1 前市長逮捕・起訴によって失った市政への信用の回復のために

1)真相の究明について

答弁:藤代副市長

前市長逮捕・起訴によって失った市政への信用の回復について、市長答弁以外についてお答えします。 真相の究明についてのうち、市として警察や検察の動きを、どのような手段で情報を得ていたのかとのことですが、市として把握しうる情報は、マスコミ報道による情報のみで、警察や検察から直接情報の提供はございませんでした。

次に、内部調査の状況についてですが、5月下旬から、総務部長以下3名で実施しており、警察の事情聴取を受けた職員を中心に、現在のところ10数名の現役職員から、当時の入札に係る経緯、業者選定方法、入札制度などについての聞き取りを可能な限り進めて参りました。
今後、第三者を交えた調査委員会が設置された場合、委員会へ業務を引継ぎ、引き続き調査を進めて参ります。

答弁:市長

前市長逮捕・起訴によって失った市政への信用の回復についてのうち、真相の究明についてお答えします。 外部調査についてですが、7月末を目途に、第三者も交えた調査委員会の準備組織を設置し、その後、9月議会において、附属機関としての調査委員会の設置条例を提案する予定です。
なお、委員につきましては、市職員の他に、第三者として、弁護士等の学識経験者等を考えております。委員会では、当時の入札制度及び過去の指名競争入札案件の検証を行い、問題点が判明した場合には、再発防止策を検討いたします。

2)再発防止策について

答弁:総務局長

前市長逮捕・起訴によって失った市政への信用の回復についてのうち、市長、副市長答弁以外についてお答えします。 まず、再発防止策についてお答えします。過去3年間の公益通報の受理件数、調査に着手した件数、是正措置を講じた件数についてですが、内部通報は、平成19年度は、受理したもの2件、調査に着手したもの2件、是正措置を講じたもの 1件、平成18年度及び平成20年度は、受理したものがありません。
また、外部の労働者からの通報は、平成18年度は、受理5件、調査着手5件、是正措置3件、平成19年度は、受理6件、調査着手6件、是正措置3件、平成20年度は、受理5件、調査着手5件、是正措置5件となっております。

次に、外部窓口の設置状況と通報対象事実の範囲についてですが、外部窓口については、弁護士を内部通報の外部窓口としております。通報の対象範囲については、内部通報は、法令等に違反する行為、市民の生命、身体、財産その他の権利利益を害するおそれのある行為、その他事務事業にかかる不当な行為などが対象となります。 また、外部の労働者からの通報は、罰金や懲役等の刑罰が科される法令違反行為などが対象となります。

次に、この制度が十分に活用されていると感じているのかとのことですが、現状では、十分ではございませんが、ある程度、活用されていると認識しております。

次に、どのようなルートをたどるのかについてですが、通報を受け、受理したものは、必要に応じて、調査を実施し、通報事実が確認されれば、是正措置を講じてまいります。 なお、通報の受理・不受理、調査の有無、調査結果、是正措置等については、通報者に通知しております。

次に、外部性を担保した制度の事例ですが、横浜市のコンプライアンス外部評価委員、大阪市の公正職務審査委員会や神戸市の公正職務審査会などがございます。

次に、制度の周知についてですが、内部通報につきましては、庁内LANの掲示板への掲載や、所属長を対象とした公務員倫理研修で周知を図っております。 また、外部の労働者からの通報につきましては、市のホームページでお知らせしております。

次に、口利きの制度化についてですが、まず、不当要求に関するメモが、どのようなルールに基づいて行われるのかについてですが、「千葉市不当要求行為等対策要綱」等において、不当要求行為者等との電話や面談による対応状況については、確実に記録し、所属長等へ迅速に報告することと定められております。

次に、他の政令市の状況ですが、意見や要望、提案などの文書化について、条例、要綱等でルール化しているのが、8市、このうち、公表しているのが、5市であります。

次に、制度として明文化し、公開することについての見解についてですが、他市の事例なども参考にしながら、検討して参ります。

3)情報の公開と説明責任について

答弁:総務局長

次に、情報の公開と説明責任についてお答えします。事実報告と共に市としての経過報告の必要性についてですが、今回の事件につきましては、市が報告できるものは報告しておりましたが、市としての取組状況や今後の予定については分かりにくい点がありましたので、今後、適宜、報告して参ります。

答弁:市長

次に、公正な職務執行を確保するためのルール 作りについてですが、今般の事件を踏まえ、再発防止策をしっかりと講ずることが必要であると考えておりますことから、政治倫理条例や職員倫理条例の制定について、今後、検討して参ります。

2 これからの社会を見据えた市民の足の確保について

1)バス交通について

答弁:都市局次長

これからの社会を見据えた市民の足の確保についてのうち、バス交通についてお答えします。 まず、モノレール延伸凍結に伴う公共交通体系及びバス交通への影響についてですが、将来のバス交通を含めた公共交通体系への影響は、新しい交通実態調査の結果を踏まえ、今後、有識者の意見を参考にしつつ、検証して参ります。

次に、バスルートの導入に、市が積極的に関与すべきとのことですが、本市のバス交通は、複数の民間バス事業者により運行され、そのバス路線の導入やルートの選定は、事業者の経営に関わるものであることから、行政の関与は限界があると認識しております。

次に、バスルートの選定に利用者の声を取り入れる仕組みについてですが、バス路線に関する利用者の意見などについては、「利用者の声」として、引き続き千葉県バス協会及びバス事業者に伝えて参ります。

次に、バス事業者が小型のバスを持ち合わせていないことについてですが、バス事業者は、経営上の観点及びバス路線の利用状況や走行環境に応じた車両を導入しているものと考えております。

次に、公共交通の路線地図についてですが、公共交通の路線地図は、交通事業者などが作成するものと認識しております。 なお、千葉県バス協会では、今年3月に「千葉県内乗合バス・ルートあんない」の冊子を発行しております。

最後に、市民と事業者と市が、交通手段全般に わたって協議できる、地域ごとの場をつくることについてですが、既に、市民、事業者、行政で構成する「千葉市地域公共交通会議」で、撤退路線への対応について、協議・調整を行っております。 その他の目的に対応する協議・調整については、今後の検討課題と考えております。 2)自転車利用について

答弁:建設局長

これからの社会を見据えた市民の足の確保についてのうち、所管についてお答えします。 まず、自転車レーンの設置は、自転車は車道走行という道路交通法の原則に則ってのことかについてですが、道路交通法上、自転車は「車両」の一種であり、歩道と車道の区別があるところでは車道を通行するのが原則であることから、自転車レーンの設置もこの原則に基づく有効な整備手法のひとつであると考えています。

次に、自転車走行と利用促進、安全確保についての基本的な考えについてですが、自転車は車道走行を原則としますが、自転車の利用促進と安全確保を図るため、現場の状況に即した自転車走行環境の整備や自転車走行マナーの啓発などを行っていきたいと考えています。

次に、市内の幹線道路への自転車レーンの設置が中長距離の自転車利用を促進すると考えるがいかがかとのことですが、中長距離の自転車利用を促進するためには、自転車レーンなどの走行環境整備や自転車利用者の意識向上が必要と考えています。

次に、自転車は歩道を走るという認識について、社会実験ではどのような結果が出ているかとのことですが、社会実験実施前は、JR検見川浜駅周辺を走行する自転車の約8割が歩道を通行していましたが、社会実験で仮設の自転車道を設置し、看板等により自転車道の通行を促したところ、歩道を通行する自転車は約3割と大幅に減少しました。

次に、自転車道がありながらも歩道を走りたいという自転車利用者の意識は、社会実験ではどのようであったかとのことですが、社会実験においては、歩道を通行する自転車の割合が大幅に減少したことから、車道を安全に走行できれば、歩道を走りたいという自転車利用者の意識は少ないのではないかと考えています。

次に、稲毛海岸駅での歩道への路面標示部分において、自転車と歩行者とが交錯するような状況はどうかとのことですが、自転車と歩行者の通行を分離した社会実験では、午前7時から9時までの通勤通学時間帯で、自転車の通行が394台ありましたが、そのうち自転車と歩行者の交錯は2件でありました。

次に、さらなる安全教育や周知が必要と考えるが、今後はどのように進めていくのかとのことですが、検見川浜駅周辺での自転車道の開通にあわせ、自転車利用者に対し、警察署と協力して、約1週間、通勤通学の時間帯を重点的に、自転車道を走行するよう指導を行います。 また、学校や自治会等に対して、自転車の走行ルールについての啓発活動を行っていきたいと考えています。

次に、今後は、危険な状況にあると思われる道路について走行環境の整備を行うことが、課題解決につながると思うが、見解をうかがうとのことですが、検見川浜駅周辺で行ったモデル地区事業での効果を検証し、自転車走行環境整備の緊急対策箇所に指定されている路線などにおいて、現場の状況に即した対策を検討してまいります。

3 夢はぐくむちば子どもプラン後期計画について

答弁:市長

最後に、夢はぐくむちば子どもプラン後期計画についてお答えします。まず、少子化対策では幸せな子どもの数を増やすことについてですが、少子化対策は、保育サービス等の子育てを支える社会的基盤の拡充と、仕事と生活の調和の実現を「車の両輪」として取り組むことで、未来を担う子どもたちを守り育てる社会を実現するものであります。 今後とも、少子化対策を推進するためには、「子どもの幸せの視点」で取り組むことが重要であると考えております。

次に、子どもの幸せについてですが、子どもが幸せである状態とは、心身ともに健やかに成長し、将来に希望を持って活動している状態であると考えます。 そのためには、「自立する力」「生きる力」を身に付けることが必要と考えております。
以上で答弁を終わります。私の答弁以外につきましては、副市長並びに所管局長から答弁いたします。

答弁:保健福祉局長

夢はぐくむちば子どもプラン後期計画についてのうち、市長答弁以外についてお答えいたします。 まず、数値目標の設定範囲についてですが、後期計画でも、国から、全国共通で定量的な目標数値を設定する12の特定事業が示されており、これら以外についても、可能な限り、すべての事業で設定することを考えております。

次に、目標設定の基準についてですが、特定事業については、国から示される基準を用い、それ以外の事業については、後期計画において初めて数値目標を設定しますので、市民意識調査の結果等を参考に、サービス目標量を設定することとしております。

次に、満足度の指標についてですが、利用者の視点に立った評価指標を施策単位に設定し、毎年度点検・評価を行い、後期計画の中間見直しにつなげることとしております。

次に、子どもの意見を聞くワークショップの開催実績についてですが、子ども交流館の「子ども運営委員会」の委員を中心とした参加者に対し、6月13日を第1回として、現在までに週末に3回、いずれも子ども交流館において開催し、さらに8月末までに3回 程度開催する予定です。

次に、参加者の募集方法と参加実績についてですが、募集は、子ども交流館の利用者への声掛けとともに、市や交流館のホームページでの募集や、市立高校2校へのチラシ配布等により行い、各回15人前後の中学生、高校生が参加しています。

次に、子どもたちの具体的意見についてですが、現在までに、ワークショップで出された主な意見には、遊ぶ場所や知らない人と知り合える場所がないこと、信頼できる大人が居て悩みを相談できる身近な場所が欲しいこと、通学路の不審者や住宅街の自動車などの安全が心配なこと、自転車にやさしいまちにして欲しいこと等が出されております。

次に、計画への反映についてですが、子どもたちの意見は、8月に開催予定の児童福祉専門分科会で中間報告を行うとともに、11月に 取りまとめる予定の計画案に反映させて参ります。

最後に、児童福祉専門分科会の臨時委員の内容についてですが、ひとり親家庭への支援、子育て環境の研究、経済及び労働の各団体からそれぞれ1人と、公募市民2人の計6人としております。
次に、公募委員の募集方法についてですが、5月15日から、市政だより及び市ホームページへ掲載するとともに、保健福祉センター等への募集チラシの配布により公募し、応募者4人から抽選で2人を選定しました。
次に、分科会の開催と後期計画の策定スケジュールについてですが、分科会は、8月、9月、11月及び3月の4回の開催を予定しており、9月までに計画の骨子案、11月に計画案を取りまとめ、その後パブリックコメントを経て3月に策定する予定であります。
以上でございます。

2回目

1 前市長逮捕・起訴によって失った市政への信用の回復のために
1)真相の究明について

答弁:市長

真相の究明について、2回目のご質問にお答えします。再発防止策がトップの不祥事にも対応できるように検討しているかとのことですが、トップである市長も対象に含めて、入札に関する不適切な事案が生じないような再発防止策を検討して参ります。

2)再発防止策について

答弁:総務局長

再発防止策について、2回目のご質問にお答えします。公正な職務執行のための外部機関の設置についてですが、既に設置している他市の状況なども調査し、研究して参ります。

2 これからの社会を見据えた市民の足の確保について
1)バス交通について

答弁:都市局次長

バス交通についての2回目のご質問にお答えします。 まず、バス交通の運行状況や利用実態、事業者に対する意見などを市民に対して発信すること及び その実態についてですが、本市では、毎年度、市内全域の路線バスの系統数、使用車両数及び乗車人員などの運行状況について、バス事業者からヒアリングを行い、千葉市統計書で公表しております。 また、本市に寄せられたバス交通に関わる意見・要望などについては、市のホームページでお知らせしております。

次に、利用者の声として、多かった意見の内容 及びバス協会の回答、改善についてですが、意見の主な内容は、バス路線の新設や変更、バスの増便や発着時間の変更などとなっております。
千葉県バス協会及びバス事業者は、可能なものから順次対応するとし、バス路線の延長やバスの増便などが、実施されております。

2)自転車利用について

答弁:建設局長

これからの社会を見据えた市民の足の確保についての、2回目のご質問のうち所管についてお答えします。 まず、自転車交通安全教育の取り組みについてですが、本市では、自転車の正しい乗り方や交通ルールの意識啓発を図るため、警察署と連携し、中学校や高等学校で「交通安全教室」を開催しております。

次に、歩道上の自転車と歩行者との交錯が起きないようにするための対策についてですが、歩行者や自転車が道路交通法に則り、お互いを思い合って道路を利用していただくことで、交錯の発生は、避けられるものと考えております。そのため、交通安全教育や現地での利用マナーの啓発を行ってまいります。

最後に、現場の状況に即した対策についてですが、道路の状況に応じて必要な箇所には、自転車レーンや自転車道の設置、自転車歩行者道における自転車走行位置の明示などの走行環境整備を行うとともに、注意喚起の看板を設置するなど安全確保に努めてまいりたいと考えています。

3 夢はぐくむちば子どもプラン後期計画について

答弁:市長

次に、夢はぐくむちば子どもプラン後期計画についての2回目のご質問にお答えします。 子どもの参画についてですが、子どもたちにとって、より良い環境を実現するためには、子どもの参画が重要と認識しており、後期計画の策定にあたり、子どもの参画を位置付け、全庁的な取組みとなるよう検討して参ります。
以上でございます。