「議会と市政の信頼回復に関する決議」に対する賛成討論

長谷川 ひろ美

議会と市政の信頼回復に関する決議に賛成の立場から討論いたします。
ただいま決議分が提出されました。ただちにこの問題に対しての議会としての姿勢について市民の皆様に示し、今後議会が一丸となって改革に望むためにも、早急に決議を出すことが重要と考え賛成するものです。 市民ネットワークとしては盛り込んでいただきたい主張もありましたが取り入れられなかった経緯もあり、この決議文に賛成するに当たり、以下市民ネットワークのこの問題に対しての考えをのべさせていただきます。

千葉市議会議長である小梛議員が民間ビル建設をめぐる恐喝未遂容疑で逮捕されました。今年4月には鶴岡前市長が発注工事をめぐる汚職事件で、収賄容疑で逮捕されており、半年の間に行政と議会のそれぞれのトップが次々と逮捕されるといった異常事態となりました。熊谷市長が選出され、今市政が大きく変わろうとする中、議会に市民が注目していた矢先のことでもあります。今回の事件は、暴力団組員の名前を出すなど日ごろから関係があったことを既に認めるなど、議長また議員としてあってはならないことであり、直ちに辞職するべきと主張してまいりましたが、本日付で辞職願がでました。

さらに小梛議員に関しては、2006年6月市立千葉高校の改築工事をめぐり、市職員に対し声を荒らげ変更を迫るといった記事が報道され、8月には市から職員への圧力行為があったとして、異例の再発防止のための文書が出されています。 このとき議会運営委員長であった小梛議員に対し、委員長の職をやめるよう求める動議が出され、市民ネットワークも賛同した経緯があります。3年前の時点で、議会としても真相を明らかにするべきとの主張があったにもかかわらず、不問として委員長の職にとどめ、さらに今回の議長選挙においても 疑惑が払拭されないまま推薦した会派の責任は重大であり、また議長ふさわしいと投票した議員も反省すべきです。
決議文にも議長選挙方法の見直しが示されていますが、議長選出はこれまで慣例に従って市民に見えにくい方法でおこなわれてきました。市民ネットワークでは、議長選挙において、立候補の意志とその理由を公開の場で表明していくことの必要性をかねてより求めており、議会改革の重点項目として提案してまいりました。

小梛議員の議長辞職を受けての新議長選出にあたっては、市議会の信頼回復と真の議会改革実現を実行できるリーダーシップのある人物を選ぶ必要があります。市民に見える公開の場で議長を選んでいくことが必要であると幹事長会議においても、強く求めてまいりました。しかし、時期尚早との理由から自民党、公明党の賛同を得ることができず、従来通りの市民にわかりにくい方法で議長選挙が執り行われることになったことは誠に残念です。今こそ議会が深く反省し新しく生まれ変わる意志を示すべき時であり、その第一歩として、公明正大な議長選挙をすべきと考えます。

さらに、議会として、この事件を司直の手にゆだねるだけではなく、自らの自浄能力を発揮し、真相究明をはかりと二度とこのような不祥事を起こすことのないよう再発防止に向けて行動しなければなりません。既にこの間他の建設工事また職員への圧力とも思える言動があったとの報道があります。問題点を洗い出し、今後の対策を打ち出すための百条委員会など対策委員会を設置し、その結果を逐一市民の皆様に明らかにし、議会の体質改善を早急にはかっていく必要があるものと考えます。

小梛議員の辞職勧告決議案に賛成するとともに、今や市民の厳しい眼が議秋に向けられている中、市民の信頼を回復するため今後の議会として取り組むべきことを申し上げ、市民ネットワークの賛成討論といたします。

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