平成24年第2回定例会 議案質疑

山田京子

質問1.議案第72号 専決処分について
(平成24年度千葉市国民健康保険事業特別会計補正予算(「第1号」)

平成23年度の国民健康保険事業会計においては前年度に比べ、単年度では実質的な収支不足はある程度は改善されたものの、決算の見込み額では、歳入は872億9289万円、歳出991億4289万円となり、118億5000万円の累積収支不足が見込まれることから、平成24年度予算を増額補正し、繰上充用するとのことです。

平成22年度においては、政令市の繰上充用は千葉市を入れて7市あり、たとえば大阪は約252億と、千葉市を上回る額となっていたと聞いています。その後1年たちましたが
 (1)平成23年度における他政令市および全国市町村の国保事業の繰上充用の状況について伺います。
平成22年度、政令市国保事業の実質収支比率の最高は103%、最低は93.5%、政令市平均は97.6%となっていました。千葉市は94.1%で政令市19市中17位。差が3.5%もあります。
 (2)平成24年3月に策定された千葉市国民健康保険事業財政健全化に向けたアクションプランでは、少なくとも政令市平均まで実質収支比率の改善を目指すとしていますが23年度はどうだったのか伺います。
(3)実質収支比率が1.9ポイント向上した要因についてどうとらえていますか。
(4)徴収対策の強化をしたとのことですが、どのような取組みを行ったのか伺います。
(5)22年秋から動き出した市税等納付推進センターの23年度の成果について具体的にお聞かせください。
(6)最後に今後の国保事業の収支改善に向けての見解を伺います。

質問2. 議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算中
千葉市東日本大震災復興基金積立金について
 議案第76号 千葉市東日本大震災復興基金条例の制定について

千葉県の「がんばろう!千葉」市町村復興基金交付金を積み立てる基金を設置するとのことです。24年度の千葉市への交付予定額は1億3400万円です。
(1)「がんばろう!千葉」市町村復興基金交付金の主旨とはいったいどのようなものなのでしょうか
(2)定被災地方公共団体である9県へ1960億円が特別交付税により措置されますが、千葉県は県内各市への配分をどのような基準で行うのでしょうか
(3)配分の基準を決定するにあたって、千葉市への意見照会はあったのでしょうか (4)千葉県では、全市町村への配分となりますが、他県はどのような配分を行うのでしょうか

千葉市は基金を創設しようとしていますが、県内他市でも基金を作らず今年度中に活用する自治体もあると聞きます。こういった交付金は、本来必要とされるところへ配分されることが重要です。
(5)千葉市が基金を創設する意図と、基金の今後の使い方と、その使い方の決定はどのように行うのか伺います。
(6)千葉市の地震の被害は美浜区の液状化被害が最も深刻であったわけですが、液状化被害を受けた方たちの支援への活用は可能なのでしょうか。

質問3.議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算のうち
液状化対策推進事業について

地震被害から1年3カ月が過ぎようとしています。液状化により著しい被害を受けた地域において、再度の災害発生を抑制するため、道路・下水道等の公共施設と隣接宅地などの一体的な液状化対策を推進する「市街地液状化対策事業」が復興交付金の基幹事業として位置付けられています。
これまでも地域住民への説明会を数回にわたって行われてきていますが、地域住民の関心は、工事の工法・費用とスケジュールに集中しているのが実情です。
(1)補正予算については、美浜区の地層がかなり複雑であるために、新たなボーリング調査によって工法と事業費の精査をするとのことですが、美浜区の地層はどのようになっているのでしょうか。
(2)補正予算額8000万円について、これで充分可能な調査を行うことが出来るのか根拠をご説明ください。
(3)これまでも被害地域には様々な建築物が建設されてきていますが、その際ボーリング調査なども行われてきたはずです。地層の状況は把握できていなかったのか、もっと早く調査にかかれなかったのか、伺います。
(4)現在のところ、どのような工法が候補として挙がっているのか、それぞれの工法の実績はどのようなものなのか、ご説明ください

復興交付金基幹事業の中での市街地液状化対策事業ですが、この制度の中では国2分の1地方2分の1の基本国費率となっています。また地方負担には別途軽減措置が取られていますが、住民の負担への措置は含まれていません。しかしながらいずれの工法もかなりな費用負担が想定されるものです。
3000平米以上で、区域内宅地の3分の2以上の同意が必要で、同意を得るのもかなり厳しいことが予想され、地域住民からは道路だけの地盤改良でも良いのでは、との意見もあるようですが、市としては「道路のみの対策はあり得ない」とされています。
ならば、住民の方の同意を得るためにも個人負担の軽減策は重要です。
(5)この制度の中でどのような個人負担軽減のための工夫の可能性があるのか伺います。
(6)現状ですでに独自で家屋の建て替え、液状化対策を済ませたお宅もあるように聞きますが、どの程度の方が行っておられるのでしょうか
(7)補正予算成立後のスケジュールについて伺います。

質問4.議案第75号 平成24年度千葉市一般会計補正予算中
衛生センター設備機器修繕に係る和解金について 
 議案84号  和解について

千葉市村田町にある衛生センターは市内のし尿及び浄化槽汚泥を搬入し、ゴミなどを取り除く前処理を行ったのち、全量を下水道処理施設である南部浄化センターに送っている施設です。この施設において、昨年7月25日付で水ing株式会社と1社随意契約によりプラント設備等修繕の請負契約を4935万円で締結しましたが、本来なら競争入札によらなければならない設備修繕を含んで発注したとの事です。
その後、相手方は本件修繕を完了しましたが、本件契約を無効として千葉市が相手方に本件修繕の出来高払いの金額3500万円及び税175万円を含む3675万円を支払い、和解するとの事です。
(1)本事案は、裁判に持ち込まれたというわけでないので、「和解」という言葉に違和感をもつのですが「和解」という形をとった理由についてご説明をお願いします。
(2)入札すべき修繕とはどのような修繕だったのか具体的にお示しください。
(3)これらの修繕は前年度から計画され予算化されていたのでしょうか
(4)修繕はあらかじめ予定されていたのですから、緊急性があるとも思えませんが、当該職員はなぜ随意契約を選んだのか、当該職員からの聞き取りの中でわかったことについて伺います。
(5)随意契約と、分離発注を比べた場合、手続きや修繕完了までの期間にどのような違いがあるのでしょうか
(6)告発がなければ今回の不正の発見が遅れた可能性があると思いますが、もっと早く不正を発見できる仕組みはなかったのか伺います。
(7)この事案が生じた組織的要因について市としてはどのように考えているでしょうか
(8)今後の再発防止に向けてどのような対策を講じようと考えているかお聞かせください。

質問5.  議案第82号 財産の取得について(野呂調整池)

平成14・15年度に財団法人千葉市都市整備公社が整備した若葉区の野呂調整池のうち、平成14年度に整備した10500平方メートル部分を3億1728万4542円で取得するものです。
(1)調整池は、大雨による浸水被害を軽減するためのものです。調整池及び排水管整備によってどの程度被害が軽減されたのか伺います。
(2)この事業の全体を把握したいと思いますので、野呂調整池および排水管の整備に関して、これまでにかかった用地費工事費はいくらか伺います。

合計すると20億8800万円かかったということがわかりました。
(3)今後の買い戻し計画と新たな調整池整備についての見通しについてお聞かせください

ありがとうございました。
ただいまいただいたご答弁や明日からの各常任委員会での議論を参考にしながら各議案について検討を深めて参ります。以上で市民ネットワークの議案質疑を終わります。
ご清聴ありがとうございました。