意見表明

山田京子

 

市民ネットワークの山田京子です。
会派を代表し、平成23年度決算議案を認定する立場から意見表明を行います。

市民ネットワークは市民参加と情報公開による街づくりを活動の柱にしてきたことから、今回の決算においては、財政面に加え、市民への情報開示、市民意見の反映、市民参加、人権の尊重、街づくりなどの観点から審査をいたしました。その結果、まだ不十分なところはあるものの、その方向性はあると認識し、決算を認定することにしたものです。

財政再建においては、事務事業の見直し、公共料金の改定、市債発行の抑制、公的資金の繰り上げ償還をはかったこと等により、実質公債費比率が25%を確実に下回る見込みとなったこと、また、実質収支については市債管理基金からの借り入れを回避し、16億9000万円を確保できたことで、ホッと一息ついたといったところでしょうか。
しかし、これも、交付税190.6%増の影響が大きいことは否めません。努力と運の半分ずつだったということで、今後も気を引き締めて財政再建に努めていただきたいと思います。

防災については震災の教訓を踏まえ、防災行政無線の設備改修などハード部分については少しずつすすんでいると思いますが、市民の組織作りなどソフト部分は、1年ではなかなか進まないものです。特に要援護者対策を今後急いでいただきたい。

放射能対策については、線量の測定について、取り組みが足りないという市民からのご批判を受け、年度後半には対応が進んだところですが、今後も市民からの声に真摯に耳を傾けて対応をはかって欲しいものです。

市税については、徴収率を上げるため、各種の取り組みを実施し、前年度比、0.5ポイントアップの93.2%としたことは前進です。
特に現年度分未納者に対する初期対応は、今後も続けていただきたい事ですが、滞納繰り越し分については、腰を据えた取り組みが必要です。

子育て関連では、通院医療費の助成対象を就学前から小学校3年生まで引き上げたこと、また、年度末には、待機児童となる見込みの家庭に対するきめ細やかな対応で待機児童の解消がはかられたことは評価するものです。

国民健康保険については、引き続き繰上充用となったことは残念です。国への財政支援も要望していますし、24年度は一般会計からの赤字補てんも行うとのことですが、アクションプランの着実な実施と共に、繰り入れ規模の妥当性を検討すべき時期に来ているかと思います。

病院局が開設され、地方公営企業法全部適用が開始されました。経営改善に取り組み始めたことは評価し、看護師の確保が課題との事ですので、女性にとって働きやすい環境づくりに努めていただきたいと思います。
さて、熊谷市長にとっては4年間のまとめの時期です。これまでの課題を整理しつつ、事業の仕上げに励んでいただくよう期待して意見表明を終わります。


 

close