平成23年第4回定例会 一般質問

 

質問1 盲ろう者への支援について

(1)千葉市内に何人盲ろう者がいるのか、盲ろう者がどのような暮らし方をしているのか、実態を把握しているのか

(保健副祉局長答弁)

はじめに、盲ろう者への支援についてお答えします。
盲ろう者の人数と実態の把握についてですが、
身体障害者手帳所持者の状況から、視覚と聴覚の重複障害がある方は、現在46人で、このうち、通所リハビリテーションなどの介護保険サービスを利用している方が13人、居宅介護などの障害福祉サービスを利用している方が10人おります。
この中には、障害の程度が最も重い視覚障害1級と聴覚障害2級が重複している方が4人おり、うち1人は単身者ですが、他の3人は家族と同居しております。

 

 

質問2 子どもたちへのいのちの教育について

(1)子どもたちへの「いのちの教育」の必要性と効果的な時期、取り組み内容についてどのように考えているのか

(保健福祉局長答弁)

次に、子どもたちへの「いのちの教育」についてのうち、所管についてお答えします。
まず、子どもたちへの「いのちの教育」の必要性と、効果的な時期、取組み内容についてですが、「いのちの教育」は、いのちの大切さや自分が大切な存在であることなどを学習することで、自己や他者の命を尊重する心や、思いやりの心を育み、大人への成長に向けて人間性と社会性を獲得するための、重要な教育であると考えております。
特に、性ホルモンによって男性と女性の違いがはっきりしてくる中学生の時期は、急激な身体的変化と精神的発達のアンバランスにより、死を考えたり、暴力や大人への反抗など問題行動につながることも多く、この時期に、乳幼児との触れ合いや、思春期の特徴を学ぶ、ふれあい体験学習や思春期教室を行うことは、効果があると考えております。

(2)平成19年度以降のふれあい体験学習・思春期教室の実施状況について

(保健福祉局長答弁)

次に、平成19年度以降のふれあい体験学習・思春期教室の実施状況についてですが、ふれあい体験学習は、保健師と助産師などが講師となり、  2〜3回を1コースとして、乳幼児の触れ合いなどを実施して おります。
平成19年度は延べ6回、同じく20年度10回、21年度6回、昨年度は10回開催しております。
思春期教室は、主に助産師が講師となり、「思春期の心と体」「命の尊さ」などをテーマに講演しており、平成19年度は9回、20年度8回、21年度13回、昨年度は11回開催しております。

(3)未実施校への働きかけと、その効果について

(保健副祉局長答弁)

次に、未実施校への働きかけとその効果についてですが、
未実施校への働きかけは、中学校長研修会や各区健康課と養護教諭の連絡会などにおいて、事業内容と成果を説明し、実施の協力を依頼しました。
また、民生委員児童委員協議会を通じ、地域の協力を頂く取組みも行って参りました。
こうした取組みの結果、実施校の数は、57校中、平成19年度末の38校から、平成22年度末には49校に増加してきております。

(4) ふれあい体験学習や思春期教室の後も自主的に実
施している学校を把握しているのか。また、増えてい
るのかについて

(教育次長答弁)

  子どもたちへのいのちの教育についてのうち、所管についてお答えします。
先ず、思春期教室などを自主的に実施している学校数についてですが、
現在、23校で実施しており、増加傾向にあります。

(5)心の教育、いのちの大切さを学ぶ機会がぜひ必要と思
うが、ふれあい体験学習を活かすべきではないか。

(教育次長答弁)

次に、ふれあい体験学習を活かすべきではないかとのことですが、
学習指導要領の道徳教育の内容には、小学校1・2年生から中学校にいたるまで、その発達段階に応じて、生命の尊重について、すべての教育活動を通して取り上げるように示されております。
これを受け、各学校には、教科等での指導はもとより、道徳教育の充実を図り、心の教育、自他の生命を尊重する学習を推進することを、指導しております。
なお、心の教育、いのちの大切さを学ぶ学習の充実を図るため、種々の体験学習活動などについて、今後検討して参ります。

(6)新世紀ちば健康プランにおける10代の望まない妊娠を減らすことや性感染症について知り、感染を防ぐとの目標をどのような方法で達成しようとしているのか

(保健福祉局長答弁)

最後に、新世紀ちば健康プランにおける思春期分野の目標 達成の方法についてですが、同プランは、平成21年度に中間評価を行いました。この中で、10代の妊娠中絶件数は、平成12年の253件から平成19年は149件と減少しており、引き続き、より一層の減少を目指すこととしております。
また、「性感染症について知り、10代での感染を防ぐこと」については、新たに、高校生を対象に正しい知識の普及を行うことを指標とし、保健所でエイズ相談を行っている臨床心理士を高校等に派遣し講演を行っております。
今後も、思春期の子ども達を対象とした各種事業を充実しながら、目標の達成に努めて参ります。

(7)中学校の家庭科で行われている幼児とのふれあい体験を「ふれあい体験学習」と組み合わせることで効果が高くなることも予想されるが、連携して工夫することは考えているか。

(教育次長答弁)

最後に、中学校家庭科の幼児とのふれあい体験を、「ふれあい体験学習」と組み合わせることについてですが、 新学習指導要領技術・家庭編には、「家族・家庭と子どもの成長」の内容において、「幼児と触れ合うなどの活動を通して、幼児への関心を深め、かかわり方を工夫できること」と示されており、本市においては幼稚園や保育所等と連携するなど工夫を凝らした取組みが予定されております。
来年4月の実施に向けては、学習目標を明確にした上で、効果を高める指導の在り方について検討しております。

 

質問3 夏期に市内に飛散する粉塵について

(1)黒い粉塵等による生活被害について、同様の指摘がいつ、どのような地域から届いているのかについて

(環境局長答弁)

 夏期に市内に飛散する粉塵についてお答えします。
まず、黒い粉塵による生活被害について、同様の指摘がいつ、どのような地域から届いているかについてですが、今年度、黒い粉塵の相談は、6月に中央区問屋町及び中央区葛城、7月に中央区神明町及び若葉区高品町、9月には、中央区南町の市民から寄せられております。

(2)その指摘に対して、現地調査、粉塵の分析調査等は  行ったのかについて

(環境局長答弁)

 次に、現地調査、粉塵の分析調査等は行ったのかについて  ですが、
若葉区高品町及び中央区南町の相談者の方から、現地で聞取調査を行った際に、海側からの強い風が吹くときに臨海部に立地している工場から飛来しているのではないかとの指摘を頂きました。
本市では、臨海部に立地する工場に対し、粉塵が発生すると推測される施設に散水の強化を徹底するよう指導しました。
また、粉塵の分析調査については、中央区寒川町や稲毛区  宮野木町など市内9か所に設置している降下ばいじん採取器で採取したばいじんを分析しており、その結果、寒川町や末広などで、他の地域に比べて、鉄分などが高くなる傾向にあり、特に春から夏にかけては顕著となっております。

(3)ぜんそくの発生状況との関連性についての知見及び調査の予定について

(環境局長答弁)

 次に、ぜんそくの発生状況との関連性についての知見及び 調査の予定についてですが、粉塵の中でも、直径2.5マイクロメートル以下の    「微小粒子状物質」いわゆるPM2.5は、粒子が小さく肺の奥にまで達するため、肺がんや不整脈、ぜんそくなどの重い健康被害につながる可能性があるとされ、平成21年9月に 環境基本法に基づき環境基準が設定されるとともに、大気汚染防止法による大気の常時監視項目に追加されたところです。
このため、22年度及び今年度で市内6か所にPM2.5の測定器を整備したところであり、今後、さらに測定機の追加整備及び発生源への対策等のため、成分分析調査について検討して参ります。

(4)今ある情報の範囲での原因と対応策について

(環境局長答弁)

最後に、今ある情報の範囲での原因と対応策についてですが、
原因をただちに特定することは難しいと考えておりますが、相談者から指摘のありました臨海部に立地する工場に対しては、集じん装置の確実な稼働や強風時における散水の強化等を徹底するよう指導するほか、立入調査を実施し、その状況を確認  するとともに、来年度には原因を究明するための調査・検討を行って参ります。

 

 

 

 

 

質問1 盲ろう者への支援について(2回目)

(1)盲ろう者への支援の必要性についてどのように考えているのか。荒川区のように、まず、当事者がどんなことに困っているか、何を必要としているのかを把握するため、訪問調査を行ったらどうか

(保健福祉局長答弁)

2回目のご質問にお答えします。
はじめに、盲ろう者の支援についてお答えします。
まず、支援の必要性と訪問調査についてですが、盲ろう者の方に対しては、視覚と聴覚の障害が重複しているという障害の特性や程度に応じた支援が必要となりますが、対象となる46人のうち、23人の方が、介護保険や障害福祉のサービスを利用されていないことから、訪問調査を行い、その把握に努めて参ります。

(2)通訳介助者の養成、盲ろう者本人の自立と社会参加のための研修、市民への理解を求める取組みが必要と思うがどうか

(保健福祉局長答弁)

次に、通訳介助者の養成、本人への研修、市民への理解を求める取組みについてですが、市内のNPO法人「千葉盲ろう者友の会」が、通訳・介助者の養成研修や、コミュニケーションを図るための指文字、指点字などの学習会を行っておりますので、同会と連携を図りながら、盲ろう者への支援を行って参ります。

 

質問2 子どもたちへのいのちの教育について(2回目)

(1)中学校での思春期教室やふれあい体験学習の全生徒の
受講若しくは思春期教室の全校での実施について 
  
(保健福祉局長答弁)

最後に、子どもたちへの「いのちの教育」についてお答えします。
中学校での思春期教室やふれあい体験学習の実施についてですが、
「いのちの教育」は、全ての子どもに必要な教育であることから、教育委員会との連携の中で、学校が自主的に行う取組みを含め、事業の拡大に努めて参ります。