっては「施設の安定的な管理能力」と「経費縮減」が重要なポイントと見られており、配点もこの二つの基準が高くなっています。この基準の得点の高いものが、それぞれ異なっており、どちらを優先させるのか、なかなか厳しい判断だと思います。
(ア)委員会でもこの点について議論があったのではないかと思われます。委員会でどのような意見がかわされたのかお伺いします。
(イ)結果的に、経費縮減が今回の指定管理選定の大きなポイントになったわけですが、この事業者は経費縮減のためどのような提案をしているのか伺います。
(ウ)非正規雇用が増えると、そのためにサービスの質が落ちる可能性があります。この事業者は他市でも同種施設での管理運営を行っていますが、同じような雇用形態をとっているのでしょうか。もし、そうであれば適正な運営が行われているのかを把握しているのか伺います。
指定管理者制度の問題点として、経費縮減に伴う人件費の削減が職員の処遇に悪い影響を及ぼし問題になることがあります。指定管理者の雇用者に対しても間接的に、いわゆる「官製ワーキングプア」を作りだしている、との批判です。
(エ)今回の選定で、千葉市が官制ワーキングプアの再生産に加担するようなことがあるならば、断固反対するものですが、審査にあたっては、非正規職員を含め給与や、福利厚生など職員の待遇面でのチェックは行なったのでしょうか。
先ほど申し上げたように、これまでの指定管理者より新たな指定管理予定候補者の方が施設の管理を安定して行う能力の点数が低かったことから、事業が始まった後、安定した管理の継続に支障がないのか懸念があります。
(オ)どのようにチェックし、指導していくのか伺います。
ご意見箱を置くのは大事な手法とは思いますが、それだけでは広く多くの利用者の意見を拾うことはできないと思います。
(カ)一定期間内での全利用者の調査など、行なってみてはどうかと思いますがいかがでしょうか。

2.議案第167号 指定管理者の指定について(千葉市土気いきいきセンター) および 議案第153号 平成26年度千葉市一般会計補正予算 千葉市土気いきいきセンター施設管理運営 について

いきいきセンターの指定管理者については、平成24年第3回定例会において非公募により選定する旨の条例改正が行われており、今回の選定も非公募により千葉市社会福祉事業団が指定管理予定候補者とされたものです。
選定するにあたっては、指定管理者選定評価委員会の答申を踏まえて、とのことで、委員会の答申結果の意見として「さらなる経費節減」「報告書の充実」「利用率向上の努力継続」があげられています。
25年度の指定管理者評価シートを見ると、25年度利用者数1万205人、前年度が8,875人ですので利用者数は増加しています。利用者8,000人台と言うのは、利用者数が少ない、との指摘もあったものですから、増加したとは言え、この利用者数が周囲の状況から見てどうなのかという絶対的評価はともかく、選定評価委員会の答申の中でも利用率の向上は評価されていたようです。
(ア)この間どのような努力をされてきたのでしょうか。
(イ)委員会からの意見で「更なる経費節減を」とのことですが、どのようなことが可能なのでしょうか
(ウ)平成24年第3回定例会において、いきいきセンターの指定管理者選定が、なぜ、非公募なのか、議論のあったところですが、再度、非公募とした理由をご説明ください。
平成24年第3回定例会における いきいきセンターの指定管理を非公募とする条例改正に対して、市民ネットワークは指定管理者制度による指定そのものを否定するわけではありませんが、「いきいきセンターのあり方よりも社会福祉事業団の経営を重視した決定ではないか」また「社会福祉事業団非公募での選定となれば、地域のNPOや市民団体がいきいきセンターという地域密着施設の施設管理・運営を担う可能性を閉ざすこととなる」として反対をいたしました。
先ほどのご答弁でも「民間で実施できる公共サービスは民間で実施させ、公共性、安定性、専門性など、外郭団体の有する特性を発揮する必要性が高いと認められる公共サービスは外郭団体に担わせる方針」とありますが、いきいきセンターが「民間で管理できない施設」とは思えず、また、ことに「運営の公共性、安定性等など外郭団体の特性を発揮する必要性が高い」施設とも思えません。
看護士必置という専門性の担保に関しては、相談の日時を区切る等、工夫の余地はあると考えられます。
その議論は置いておくとしても
25年度指定管理者評価シートでは、すべてのいきいきセンターへの選定評価委員会からの意見として
①地元に密着し、世代間交流に引き続き力を入れていくこと。
②柔軟な発想をもって新たに講座等を生み出し、さらに施設の存在意義が高められるよう努めること、
とあります。
全てのいきいきセンターへの委員会からの意見がみな同じ、というのもどうかと思いますが、それはともかく、この2点は社会福祉事業団が指定管理者であるが故の欠点ではないかと感じます。
(エ)「地元密着」や「柔軟な発想」などの求めに応じていく必要があるわけですが、委員会からの意見に対して、どのように対応していくのか伺います。
答弁の中でも「地域包括ケアシステムの推進」があげられていました。
これは千葉市だけでなく、日本全体の課題となっていますが、今、そのシステムの中にNPOやボランティアなど地域・市民の力をいかに組み入れていくのか、全国で模索されています。事業としてきちんと施設運営を担いうる小さな団体が至るところに存在することが必要なのでは、と考えていますが、千葉市内にはそういった団体が豊かにある、とは言えません。団体育成につながる「いきいきセンター」であったほしかったとは、今でも強く思っています。
(オ)今後いきいきセンターの活動の中での地域NPOや助け合い団体との連携も進めていったいただきたく思いますが、いかがでしょうか。

3.議案第168号 指定管理者の指定について(千葉市文化交流プラザ)

8階〜10階のフィットネス・スパは26年度末にて閉鎖されることが6月の第2回定例会で決定しています。
現在の指定管理期間において、施設のあり方について議論がなされ、老朽化の進行などにより当初の検討の方向からの変更を余儀なくされた感がありますが、その間の議論では、この建物を平成18年度日本郵政公社より取得したこと自体の責任を問われるような事態でもあることがわかりました。
独立採算での指定管理委託をしているものの、平成20年度は2億円、21年度7,700万円、22年度4,600万円の赤字、23年度24年度は黒字となったものの、25年度は再び赤字と、累積で3億円4,000万円にも昇る赤字であること。
これまで19年度から25年度まで約2億円の修繕費を掛けてきているが、それは長期に使用し続けるための修繕ではなかった、すなわち、いずれは使い捨てるような修繕計画にすぎなかったこと
そんな中で、再度、指定管理者の再選定を非公募でおこなう、という議案です。

今回の選定は非公募ですが、非公募の理由は千葉市公の施設にかかる指定管理者の選定に関する条例第2条第3号の規定を適用したもの、とのことです。条例第2条第3号では「本市の施策その他の事由により公募の方法によらないことについて合理的な理由があるとき」と示されています。
(ア)今回の指定における「合理的理由」とは何でしょうか。この規定を適用した理由について伺います。
(イ)こんな状態で指定管理をうけるところがある、ということも不思議なぐらいですが 8910階を閉鎖することによって黒字転換は確実にできるのか、根拠をお示し下さい。
前回の指定管理者選定は、施設のあり方を検討するとして2カ年の指定でした。
その際、独立採算での指定ではあるが、短期間での指定であり、そのために生じる管理費不足分として2年間で3,000万円を市が負担していました。
(ウ)今回は3カ年の指定ですが、管理費の不足は生じないのか伺います。
(エ)廃止された810階は指定管理区域外となるのでしょうか。どんな利用が想定され、なぜ指定管理区域とはしないのか伺います。

すでに決定された上層階フィットネス・スパ機能の閉鎖ですが、熱心に利用して下さっていた方からは「閉鎖は寝耳に水」という声もあがっています。「反対の声も致し方なし」との判断だったようですし、今後の修繕等考えると、致し方ない判断であったとも思いますが、今後3年間の検討の状況は折に触れ、市民の皆さんに提供していくことや、この上層階の使い方も、文化芸術活動を支援する場としての暫定利用を検討されている、とのことですが、(オ)市民の皆さんの声も聞くなど、広く開放することも検討すべきでしょう。

平成18年度 日本郵政公社より20億円で購入し、そして現在売却も視野に今後のあり方が検討されようとしています。
(カ)取得後わずかな期間で売却も検討されるということですが、それでは購入したことの評価をどのように考えているのか、伺います。

 

4.議案第171号 指定管理者の指定について(千葉市蘇我球技場他4施設) および 議案第153号 平成26年度千葉市一般会計補正予算 蘇我スポーツ公園スポーツ施設管理運営 について

蘇我球技場を含む5施設を合わせて指定管理者に委託するものです。
選定委員会での、予定管理者となったMMT企業体と、落選したジェフユナイテッドとの審査結果はかなり僅差でした。
「市民への平等な利用」「施設の適正な管理」は同点、「施設の安定的な管理」で30点以上の差をつけてMMTが上回り、本来指定管理者に期待をするべき「施設の効果の最大限の発揮」「経費縮減」はジェフが上回っていました。30点以上の差がついた「施設の安定的な管理」の指定基準の中で、「同種の施設の管理実績」という審査項目がMMTは満点であり、この点数が大きく影響を与えたと思われる結果です。
以上は厳正な選定評価委員会の審査の結果ですので、審査そのものに問題はないとは思われますが、
(ア)「指定管理」の本質的な意味合いからすると、どうなのでしょうか。お考えを伺います
(イ)今回は3者の共同事業体の提案となっていますが、大まかには千葉マリンが企画、日本メックスが建物管理、東洋メンテナンスがグラウンド・芝の管理、を担う、ということでしょうか?
(ウ)ただし、建物管理は、あまり大きな部分を持っているわけではないと思われますが、日本メックスという会社が入った理由はなにでしょうか?
指定管理者自らの実績が評価の対象になるものであるので、ジョイントを組んだということを理解しました。
(エ)これまでもシミズオクト・東洋メンテナンス共同事業体が3施設の指定管理をおこなってきていますが、25年度の収支状況はどうなっているでしょうか。
また、指定管理者に管理許可を与えて、指定管理者が行っている駐車場の収支の状況はどうでしょうか。

スポーツ施設は、建設するにもかなりな費用がかかるだけでなく、その後の維持費もかなりかかることが、今のご答弁でも分かります。現在も駐車場収益がなければ、全体ではかなりな赤字です。スポーツ施設という性質上、市民へサービスを提供ですので「赤」と言ってしまっていいかどうかの判断はあるかと思いますが、収支上は「赤字」であることは事実です。
管理許可による駐車場運営は、u14円の使用料が市に収入として入ってきています。ここではご答弁にあるように286万5,000円です。
駐車場は収益をあげているので、この金額をアップさせてもいいのでは、とも思いますが、それでは施設管理の「赤字」を飲み込むことができません。
今後も上物整備の計画がありますが、財政状況をしっかり見極め、整備の優先順位を考える必要があるのではないでしょうか。
(オ)今回は5年間で上限7億5,000万円の債務負担行為が設定されています。公募時の委託金額の上限はいくらだったのか、その積算根拠は何か伺います。
(カ)「経費縮減」に関しての選定評価委員会の評価は、20点満点中9点と低いものでした。公募時の上限額7億9,000万円と比較し、委託金額が低くなっているにも関わらず、です。市としてそれをどう評価しているでしょうか。
(キ)現在、大規模公園の一体的な指定管理も検討されていると聞きます。今回の指定管理の範囲は「蘇我スポーツ公園」全体でなく一部となっていますが、なぜでしょうか。
(ク)指定管理区域外となる施設周辺部は、これまで同様公園管理事務所の管理となります。この管理費はどの程度かかっているのでしょうか。
(ケ)今回の予定候補者の提案では「有人による夜間警備、周辺植栽の日常管理等、蘇我スポーツ公園内の指定管理区域以外についても配慮があり、5施設を一体的に管理する視点での提案がなされている」とのことですが、これは管理事務所の経費減に結び付くものなのでしょうか。
(コ)指定管理者の提案では地震や津波など大規模災害への対応はどのようなものがあったのか、伺います。

臨海部にある蘇我スポーツ公園は、近い将来起こると予測されている地震に対して、ことに「津波」への対応がどうなのか、は市民の皆さんの関心も高いところです。
蘇我スポーツ公園は、広域防災拠点として機能する運動公園として整備が進められてきており、市として、公園に防災拠点としての様々な整備をすることはもちろんですが、 そういった位置づけである施設を管理運営する事業者も、しっかりとそういった認識を持つ必要があります。今後事業者が作成するという「危機管理マニュアル」の実効性を担保すべく、市もしっかりと関わる必要があると思います。

 

 

 

回答

 

質問1 議案第166号、議案第156号について

(ア)委員会でどのような意見が交わされたのか

(保健福祉局健康部生活衛生課)

(保健福祉局長答弁)

第2回の選定評価委員会では、応募者からの提案説明を踏まえ委員各自が採点した後に、その集計結果に基づき、委員間で意見を交換したところですが、その中では、管理経費の縮減と非正規雇用者採用の妥当性などについての意見がありました。
その後、相互に各自の採点内容の確認を行い、最終的な採点を行ったものであります。

(イ)事業者は、経費縮減のためにどのような対応を行うといっているのか

(保健福祉局健康部生活衛生課)

(保健福祉局長答弁)

事業者からは、非正規雇用者の採用や業務ローテーションによる適正な人員配置のほか、従業員にコスト意識を徹底させるなどして経費の縮減を図っていく旨の提案がありました。

(ウ)他都市でも同様の雇用形態をとっているのか。また、適正な運営が行われているのかを把握しているのか

(保健福祉局健康部生活衛生課)

(保健福祉局長答弁)

現在、「ちば斎苑管理グループ」の構成団体が指定管理業務を行っている大阪市や広島市等の斎場において、全従業員の一定割合が非正規雇用者となっております。
また、同グループの代表団体が指定管理業務を行っている広島市の斎場においても、非正規労働者が雇用されておりますが、同市の施設管理に関する年度評価において、業務開始以降、良好な評価を受けていることから、適正な運営が行われているものと考えております。

(エ)審査にあたっては、非正規職員を含め給与や福利厚生など、職員の待遇面のチェックはしたのか

(保健福祉局健康部生活衛生課)

(保健福祉局長答弁)

申請時の提案書には、労働基準法に基づく労働契約ならびに健康保険法に基づき社会保険の加入等については、毎月、社会保険労務士のチェックを受ける旨、記載されております。
また、給与額及びその根拠につきましても確認しております。

(オ)管理業務開始後の安定した管理の継続について、どのようにチェックするのか

(保健福祉局健康部生活衛生課)

(保健福祉局長答弁)

斎場内において施設利用者の目につきやすい箇所に意見箱を引き続き設置するほか、市の職員による実地調査を定期的に行うなどして、安定的な施設管理ならびにサービスの向上に努めて参ります。
なお、業務引継ぎにあたっては、現指定管理者及び次期指定管理予定候補者に本市を加えた3者間で十分に協議するなど、円滑な移行に向け万全の態勢で臨んで参ります。

(カ)全利用者に対する調査等を実施してはどうか

(保健福祉局健康部生活衛生課)

(保健福祉局長答弁)

故人とのお別れの場であるという施設の特性により利用者の心情面に配慮しなければならないという観点から、全利用者を対象とした調査を行うことは馴染まないものと考えておりますが、
より多くの施設利用者からの意見を聴取することは大切であると認識しておりますので、今後、その手法などについて、事業者等と検討して参りたいと考えております。

質問2 議案第167号、議案第153号について
指定管理について(千葉市土気いきいきセンター)

(ア)答申で利用率の向上が評価されているが、どのような
努力をしてきたのか

(保健福祉局高齢障害部高齢施設課)

(保健福祉局長答弁)

いきいきプラザ及びいきいきセンターにおいて、それぞれの
活動内容を紹介した、プラザ・センター便りを発行するとともに、高齢者福祉講座などの参加者の募集について、市政だよりにその都度掲載することで、市民に周知をしております。
また、いきいきプラザやいきいきセンターの職員が、地元自治会、老人会、民生委員等の会合などに出席し、積極的に周知活動を行っており、これらの取り組みが利用率の向上につながっているものと考えております。

(イ)更なる経費節減はどのようなことが可能なのか

(保健福祉局高齢障害部高齢施設課)

(保健福祉局長答弁)

千葉市社会福祉事業団は、平成24年10月から管理職手当などの給与の見直しを段階的に実施しており、また、今年度からは、地域手当を廃止した新たな給与体系とすることで、経費節減に努めております。
また、平成28年度から、全てのいきいきプラザといきいきセンターの指定管理を一括で行うこととしており、事務用品や備品等を共同使用することにより、更なる経費節減が可能になるものと考えております。

(ウ)土気いきいきセンターを非公募とした理由について

(保健福祉局高齢障害部高齢施設課)

(保健福祉局長答弁)

平成23年度の外郭団体の事務事業の見直しにおいて、民間で実施できる公共サービスは民間で実施させ、公共性、安定性、専門性など、外郭団体の有する特性を発揮する必要が高いと認められる公共サービスは、外郭団体に担わせるという方針のもと、外郭団体が実施している事務事業の整理が行われました。
この中で、いきいきプラザ及びいきいきセンターについては、原則無料の施設で収益性がほとんどなく、また、看護師など専門的なスタッフを確保する必要があることなどから、引き続き、千葉市社会福祉事業団が運営を担うことが適当とされ、平成24年第3回定例会において、非公募により選定する旨の条例改正を行ったところであります。
このため、土気いきいきセンターの指定管理予定候補者についても、非公募により千葉市社会福祉事業団を選定したものであります。

(エ)地元に密着し、世代間交流に引き続き力を入れていくことや、新たな講座等を生み出し、施設の存在意義を更に高める努力をすることについて

(保健福祉局高齢障害部高齢施設課)

(保健福祉局長答弁)

引き続き、アンケートなどを通じ利用者のニーズを把握するとともに、地域に根差した各種事業や世代間交流事業、新たな講座等の充実に努めていきたいと考えております。
さらに、今後の高齢者数の急増を見据え、地域包括ケアシステムを推進する中で、生涯現役に向けた健康づくりや介護予防の取り組みを強化する必要があり、このような観点から、いきいきプラザ・いきいきセンターの事業の充実が図られるよう、千葉市社会福祉事業団とともに検討して参りたいと考えております。

(オ)地域のNPOや助け合いの団体との連携推進について

(保健福祉局高齢障害部高齢施設課)

(保健福祉局高齢障害部高齢福祉課)

(保健福祉局長答弁)

介護保険法の改正により、平成29年4月までに新しい介護予防・日常生活支援総合事業を開始することとされており、高齢者の生活を支える生活支援サービスの充実が課題となっております。
このため、地域における多様なサービスの担い手となる人材や団体を発掘・育成していくとともに、これらの担い手と、いきいきセンターとの連携について検討して参ります。

質問3 議案第168号 指定管理者の指定について(千葉市文化交流プラザ)

(ア)非公募の根拠として、千葉市公の施設に係る指定管 理者の選定等に関する条例第2条第3号を適用した理由について伺う。

(市民局生活文化スポーツ部文化振興課)

(市民局長答弁)

本施設のあり方については、3年間という短期間で検討する必要があることから、公募による指定管理になじまないものとして適用しました。

(イ)8階から10階を閉鎖することにより黒字転換は確実にできるのか、その根拠について

(市民局生活文化スポーツ部文化振興課)

(市民局長答弁)

指定管理予定候補者から提出された事業計画書の収支予算見積書や今までの徹底した経費削減努力の実績等を踏まえ、概ね収支のバランスが計られる見込みであります。

(ウ)前回の指定では、短期間の指定であり管理費不足分を市が負担したが、今回は管理費の不足は生じないか

(市民局生活文化スポーツ部文化振興課)

(市民局長答弁)

プール、トレーニング室及び温浴施設の閉鎖に伴い、光熱水費や設備維持管理費が軽減されることから管理費の不足は生じない見込みであります。

(エ)廃止された8階から10階は指定管理区域外となるのか、どの利用が想定され、なぜ指定管理区域とはしないのか

(市民局生活文化スポーツ部文化振興課)

(市民局長答弁)

平成26年第2回定例会において、平成26年度末をもってプール、トレーニング室及び温浴施設を閉鎖することとした千葉市文化交流プラザ設置管理条例の一部改正の議案が可決されたことから、8階から10階は指定管理の対象外となりました。
また、跡施設については、多額な費用をかけず現在の施設を有効活用することとして、文化芸術活動を支援する場などの暫定的な利用を検討しております。

(オ)購入してからわずかな期間で売却も検討しているということに対して購入したことの評価をどう考えているか

(市民局生活文化スポーツ部文化振興課)

(市民局長答弁)

本施設は、JR千葉駅前という恵まれた立地で、年間約40万人の利用者があり、中でも県内有数の音楽ホールにおいては、平成25年度の土日の音楽ホール利用率が93%に上るなど、広く市民に親しまれていることから、本施設が市の文化施策を進める上で重要な役割を担ってきたものと考えております。

質問4 議案第171号、議案第153号について
指定管理について(千葉市蘇我球技場ほか4施設)

(ア)厳正な選定評価委員会での結果なので審査そのものに問題はないが、指定管理の本質的な意味合いからすると本来の主旨以外で点差がついているがどうか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

蘇我スポーツ公園は、性格の異なる複数の施設を総合的に、かつ、長期間管理するものであります。
このことから本市としては、応募者の管理経験・実績が重要である、との選定評価委員会からの答申を踏まえ、施設の管理を適切かつ確実に行うことができるものと判断しました。

(イ)3者の共同事業体だが、大まかに千葉マリンが企画、日本メックスが建物管理、東洋メンテナンスがグラウンド・芝の管理を担うのか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

提案では、株式会社千葉マリンスタジアムが施設の統括管理や自主事業の企画、東洋メンテナンス株式会社がフィールドの芝生管理及び植栽管理、日本メックス株式会社が機械・電気設備などの維持管理を担うこととなっております。

(ウ)建物管理は、あまり大きな部分を持っているわけではないと思われるが、日本メックスという会社が入った理由は

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

今回の指定管理施設は、電気、空調設備を備えた大規模な複合施設であり、様々な施設管理の実績や経験が必要と考えております。
提案では、指定管理者の実績として、硬式野球場やテニスコートなどの運動施設の管理があり、また、全国500か所以上の施設管理実績があることから、今回の共同事業体に加わったものと思われます。

(エ)これまでもシミズオクト・東洋メンテナンス共同事業体が3施設の指定管理をおこなってきているが、25年度の収支状況はどうか。指定管理者に管理許可を与えて、指定管理者が行っている駐車場の収支の状況はどうか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

平成25年度のフクダ電子アリーナの収支ですが、駐車場を含め、2,662万円の黒字、フクダ電子スクエアの収支が643万円の赤字、フクダ電子ヒルスコートが330万円の赤字となっており、3施設合計の収支は、1,689万円の黒字となっております。
なお、駐車場単体の平成25年度の収支ですが、使用料収入が2,873万円で、管理許可使用料286万5,000円を含む支出が1,185万円で、収支は1,688万円の黒字となっております。

(オ)今回は5年間で上限7億5,000万円の債務負担行為が設定されるが、公募時の委託金額の上限はいくらだったのか、その積算根拠は何か

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

公募時の委託金額の上限額は、7億9,000万円であります。
積算根拠ですが、既存の4施設に、第2多目的グラウンド(北)を加えた施設管理費について、物価上昇に伴う経費の伸び率を考慮した金額から、伸び率を考慮した利用料金収入の金額を差し引いて算出しました。

(カ)公募時と比較し、委託金額が低くなっているが、市としてそれをどう評価しているのか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

共同事業体の中で検討し、提案してきた結果であり、委託料の削減の努力がみられます。
また、提案書の内容を見ると良好な管理運営を行う内容となっており、妥当な金額であると判断しております。

(キ)今回の指定管理の範囲は蘇我スポーツ公園の全体ではなく、公園の一部となっているが、なぜか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

蘇我スポーツ公園については、現在整備中であり、供用が開始されている施設及び今年度中に整備が完了する予定の施設を含めた5施設について、指定管理をお願いするものであります。
公園全体の指定管理者制度導入については、全体整備が完了する時点を見据えて、今後、検討を進める予定であります。

(ク)周辺部はこれまで同様公園管理事務所の管理となる。管理費はどの程度か

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

平成26年度の契約額で、1,342万円であります。

 

(ケ)予定候補者は、「有人による夜間警備、周辺植栽の日常管理等、蘇我スポーツ公園内の指定管理区域以外についても配慮があり、5施設を一体的に管理する視点での提案がなされている」とのことだが、管理事務所の経費減に結びつくのか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

公園緑地事務所が行う通常の管理に加え、夜間警備については、施設全体の安全確保の上から、夜間警備員を配置し、パトロール車両による巡回警備が提案されており、また、周辺の植栽などについては、施設一体と思われる場所について、美観を保つ管理をすることが提案されております。
通常管理に加えての提案ですので、管理事務所の経費節減には結びつきませんが、安全で安心な公園の管理につながるものと考えております。

(コ)大規模災害への対応について、指定管理者からどのような提案があったのか

(都市局公園緑地部公園管理課)

(都市局長答弁)

提案では、施設設備状況、立地条件、災害・犯罪などの様々なケースを想定した「総合的な危機管理マニュアル」と「個別危機管理マニュアル」を作成し、安全・安心の確保という責務を果たすと提案されていることから、本市としても確実に実施できるよう指導して参ります。

 

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