意見表明

山田京子

市民ネットワークの山田京子です。会派を代表し、平成19年度千葉市一般会計決算、国民健康保険事業特別会計決算、市街地再開発事業特別会計決算、水道事業会計決算に不認定の立場から意見表明をいたします。

18年度赤字となった普通会計は19年度かろうじて約3億円の黒字となりましたが、実質公債費比率は計算方法の変更で、19.6%と若干減ったものの、政令市中ワースト2位はかわりません。また、将来負担比率311.6%は、政令市の中でもぬきんでて高い数字です。普通建設事業費に占める大型事業への偏りは大きく、いたるところで市民生活直結の費用が削られています。市債発行は700億円となり、債務負担行為の元金利子を合わせた残額は1兆3,188万4,200万円。一人当たりでは143万7,000円の借金となり、減収補填債の発行と共に将来の負担となるものです。モノレールの延伸計画については市民の声を聞くことなく進められ、きびしい財政状況のもと、ますます市民負担を強いることから、凍結することを求めるものです。
以上のように、身の丈を超える公共投資をしてきたことに、市は反省もないことなど、納得できるものではなく、19年度一般会計決算には賛成できません。

次に国民健康保険についてです。19年度の国保会計の収支不足分2億6,700万円を平成20年度の予算から繰り上げ充用で対応しましたが、たとえ厳しくとも一般会計からの繰り入れをすることで、引き続き国保会計を支え、実情にあった減免対策の充実が必要です。

千葉駅西口再開発事業に関しては、これまで約540億円が投入され、約1万平方メートルの用地を約374億円で取得してきましたが、現在の評価額は約48億円と約8分の1です。これ以上の損失を生まない計画の見直しが必須です。

最後に水道事業会計についてですが、第3次拡張事業において、18,19年度の給水人口は平成17年度の需要予測にも達しておらず、これ以上の浄水場建設は必要ないと考えます。あわせて、八ツ場ダムの必要性など県に対し水需要の現実的な見直しを求めることを要望し、市民ネットワークの意見表明といたします。

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