平成25年第4回定例会 一般質問

山田 京子

質問内容と回答を掲載しています。
   回答には簡単な質問内容も記載してあります。

質問内容

 

1.盲ろう者の参政権保障について

今年8月に幕張メッセで行われた全国盲ろう者大会では、盲ろう者の生の声を聞く機会を得ました。当事者から一番先に発言があったのは選挙のことでした。
たとえば投票所記載台まで通訳介助者を連れて行ける自治体と行けない自治体があることなど、盲ろう者が選挙しにくい実態が浮かび上がりました。
どんな人でも20才になれば参政権があります。全国に約22,000人いると言われている盲ろう者は、生活上の困難度が極めて高く、参政権が保障されていないことにもっと光を当てるべきです。

盲ろう者が選挙するには次のような困難があります。
一つ目は選挙の情報を得る困難です。
選挙公報は読めない。点字や録音が仮にあっても情報量は大変少ない。
選挙があることもわからない。
選挙カーが走っていても聞こえない。ポスターも見えない。
政見放送も聞けない、見られない。
二つ目は投票所での困難です。
受付でのコミュニケーションが困難。通訳の方法が個人個人で全く違う。
投票所に従事する係員の認識不足があると、通訳介助者の付き添いを認めてもらえない。
記載台に移動すること、記載台前にある候補者名を確認すること、書いた字が正しいか、用紙の枠内に上手く収まって書けたかを判断することが困難です。

そこで、
(ア)千葉市では盲ろう者の選挙情報の入手に関する対策、および投票所での支援に関する対策の現状はどうなっているか。また、今後の対応についてどのように考えているか伺います。 

(イ)そして、盲ろう者が投票する場合を想定して選挙事務従事者へどのような指導を行っているか。また、今後盲ろう者でも投票がスムーズに実施できるようどのような指導や配慮を行なおうと考えているか、お聞かせください。

 

2.香料による健康被害の防止について  

最近は強い香りを売り物にした、洗剤、柔軟剤、シャンプー、制汗剤、整髪料などが増え、コマーシャルの効果もあって若い人たちを中心に利用が伸びています。
その結果、においに関する苦情が各地であいつぎ、今年9月19日に国民生活センターは柔軟仕上げ剤の匂いに関する情報提供を行いました。
国内の柔軟仕上げ剤の販売量は2008年24.8トンから2012年26.0トンに増えており、2008年度の相談が14件、うち危害情報が3件だったものが、2012年度には相談65件、うち危害情報41件に増加しています。
8月末時点での比較でいうと、昨年33件だったものが、今年は38件、危害情報は昨年
19件だったものが今年は27件と増えてきています。
この数字は氷山の一角と思われます。
具体的には、柔軟仕上げ剤では、においで気持ち悪くなる、体調不良になる、咳が止まらない、頭痛や吐き気、食べたい気持ちがなくなる、などの症状があります。
また香料の健康被害の事例として、市内の高校に通う生徒が、ほかの生徒が使う汗のにおいを抑える制汗剤の影響で、具合が悪くなり、学校へ行けず、進級できるか心配しているということを聞きました。
そのような中、香料による健康被害で苦しむ患者や支援者の団体が、文部科学省に、「学校における香料自粛に関する要望書」を10月4日に提出したとのことです。11月6日づけで文部科学省学校健康教育保健管理係から「今後、国民生活センター等から情報提供があった場合には厚生労働省等関係省庁とも連携し、必要な対応について検討していく」との回答がありました。
強い香りがプライベート空間だけならよいのですが、学校や公共施設、交通機関、人の多い空間で有無を言わさずかがされることになれば、すでに化学物質過敏症等に苦しんでいる人は、ますますつらくなります。また、今まで、何ともなくても香料をきっかけに突然症状が出ることが懸念されます。また、特徴的なのは香りの強い製品を使う人は自分が加害者だと思っていないことであり、厄介な問題です。
さて、「香料の健康影響」というタイトルで元浜松医科大学の医学博士 渡辺和男氏は、
2010年に以下の内容を含む報告をだしています。
「香りの好みには個人差が大きい。香料は4000種類を超し、ぜんそくを誘発する物質から神経毒性や発がん物質までふくんでいる。ムスクは、血液脳関門を容易に通り、脳内に高濃度で残留し代謝も遅い。香料はアレルゲンとして働く。アレルギー体質でなくても香料にアレルギー様の反応が起きる場合が知られており、白血球に直接作用してヒスタミン放出を亢進させるメカニズムがある」と報告されている。
生体には細胞内から異物を排出する能力があるが、農薬やムスクによってその能力が妨害を受けることが知られている。合成ムスクは分解されにくく、下水処理場に入ったムスクの3分の1が未分解のまま放出される。ムスクは幼稚園やアパートの空気中からも検出され、低レベルではあるが、感受性の高い未熟児や、子ども、透析患者等への影響が懸念されている。

日本では香料が何種類入っていても香料と記載すればよいことになっているが、EUでは健康への影響が強い一部の香料の記載が求められている。
香料は法的に規制すべきであるが、実効ある法がない現状では公共の場等での香料使用は自粛すべきである。」以上のような記述があります。
いま出てきた「ムスク」というのはジャコウジカの生殖分泌腺を乾燥させて薄めてつくった香料ですが、動物保護などの理由で今はほとんど人工の合成香料です。合成ムスクは母乳中からも検出されているそうです。
煙草の煙も好まない人にとっては迷惑なものですが、こちらの方は、研究が進み身体への影響が証明され、分煙や禁煙で他者への健康被害を予防できるようになりました。
ところが香料は業界団体の自主規制しかなく、発症した人は、メーカーを訴えることも、使用者を訴えることもままなりません。今後よほど健康被害が拡大しないと規制がされないと予想され、大変忸怩たる思いです。未然に防ぐことが急がれます。
岐阜市では、化学物質による健康被害を防ぐさまざまな取組がなされており、2005年の議会質問をきっかけに214か所の公共施設に「香料自粛のお願い」を掲示しています。
その時の市民健康部長答弁では、「たとえわずかな人でありましても発症する方がおられるということであれば、市民のみなさんに対し、啓発やお願いをしていく必要があると考えております。こうした点から、健康弱者であります患者さんが集まるような病院をはじめ、学校や老人福祉施設等において香料などの使用を控えるような協力を施設管理者に対してお願いをしていくことも必要かと考えております。」とのべています。
まだ因果関係がわからないとか、国から通知が来ていないなど、言い訳をせず、たとえ少数でも目の前の市民が困っているのだからなんとか救おうという行政職員の持つべき大切な姿勢が表れていて、心打たれる答弁だと感じました。また、スクリーンにあるよう
に大阪狭山市、広島県安芸郡(あきぐん)海田町(かいたちょう)、県内では成田市、佐倉市、その他、いくつもの自治体で香料自粛のお願いが公共施設に掲示されていることを知っていただきたいと思います。
そこで
(ア)千葉市に寄せられた香料に関する相談にはどのようなものがあるか。
また、国民生活センターから、柔軟剤に関する情報提供がありましたが、それを各所管にどのように周知しているのか伺います。

(イ)最近目立って増えてきた、強い香料を含む商品の使用により健康被害が全国的に増えてきている現状について、市民の健康を所管する保健福祉局としてどう受け止めているか。
(ウ)また、今後、どのように対応しようと考えているかお聞かせください。

そして、こどもは特に、化学物質には敏感で、いまは何ともなくても、香料がきっかけで、体に異変が起きる恐れもあります。
(エ)アレルギー体質の子どもが増えてきている現状も踏まえ、千葉市の学校では香料による健康被害を防止するために何らかの対応を図っているでしょうか。
(オ)もしまだなら、学校では教職員、子ども、保護者それぞれに香料の自粛を求める対策を考えていただきたいと思いますがご見解を伺います。

 

3.若葉区の産業廃棄物処理施設について

若葉区の農村部では空き地があるがゆえに、ゴミの処分場がたくさん作られてきました。
産業廃棄物はどこかに処分しなければなりませんが、産廃施設は事業者が責任を持って、地元住民に悪影響が及ばないようにしなければなりません。
このたび、若葉区小間子町に安定型産業廃棄物最終処分場が計画されていると聞きました。
スクリーンで位置をご確認ください。八街市に接するところです。
安定型産業廃棄物というのは、廃プラスティック、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず及び陶器くず、ガレキくずで、石綿含有廃棄物も含まれます。これらを埋めたら半永久的にそこは掘り返さないことになるわけで、いくら腐らない物質だとはいえ、長い年月の間にはどんな影響があるかわかりません。地元にとっては心配の種です。
そこで

(ア)1つに、今回の産業廃棄物処理施設建設計画の経緯と概要について

(イ)2つに、これまで小間子町周辺では産業廃棄物の不適正処理を行った許可業者はあったのか。あったとしたらどのような不適正処理だったのか。

(ウ)3つに、近隣住民は飲み水に井戸水を使っているのか。今回の計画にあたり、業者は井戸水の検査を行っているか。行っているとしたら結果はどうだったか。

(エ)4つに、建設計画にあたり住民からはどんな意見が寄せられているか。

(オ)5つに、千葉市廃棄物処理施設設置等審議会からはどのような答申が出されたか。それを市はどのように活かしたか。

以上お伺いします。

 <2回目の質問>

1. 盲ろう者の参政権保障について

2年前の盲ろう者に関する私の一般質問で、千葉市内の盲ろう者の実態は把握しているのかと問いました。それをきっかけに視覚障害者手帳保持者と聴覚障害者手帳保持者の名簿を突合し、各区ごとに盲ろう者の調査を行っていただいたことは支援を進める大事な1歩だったと評価しています。

(ア)その実態調査結果をどう活用し、どのように盲ろう者の参政権の保障につなげていくのか伺います。

2.香料による健康被害の防止について

柔軟剤の香料については消費生活センターからはすでに情報が各局に届けられたとわかりましたが、各所管はそのままにしたのではないかと思います。
今後、消費生活センターには、さらに香料についての情報収集に努め、発信していただきたい。
香料による健康被害の防止の対応については、まず保健福祉局に問いかけましたが、市民への周知について検討してくださるとのことで期待しています。
また、教育委員会には教職員への研修で情報提供することや、保健便り健康便りなどで広報するとのご答弁をいただき、一歩前進と受け止めました。
確かに、香りは好みの問題もありますので、難しい課題だということは承知していますが、現につらい症状に悩む方が存在するのですから、少なくとも、そういう方が増えてきていることを職員にも市民にも知ってもらうことから始めていただきたいと思います。
また、病院ではいろいろな患者さんがおいでなので、香料に困る方と必要な方があるようです。しかし、愛知県のがんセンターでは院内あちこちに香料自粛のお願いを掲示しているそうですので、こういった先進事例も研究していただきたいと思います。
以前はたばこの煙がいやでも訴える側は少数派でしたが、今や多数派です。
社会の移り変わりとともに、何が優先されるのか、また、加害者と被害者の関係も変わってきます。香料に関する研究がさらに進み、公共的空間での自粛が広がり、健康被害が防止できるような社会になることを願うものです。

 

3.若葉区の産業廃棄物処理施設について 

先ほどのご答弁にあったように、この地で不適正処理がおこなわれています。

(ア)隣接する中間処理施設の残存物の処理・撤去にあたってそれが適正に行われているかの確認はどうするのか伺います。

(こうした施設では市が指導を行なっていたとしても、様々な問題が発生していたわけです。
事業者が示した計画では、ダンプ一台ごとに展開検査を実施するとのことですが本当にしっかり行われるのか、毎日職員が見に行くわけにはいかないので心配な面もあります。
また、事業者にはモニタリング結果をきちんと地元住民に示していけるのかも不安材料です。
仮に事業者が適正な作業を行っていても、夜間等に不法投棄される恐れもあります。

(イ)そこで今後市はこれらの懸念を払しょくするため、どのように指導や監視をおこなっていこうと考えているのか伺います。

<3回目意見・要望>

1.盲ろう者の参政権保障について

市内の盲ろう者の方からお聞きした、選挙に関する要望には、国に改善を求めなければ解決しないものもありましたが、「通知はがきや投票用紙が細字ばかりで困っている」「広報、投票用紙の拡大版、太字版が欲しい」等がありました。
これらは高齢者にも共通することではないでしょうか。
今後、高齢化で盲ろう者に近い状態になる人が増えることから、盲ろう者に対する参政権保障を考えることは、高齢者の参政権保障にもつながると考えます。
ぜひ、様々な盲ろう者本人の生の声を聞き、対応策を考えていただきたいと思います。
さらに、もうひとつの盲ろう者の不自由さは選挙活動ができないことです。
一般の健常者は、自分の支持したい候補者を応援することに何ら壁はありません。聴覚障がいの方は、でんわはできませんが、ハガキやパンフレットなどを使って支持を訴えることができます。また、視覚障がいの方は、文字は使えませんが電話で支持を訴えることができます。
しかし、通訳介助員は派遣活動中政治活動をしてはならないと、県の要綱で定められており、それが盲ろう者本人の選挙活動ができない要因になっています。
来年度から地域生活支援事業が県から千葉市に移ることになりますので、盲ろう者が選挙活動できるよう条件を整えていくことも今後の課題に加え、市として制度改正を検討していただくことを求めておきます。

  1. 若葉区の産業廃棄物処理施設について 

産廃処理施設予定地近くの住民の方にお会いしたところ、過去の業者とのやり取りの中でさんざんいやな思いをした、処理施設を作って欲しくないと言っておられました。
現段階ではすでに処理施設の変更許可が出されてしまっているので、今後、いかに業者が約束を果たしていくかをしっかりチェックする必要があります。
写真の左側をみると、処分場予定地の敷地の一部が、やや高くなっているのは、残土が運び込まれた可能性もあり、目が届いていない証拠だと感じています。
全量展開検査が本当に実行されるのか、パトロールは一日中張り付いているわけではないので、やはり心配です。気が付かないうちに安定5品目以外が入ってしまったということのないよう市としても厳しく監視していっていただきたい。
そして、審議会の答申にもありましたが、モニタリング実施や調査結果の住民への情報開示などを事業者にしっかり行わせていただきたいと思います。
若葉区には一般廃棄物も含め、最終処分場、残土の埋め立て場もたくさんあり、産業や、生活で出たごみの多くを引き受けている現状があります。
緑にあふれ、豊かな里山を持つ若葉区を、これ以上処分場銀座にしたくはありません。
千葉市の指導監視はとても厳しいのだと、業者に認識させておくことが、処理施設の安易な増加に歯止めをかけることになると考えます。
市にはなお一層の指導監視の充実を求め、わたくしの一般質問を終わります。

 

回答

 

質問1 盲ろう者の参政権保障について

(ア) 盲ろう者の選挙情報の入手及び投票所での支援の現状について、また、今後の対応について

(選挙管理委員会事務局)

(選挙管理委員会事務局長答弁)

盲ろう者の参政権保障についてお答えします。
はじめに、盲ろう者の選挙情報の入手と投票所での支援の 現状についてですが、本市ではこれまでの障害者対策の中で、盲ろう者に特化した対応は図っておりませんが、障害者への情報提供としまして、市長選挙では選挙公報の内容を点字や音声CDにしたものを配布しております。
また、市議会議員選挙につきましては、候補者が多いほか、
告示から投票までの期間も短いことから選挙公報の点字化が
困難なため、音声CDのみを配布しております。
投票所における支援としましては、受付に筆談を申し出やすいようにする「耳マーク」や、指を指すだけで投票に関するやり取りができるコミュニケーションボードを 用意し、障害をもつ選挙人でもコミュニケーションを取りやすくするようにしております。
投票所内でのご案内ですが、選挙人が投票用紙にご自分で記載できる方の場合には、事務従事者が付き添うようにしておりますが、常に介助者を必要とされる方に対しましては、投票管理者の判断により、介助者を投票所内へ同行していただいております。
なお、ご自分で投票用紙に記載できない方には、事務従事者による代理投票制度をご案内しております。
この外、投票所には、点字器や拡大鏡などの器具、点字版の氏名掲示や選挙のお知らせなどを備え付け、いつでも選挙人が利用できるようにしております。
次に今後の対応についてですが、市議会議員選挙におきましては、これまで配布している選挙公報の音声CDに加え、候補者の氏名、年齢、党派、肩書、経歴などを点字化した「選挙のお知らせ」の点字版を作成するとともに、音声CDをホームページに掲載することを検討してまいります。
また、全盲ろうの方を対象とした情報提供につきましては、特に専門的な知識を必要としますことから、今後関係部局の意見等を参考により良い方法を検討して参ります。

(イ) 選挙事務従事者への指導について、また、今後盲ろう者でも投票がスムーズにできるよう、どのような指導や配慮を行うのか。

(選挙管理委員会事務局)

(選挙管理委員会事務局長答弁)

次に選挙事務従事者への指導についてですが、投・開票事務従事者説明会の場におきまして、体の不自由な方及びその介助者への対応などの留意点を説明しております。
最後に、今後盲ろう者でも投票がスムーズにできるような指導や配慮についてですが、盲ろう者が安心して投票できる環境を整えるためには、どういった点に注意すべきかを盲ろう者団体等にも意見を伺いながら、検討して参りたいと考えております。
  以上でございます。

質問2 香料による健康被害の防止について

(ア)千葉市に寄せられた香料に関する相談にはどのようなものがあるか。また、国民生活センターから、柔軟剤に関する情報提供があったが、それを各所管にどのように周知しているのか。

(市民局生活文化スポーツ部消費生活センター)

(市民局長答弁)

香料による健康被害の防止についてのうち、所管についてお答えします。
  まず、消費生活センターに寄せられた香料に関する消費生活相談についてですが、「柔軟仕上げ剤のにおい」に関する相談が、平成23年4月から25年10月までに3件ありました。
相談内容としては、隣家の洗濯物の「柔軟仕上げ剤のにおいが気になる」、または、隣家から「柔軟仕上げ剤のにおいを指摘された」などとなっています。
また、国民生活センターからの情報としては、「柔軟仕上げ剤については、業界による表示の自主基準が設けられているが、においの種類や強さの感じ方には個人差があり、自分にとっては快適であっても、他人には不快に感じられる場合もある」とのことで、これらの情報については、庁内各局に庁内システムにより情報提供を行っているほか、ホームページにより市民へも周知しております。
以上でございます。

(イ)強い香料を含む商品の使用による健康被害の現状について
  どう受け止めているか

(保健福祉局健康部健康支援課)

(保健福祉局健康部健康企画課)

(保健福祉局次長答弁)

香料による健康被害の防止についてのうち、所管についてお答えします。
まず、強い香料を含む商品の使用による健康被害の現状をどう受け止めているか、についてですが、
香料は、様々な商品に使用されており、健康に与える影響との因果関係は必ずしも明らかではありませんが、国民生活センターへ体調不良等を訴える相談件数が増加しており、多くの方にこうした実態があることを知っていただくことが必要であると考えております。

(ウ)強い香料を含む商品の使用による健康被害の現状について
また、今後の対応について

(保健福祉局健康部健康支援課)

(保健福祉局健康部健康企画課)

(保健福祉局次長答弁)

次に、今後の対応についてですが、国の動向や他都市での取り組み事例等を研究した上で、市民への周知について検討して参ります。以上でございます。

(エ)学校では、香料による健康被害を防止するために何らかの対応を図っているのか。

(教育委員会学校教育部保健体育課)

(教育次長答弁)

香料による健康被害の防止についてのうち、所管についてお答えします。
まず、学校では、香料による健康被害を防止するために何らかの対応を図っているのかについてですが、現在のところ、対応は行っておりません。

(オ)学校では教職員、子ども、保護者それぞれに香料の自粛を求める対策を考えてほしいがどうか。

(教育委員会学校教育部保健体育課)

(教育次長答弁)

次に、学校での香料の自粛を求める対策を考えてほしいがどうかについてですが、香料による影響については、今後、情報収集に努め、各種研修会等で教職員に情報提供するとともに、子どもや保護者に対しては、必要に応じ、学校だよりや保健だより等で広報して参ります。  以上でございます。

質問3 若葉区の産業廃棄物処理施設について

(ア)産業廃棄物処理施設建設計画の経緯と概要について

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

若葉区の産業廃棄物処理施設についてお答えします。
まず、産業廃棄物処理施設建設計画の経緯についてですが、株式会社ティーワンより、千葉市廃棄物処理施設の設置及び 維持管理に関する指導要綱に基づく事前協議書が平成23年 10月に提出され、平成24年7月に事前協議を終了しました。
その後、同年11月に最終処分場の拡大についての変更許可申請書が提出されたため、廃棄物処理法に基づき告示・縦覧を行い、利害関係者からの意見を求めました。
また、平成25年2月より学識経験者で構成する千葉市廃棄物処理施設設置等審議会を3回開催し、平成25年5月に同審議会から答申を受けた後、同年7月に変更許可証を交付しました。
  最終処分場の概要ですが、安定型最終処分場であり、拡大部分の埋立面積は約1万9,000平方メートル、埋立容量は   約20万5,000立方メートルです。

(イ)これまで小間子町周辺では産業廃棄物の不適正処理を行った許可業者はあったのか、あったとしたらどのような不適正処理だったのか

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

次に、小間子町周辺で不適正処理を行った許可業者についてですが、当該最終処分場の隣接地において、産業廃棄物の中間処理を行っていた株式会社アイランドがありましたが、この中間処理場において産業廃棄物の過剰保管等があったことから、行政指導等を行い、最終的に平成19年8月に措置命令を発し、超過分の撤去を命令しました。
しかしながら、現在も一部、産業廃棄物が撤去されておらず、今回計画の安定型最終処分場の敷地の一角にも残置されている状況です。
  また、株式会社ティーワンに最終処分場を譲渡した株式会社大宝化研工業が、許可容量を超えて埋立を行ったことから、平成18年10月に改善命令を発し、超過分を撤去させ、平成20年4月に埋立終了となった事例があります。

(ウ)近隣住民は飲み水に井戸水を使っているのか
今回の計画にあたり、業者は井戸水の検査を行っているか、行っているとしたらその結果はどうだったか

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

次に、近隣住民の飲み水の使用状況についてですが、
処分場周辺においては水道が布設されておらず、飲料水及び生活用水を井戸水でまかなっております。
また、井戸水の分析結果についてですが、事業者より提出された資料によりますと、周辺民家7戸の井戸について冬季及び夏季の2回、地下水水質検査項目等について分析を実施したところ、3箇所で「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」が地下水の水質汚濁に係る環境基準を超過していましたが、それ以外の項目については全て基準を満たしておりました。
なお、基準を超過した要因としては周辺農地への施肥等による影響が考えられます

(エ)建設計画にあたり住民からどのような意見が寄せられているか

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

次に、住民からの意見についてですが、変更許可申請書の告示・縦覧を行い、住民から意見を求めたところ、合計20人より意見が寄せられました。
意見の内容は、地下水汚染の懸念、土壌汚染による農作物への影響、搬入道路の安全確保、放射性物質の混入不安などであります。

(オ)千葉市廃棄物処理施設設置等審議会からどのような答申がだされたか。それを市はどのように活かしたか。

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

最後に、千葉市廃棄物処理施設設置等審議会からの答申についてですが、生活環境への影響や低減対策を審査した結果、  当該事業計画の内容は概ね妥当であるという答申を平成25年5月にいただいております。
なお、留意事項として6項目が記されております。

一つ目として、全量展開検査の実施と適正な埋立管理をすること。

二つ目として、地下水等周辺の環境保全のために地下水観測井戸や浸透水採取設備からの水質についてモニタリングを実施すること。

三つ目として、維持管理計画に基づく調査結果を情報開示するなど地域住民との相互関係を良好に保つための努力をすること。

四つ目として、施設の稼働時だけではなく設置工事の際も 可能な限り環境への負荷を低減すること。

五つ目として、計画地に存在する廃棄物を適正に処理すること。

六つ目として、放射性物質に汚染された廃棄物が搬入されないよう配慮することでした。
これを最終処分場の変更許可の条件としました。

**** 2回目 ****

質問1 盲ろう者の参政権保障について

(ア)盲ろう者の実態調査結果を参政権の保障につなげることについて

(保健福祉局高齢障害部障害者自立支援課)

(保健福祉局次長答弁)

2回目のご質問にお答えします。
盲ろう者の参政権保障についてお答えします。
盲ろう者への実態調査結果を参政権の保障につなげることについてですが、本市では、平成23年度に、視覚障害と聴覚障害のそれぞれで、身体障害者手帳を取得されている方を対象に、世帯状況や利用しているサービスの状況、主なコミュニケーションの方法等について、聞き取りにより実態調査を行いました。
本調査により、盲ろう者の情報取得方法等について把握できておりますので、今後は、本情報を活用して、盲ろう者に選挙情報が適切に届く方法を検討する上で、選挙管理委員会に協力して
参ります。

以上でございます。

質問3 若葉区の産業廃棄物処理施設について

(ア)隣接する中間処理施設の残存物の処理・撤去にあたって、それが適正処理されているかの確認はどうするのか

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

若葉区の産業廃棄物処理施設についてお答えします。
まず、隣接する中間処理場の残存産業廃棄物の適正処理の確認についてですが、事業者が最終処分場計画地内の残存産業廃棄物の調査を行い、組成や堆積状況を確認します。
  その後、残存産業廃棄物の搬出に関する計画書を調査結果とともに提出させ、内容を確認します。
  また、搬出の際には、事業者は産業廃棄物管理票を発行する義務があることから、廃棄物処理法に基づく報告を求めることや、立入検査等を行い、搬出した産業廃棄物の処理状況を調べる ことで、市は適正処理されているかを確認します。

(イ)今後市はこれらの懸念を払しょくするため、どのように指導や監視を行っていこうと考えているのか

(環境局資源循環部産業廃棄物指導課)

(環境局長答弁)

次に、今後市はどのように指導や監視を行うのかについて ですが、最終処分場の建設開始後、職員による立入検査を頻繁に行い、申請どおりに建設されているかなどについて、厳格に検査、指導を行って参ります。
また、稼働後、適正な管理運営などを確認するため、職員による平日及び休日の監視パトロールを強化するとともに、職員の対応できない平日夜間の時間帯や休日について、民間警備会社委託監視パトロールの強化地点として位置付け、365日、監視を行っていく予定です。

以上でございます。

 

 

ページTOPへ戻る