1、動物愛護について

常賀かづ子

環境省では毎年、動物愛護を推進するためのポスターを作成し、各自治体に届けているとのことです。昨年は「動物の遺棄、虐待は犯罪です」今年は「殺処分」に関するポスターで人気グループEXILEが起用されています。目にしたことはあるでしょうか。
さて、平成18年10月環境省からの「動物の愛護および管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」の中で、都道府県・政令市・中核市が実施している犬・猫の引き取りを平成29年度までに半減させ、殺処分率を減らすため返還・譲渡を進めるようを求めています。
千葉県では指針に基づき平成20年3月「動物愛護管理推進計画」を策定し、今後10年のうちに到達すべき目標、実施すべき施策を明確にしています。 千葉市においても、動物愛護行政の明確な方向性を示し、目標を掲げて、市民や関係機関と共に推進していく必要があると考えます そこで伺います。

平成20年度の犬・猫 それぞれの収容・引き取り・返還・譲渡・殺処分数をお示しくだい。
またここ数年の傾向についても伺います

平成19年から、譲渡については協力者すなわちボランティアを受け入れていますが、ボランティア数、それによる効果を具体的にお示し下さい。

今後の取り組み(ボランティアの受け入れについて)、また課題などあればお聞かせ下さい。

先日、兵庫県尼崎市の犬繁殖業者が狂犬病予防法による登録やワクチン接種をせずに、約200匹の犬を飼育していることがわかりました。この業者は動物取り扱い業者の登録はしているものの、10匹以上の集団飼育で必要な自治体の許可は受けていなかったとのこと。また市は違法状態を知りながら過去5年間に渡り、売れ残りの犬を引き取り 年50匹以上殺処分していたことが報道されました。大量繁殖やインターネット販売、悪質なペットショップの問題が跡を絶ちません。
さて、動物取り扱い業者が登録制になりましたが、現在の登録件数。監視指導はどのような体制、頻度で行っているのか。指導しても改善されない場合の対応についても伺います。

市民が犬やねこをペットショップなどから購入する際、適正な飼い方について充分説明するよう業者に指導しているのか伺います。

センターには負傷した動物、遺棄された動物、引き取られた動物が収容されていますが、どのような状態で飼育されているのか、問題はないのか伺います。

負傷や病気の場合の処置はどのようにされているのか伺います。

動愛法に基づく動物愛護推進員が6月に県より委嘱されたとのことですが、市内に何人おられるのか。

具体的にどのような活動をされるのか。市民はどのようにその存在を知りうるのか 伺います。

千葉市において、これまでどのような視点で動物愛護を推進してきたのか。さらに今後千葉市の動物行政の進むべき方向性についてお示しください

猫についてです。全国的にも猫の問題で苦慮している自治体が多いようです。千葉市でもセンターに寄せられる猫に対する苦情は平成19年度546件、平成20年度606件と年々増えており、その多くはふん尿や鳴き声とのことです。猫が好きな人ばかりではないわけで地域の中でトラブルが絶えないようです。
今回質問するに当たり地域の中で活動している猫のボランティアの方々にお会いし実情を伺ってきました。27匹もの猫が河川敷で遺棄されていたということを伺い、早速現場に行ってきました。ブリーダーによるのではないかとされる子猫17匹、成猫11匹。すでにボランティアの手により保護され、順次里親募集もされているとのことで一安心でしたが、近隣の集合住宅では猫によるトラブルも多く、猫への虐待もあり頭を悩ませているとのこと。
また公園で遺棄されている猫の世話している方にもお会いし活動の様子を見てきました。ボランティアの方は、公園で遺棄された猫にエサをあげながら保護し、不妊・去勢手術をして公園に戻し、餌や糞の始末など清掃活動をきっちりしながら公園で世話しているとので、ボランティアの方によって活動は様々なようです。
またかわいそうだからと餌やりをしている方には、粘り強く話しをして手術をするなど苦情が出ないような活動もしているそうです。 繁殖制限をしながら活動し、猫を減らし地域の問題を解決するために行っているそうですが、長年活動している地域であってもなかなか理解されず、誤解も受けやすく、大変苦慮されているとのことです。このような事例のほかにも多くの方がそれぞれ個人やグループで活動されていますが、遺棄された市の多くの猫たちの命がこの活動により救われていることはまぎれもない事実ですし、センターへの苦情件数が減り、子猫の引き取り、さらには殺処分数も減ることになる有意義な活動であると考えます。

市の動物愛護の推進に大きく関わっているこの活動に対し、市ができうる支援は何か見解を伺います

さて、殺処分数をさらに減らすためには、不妊・去勢手術の徹底です。千葉市では平成19年度より猫の助成費用の枠を増やしたことに対し評価するものです。しかし福岡市や京都市では一歩進んだ取り組みを始めました。猫のトラブルを防ぎ殺処分数を減らすため、住民有志がルールに基づいて世話をしている「地域猫」にかぎり、福岡市は市の動物管理センターが、また京都市では獣医師会の協力を得て無償で不妊・去勢手術をする取り組みを始めています。

千葉市においてもセンターには手術室もあり、獣医師もおられることから福岡市のようにセンターで不妊・去勢手術をするお考えがあるか見解を伺います。

不妊・去勢手術の必要性を周知徹底するには広報が重要であると考えます。ポスターの作成や、市政だよりで特集を組むなど一歩踏み込んだ施策は考えられないでしょうか。

千葉市では平成20年度、飼い主のいない猫の多い地区を選定してモデル事業を実施する予定でしたが実現に至りませんでした。その理由は何か伺います。

また、今回新たにモデル事業を始めようとしていますが、どのような地域なのか、選定した理由はなにか あわせて進捗状況もお聞かせ下さい

2、稲毛区のまちづくりについて

1)稲毛駅周辺のまちづくりについて

稲毛駅は利用者が5万1,000人と市内で3番目に多い駅です。 平成15年、稲毛駅で朝夕の通勤通学時間帯の交通混雑を緩和するため社会実験をし、その結果をもとに改良工事が行われ平成17年に運用開始されました。平成18年3月には交通環境調査が行われ、一連の整備により一定の効果があったものの新たな課題が発生したとのことでした。 運用開始された平成17年以降稲毛区は新たに建てられた高層マンションや稲毛北区画整理事業の影響で、人口が18年4月から21年度4月までに3%約4,500人増えました。バス路線は平成18年から2路線増え18路線。また便数も6%増え、駅構内はますます車や人であふれかえり雨の日はいうまでもありません。

平成18年調査時に発生した新たな課題とはどのようなものだったのか。現時点までにその課題は解消されたのか。今後どのように対応するのか、伺います。

稲毛駅の放置自転車については、21年度は20年度と比べやや減少しているとのことです。現在、放置自転車追放指導員は月曜から金曜の午前7:00〜11:00と緊急雇用を活用して月曜から土曜の午後1:00〜5:00の時間帯で指導しているとのことですが、指導員がいない夜や日曜日など駅周辺を歩いてみると、相変わらず乱雑に置かれており、減少しているとはあまり思えません。

市長のマニフェストにもありましたが、日曜日や祝祭日の放置自転車対策について、今後どのように取り組んでいかれるのかうかがいます

さて自転車利用者は、ドアツードアが当たり前なことから、駅前の銀行や商店を利用する際、駐輪場までいくことなくそれぞれの店舗前に置き、用事を済ませたいと思うようです。視察で行った福岡市天神で違法駐輪対策として、参加商店の特典がついたチュウリンクーポンを発行したそうですが、利用者はあまり延びずやはり苦慮されているようです。
店舗により路上駐輪の多くなる時間帯が変わると思いますが、各店舗の路上駐輪に対する適切な対応と駐輪スペースの確保が求められます。それぞれの店舗へはどのようにアプローチしているのか。稲毛駅周辺での課題は何か、今後の対策についても見解を伺います 。

駅前や周辺歩道で人ごみの中を自転車から降りないで走行している利用者を頻繁にみかけます。事故やトラブルにならないことを願うばかりです。ここ数年交通事故全体に占める自転車事故の割合が増加しているとのことですが、警察に届けない軽微な接触事故も多くあると思われます。自転車利用者も事故を起こした場合には刑事罰の他、損害賠償等の民事責任を負うこともあるとのことです。歩行者・自転車が安全に利用できる駅前の環境整備をするとともに、自転車利用に関するルールの周知徹底とマナーの普及啓発が求められます。
千葉市においては、警察や市で盗難、放置、乗り方のキャンペーンを別々に行っていると聞きますが、所管課を越えて一体的に実施することでより効果的な施策となると考えますが見解を伺います。

次の質問は土地利用について JR稲毛駅周辺地区30haが、千葉市都市再開発方針に基づき「二号再開発促進地区」に指定され、再開発の可能性やビジョンについて検討をおこなってきたとのことですが、平成18年に都市計画の変更により「誘導地区」になりました。

「二号地区」から「誘導地区」に変更された経緯について伺います。

稲毛駅とくに東口は駅前に空間がなく、市民の交流活動の場がありません。駅近くに建設された37階の高くそびえ立つプラウドタワーには公開空地が設けられ、板張りのちょっとしたステージがあり、イベントやオープンカフェができるぐらいの広さがあります。 さて、稲毛駅の近隣に、広大な土地が2箇所あります。一つはアルコール工場の跡地で、現在更地状態で近隣の方が「何になるのだろうか」と気をもんでいるところです。一方、千葉よりの線路沿いにある日本たばこ産業の倉庫は、稲毛駅側からみるとちょうど新港横戸町線のあたりまでの細長い土地です。近い将来この土地は利用転換するとの声も聞こえてきています。

稲毛駅から極めて近い場所であり、これらの大規模な工場跡地2箇所について、市として将来の土地利用のあり方をどのように考えているのか見解を伺います。

「緑と水辺の基本計画」によると 稲毛区の緑被状況は昭和19年に比べ平成2年には目に見えて減少し、現在はさらに減少していると思われます。というのもここ数年で稲毛北区画整理事業や穴川マンション開発、萩台ゴルフ練習場建設、園生の森南側宅地開発などで多くのまとまった緑が削り取られてしまったからです。 稲毛駅周辺をみると、稲毛東のアルコール工場跡地から小仲台まで続く緑。鉄道や道路によりところどころ分断されていますが市街地の緑として貴重なものです。

駅周辺の緑地の特性や課題について、市はどう捉えているのか見解を伺います。 

平成18年第3期稲毛区民懇話会から「緑の積極的保全」と題して報告がなされていますが、駅周辺の緑の保全についてはどのような提言がされたのか。それに関して市として調査・検討されたのか 伺います。

とくに小仲台7丁目の斜面林の保全についてこれまで市民からどのような意見や働きかけがあったのか伺います

現在稲毛区内に残る斜面林について、まちづくりにおけるランドスケープ(景観・風景など)の視点から重要性や効果をどう評価しているのでしょうか

斜面林の管理における課題と対策についてどのように考えているのか見解を伺います

2)小中台保健センター跡利用について

センターの跡利用が「地域福祉活動の拠点」として明確に示されたのは今回が初めてであり、稲毛区地域福祉計画のなかでもセンター跡施設を居場所として取り上げていることから評価するものです。子どもから障がいを持っている方、高齢者まで利用でき、「子どもルーム」としての活用、駐車場のスペースは保育所として活用することも示され、縦割りではない横のつながりも期待できそうな 今までにない自由な発想の施設運営が望まれます。また立地的にも稲毛駅から歩ける距離にあり、気軽に立ち寄れる場所として多いに期待されます。

管理運営について、どのようなに考えているのかうかがいます。

地域のニーズに沿った福祉活動の拠点として、センターの機能が充分発揮できるよう、様々な市民団体やグループが主体的に運営に関わる場が必要と考えますが、見解を伺います

当初予定になかった保育所を設置することで開設に向け影響はあるのでしょうか。課題は何か 具体的にお示しください。

地域福祉活動の拠点として市が期待していることは何か伺います。

開設に向けて今後の予定を伺います

2回目

1、動物愛護

愛護推進員については、市内で10人の方が委嘱されたとのことですが、市とし推進員にどのような期待をしているのか。市は推進員とどのように連携していくのか、見解を伺います。

ボランティアの協力で犬や猫の殺処分数が減少しているとのことで、市の動物愛護に多いに貢献され、頼もしい限りです。 ご答弁ではボランティアの受け入れの課題は、控え室の確保など活動するための環境整備が必要であること。収容動物を飼育する上でも収容室に限りがあることや以前伺ったところ譲渡会の開催もスペースの確保ができず実施できないとののことでした センターが設置されたH5年に比べ 動物行政が大きく変化していることから、現在のセンターでは手狭になってきたのではないかと考えますが見解を伺います

飼い主のいない猫のモデル事業が、自治会の合意がとられいよいよ始まるようです。今回は既に地域猫活動に取り組んでいる地域が選定され、比較的地域の理解が得やすかったように思われます。しかしまだまだ飼い主のいない猫が多い地域もあると思われます。市は今後この事業をどのように進めていくのか伺います

2、稲毛区のまちづくりについて

2回目は順番を変え要望と質問をします 稲毛駅周辺のまちづくりについて要望とします。先日視察に行った福岡市の天神では、歩行者が安心して歩道を歩けるよう毎月第3土曜に自転車を降りて歩く「おしチャリ」啓発キャンペーンを、3月には、黄色にペイントした自転車を押して歩く「おしチャリ大行進」を行い、マナーの啓発をしているそうです。 千葉市においても天神のように、参加者が体感でき、まち行く人の視覚に訴えられようなインパクトのあるキャンペーンをぜひご検討ください。 武蔵野市では、市内で発生する自転車による事故が多発しているため、自転車で通行する中学生以上を対象に、警察署との共催で、自転車安全利用講習会を開催しています。講習会で認定を受けると3年間の認定証が交付され、駐輪場の優先登録や賠償責任と傷害保険がセットされているTSマーク付保険の助成が受けられる特典のついた取り組みをしています。時流にあった必要な取り組みと考えます。 今後は安全利用の講習会やビジュアル的なキャンペーンの実施など 自転車対策と安全利用対策を 地域安全課と自転車対策課との連携を強化し 積極的に検討いただけますよう強く要望します。

斜面林の保存は急傾斜で手入れは苦労が多いと言われています。しかし、だからといってなくしてしまうのはまちの大きな損失です。一歩一歩市民とともに考えるステップを踏むことが必要でしょう。また斜面林の中には保存樹林もありますが、管理は地主に任され、報償費の平米10円(10円/u)ではとてもやりきれないと聞いています。理解ある地主さんに市民が協力して保全する仕組みづくりが求められます。  横浜市では斜面林を開発から守る条例をつくりその保全に取り組んでいると聞いています。手遅れにならないよう今から調査・検討していくことを求めます。

今回駅周辺を歩き、他にも課題がありました。駅前の遊技場や居酒屋チェーン店の看板やネオンサイン、歩道の立て看板・のぼり、駅前のゴミやタバコのポイ捨てなど、景観や環境の問題。幕張町弁天町線の道路と歩道の整備。新港横戸町線の緑化の問題。人口が増えたことによる学校の地域間格差と学区の問題 福祉的環境整備など 駅周辺では商店街の課題もあります。きびしい経済状況が続く中、どの商店街も苦戦しているようですが、稲毛駅西口・東口の周辺商店街では、地域が連携し元気な「街づくり」を目指してがんばっている取り組みがあります。一つは4つの商店街と自治会や地域の市民グループが連携して取り組んでいる、稲毛商業文化祭「らっしゃい稲毛」で今年で12回目を迎えるそうです。
もう一つは、浅間通りを手作りの灯篭で幻想的に彩る「稲毛あかり祭り・よとぼし」です。この取り組みは今年の6月経済産業省の「新・がんばる商店街77選」にも紹介され、さらにこの商店街では一店逸品運動にも取り組み、地域の活性化の引き金となっているとのことです。今後この二つの取り組みの元気が駅周辺のまちづくりに波及することを期待したいです。

質問でも紹介した福岡市の天神地区では、行政・鉄道会社・商店街などが運営主体となってまちづくり協議会を組織し、放置自転車対策や安全利用、渋滞解消・まちのにぎわい創出など様々な事業に取り組んでいるとのことです。まちの規模はちがうものの、抱えている課題は同一のこともあり参考になりました。
まちづくりは、そこに暮らす市民や事業者などが地域の問題点や課題を掘りお越し、解決方法を考え、まちの将来像を共有することで街づくり機運が盛りあがってくると考えます。まちづくり協議会などがあれば、駅前のさまざまな問題や課題も組織的に取り組むことで、解決策も生まれてくるかもしれません。稲毛駅周辺が、事業化の動きがないものの早急に再開発を行う必要性が高い「誘導地区」に変更されました。開発方針に「魅力あるまちの顔として景観形成を図る」とあり、土地利用を含め今後どのように駅周辺が誘導されていくのか、動向をしっかりと注視していきたいと思います。

3回目

1、動物愛護

犬の処分頭数は、かなり減少してきていることがわかりました。しかし猫の処分頭数は、緩やかな減少傾向があるものの依然として20年度1,027匹殺処分されているのが現状です。今後は、猫の殺処分頭数をいかに減少させるかが課題であり、現状をしっかり把握して要因を見極めることが必要です。その上で具体的な方策の検討をしていただきたいと思います。
ご答弁でボランティアの活動が愛護推進に寄与していると認識されているとのことです。今後は、飼い主のいない猫の活動に携わるボランティアの方々と定期的に意見交換会するなど、必要な支援を検討し、実現していただくことを要望します。

先日、テレビ報道された熊本市動物愛護センターと「犬と猫と人間と」で取材を受けていた神戸市動物管理センターを視察してきました。 熊本市のセンターハローアニマルは「殺処分ゼロ」を目指しています。そのために(徹底した引き取りの断り)安易な引き取りを行わず充分に話をきき再考を促す。(返還率の向上)保護された犬たちを確実に飼い主に返すため広報を市民の目につきやすい状況にする。(譲渡の推進)新しい飼い主を探すを徹底しています。
平成20年度の返還率約45%(19%)。殺処分率約12%(40%)。譲渡率約43%(40%)。ちなみに今年4月から10月までの処分頭数はなんと4頭、譲渡率は60%とのことです。さらに特筆すべきは、平成19年度にガスによる殺処分を完全に廃止したことです。 また平成14年にいちはやく「愛護推進協議会」を独自に発足させ、獣医師会・愛護団体・公募市民そして動物取り扱い業者も愛護推進員となり、業者の自主的な研修など活発な活動が行われ、業者の意識向上が図られ、ペットを販売するさい適正飼養について飼い主にしっかりと指導しているとのことです。(その様子はテレビでも放映されていました)
行政はじめ関係者が協力体制のもと殺処分ゼロを目指し、「動物を適正に飼養できる人を増やす」を目標に、地域に根ざした啓発活動を展開しているとのことでした。

一方神戸市動物管理センターでは、犬の譲渡活動を支えるボランティアグループを中心に、一般のボランティアが年中無休で譲渡犬の世話に当たっています。訪問した日も、ボランティアの方数人が担当の犬の散歩や小屋の清掃などを行っていました。また 収容されている全ての犬が譲渡されるわけではなく第1次・2次の選定を受けます。譲渡犬の第一次選定に立ち会いましたが、収容されていた6頭のうち2頭が受け、1頭だけがパスしました。理由を聞かされ納得はしましたが正直大変きびしい選定だなと感じました。
その後第二次選定にパスした犬は、不妊・去勢手術、しつけも行われ譲渡されるとのこと。また譲渡を申し込む人にとっても入念なチェックが入ります。書類審査、譲渡前の現地調査、譲渡後のアンケート調査、訪問調査などがあります。市では、犬の譲渡に関して単に処分ゼロを目指すのではなく、適正のある犬を適正のある飼い主へ譲渡し、模範となる飼い主の育成を目指しているとのことです。
自治体により考え方や手法に違いがありますが、目指す目標は適正な飼い主、すなわち無責任に遺棄しない、虐待をしない、まさしく模範になる飼い主を育成することにつきます。それが殺処分減少につながっていくわけです。説明をしてくださったそれぞれのセンター長さんや職員の皆さんの動物愛護に対する情熱と使命感や ボランティアの方々のひたむきな姿に感銘をうけました。
ご答弁で獣医師会と愛護団体との連携を深めるとありましたが、千葉市でも動物行政の目標を明確にし、熊本市のように動物取り扱い業者を含め、関係者が一丸となって 動物行政を進めることを求めます。財政きびしい折、税金を処分するために使うのではなく、保護するために使っていただくことを強く要望して 私の一般質問を終わります。