1、区役所について

常賀かづ子

今回質問にするにあたり、6区の区長さんを訪問しました。4月に就任された方が5人、2年目の方がお一人、それぞれの方に就任してからの感想と区政運営に対する考え方を伺ってきました。 各区長それぞれ、職歴などにより考え方や地域へのアプローチの仕方など違いがあり、私にとって興味深い訪問となりました

1)区長について

ヒアリングを通して一番強く感じたのは、区民に対し様々な窓口サービスを提供する区役所でありながら、区長の役割、権限が小さいことでした。 例えば、区民の方から寄せられる要望や相談の多くは、本庁や土木、公園緑地、環境事務所の仕事であり、現実的に区長の権限以外が殆どです。
本来、市民に身近なサービスの拠点である区役所は、市民からの具体的な要望、相談を的確に把握し、それに対し迅速に応え、そのニーズを集約して区毎に特性を活かしたまちづくりを実践すべきと考えます。

先日伺った横浜市では、区が地域の課題により主体的に取り組むための「個性ある区づくり推進費」を創設しています。各区約1億4000万円程度の独自予算を持ち、例えば 障がい児の通学支援、孤独死予防、青少年の自立支援、水・緑の環境保全、商店街活性化など等、福祉からまちづくりまで 区民のニーズや地域の課題を反映させた自主企画事業、785事業を実施しています。 千葉市は、区に多少の裁量があるとはいえ 各区が独自予算で行っているは「ふれあい事業」の600万円程度とのことです。

財政状況の厳しい中ですが、千葉市でも区民の声を活かし、区の特性を活かしたまちづくりを実践していくために、区長の権限強化の一歩として区独自の予算を拡充すべきと考えますがいかがでしょうか

さて千葉市では、H19年度より区長の立候補制度を新設し、意欲に溢れた職員の登用を行い、H20年度この制度を活用した区長が、稲毛区に誕生しました。庁内公募は評価するところですが、意欲を持ち区長として着任されたのに年度末までということで大変残念です。
そこで伺います

区長の能力を最大限発揮してもらうためには、一定の在職期間が必要と考えますが、区長の在職期間についてどのように考えているのか。また区長にどのようなことを期待して配置されるのか見解を伺います

次に 区役所が区民の声に耳を傾け、地域のニーズを把握するための公聴や、区民に対し市政情報をわかりやすく伝えるための広報の必要性は言うまでもありませんが、区長としてその役割を担うことも大切であると考えます。

区長が、地域に出向き 地域住民の意見をじっくりと聞き、対話する場として「区長懇談会」を提案しますがいかがでしょうか 。

先日市民の方から「区長さんってどなたなの?名前も知らないし何をしているかもわからない」と問われました。 区長は4月の就任当時HPや市政だより区版で挨拶されていたようですが、その後はほとんど紙面にもHPにも登場されておりません 区長自ら区政運営の考え方や区内の情報など区民に知らせることも大切な役割の一つと考えます。

他政令市の中には区長のHPを開設している区もありますが 千葉市でもぜひ区長HPを開設していただきたく要望しますがいかがでしょうか

2)区役所の窓口サービスについて

市民の方から寄せられる市政相談の件数はH18年度1,335件H19年度1,446件と年々増えています。その半数近くが区役所に関するものであり、その中では窓口での対応を指摘するものが含まれているとのことで、職員の対応一つで区役所の印象が大きく変わります。すべての職員が常に市民の視点にたって業務をこなし、区役所全体でサービス向上と充実に努めることが求められます
そこで伺います

市では区役所窓口のサービス向上を図るためアンケートを実施しているとのことですが、その取り組みの評価と効果について伺います。

職員の窓口対応を改善するためには、職員のスキルアップが必要であり、積極的に研修の機会を確保すべきと考えますが研修体制はどのようになっているのか伺います。

先日、ご主人が亡くなられた方から、亡くなられた後の手続きが非常に繁雑であったというご指摘を受けました。必要な手続きは10種類以上にも及び、ご高齢であった奥様は心身共に疲れきっているところに区役所だけでは手続きが終わらず、保健福祉センターにも足を運び、とてもご苦労されたと伺いました。このように関連する手続きが多種多様な場合の受付は、個別にカウンターを設置するなどの工夫が必要ではないでしょうか。

また相談に対しては、日常生活の困りごとすべてが解決できるよう相談コーナーを充実し、様々な情報を一括して提供できるよう区役所のサービスのあり方を見直すべきと考えますが見解を伺います。

3)区役所施設の有効活用について

そもそも市の施設は、市民の貴重な税金を使い整備した市民の財産であり、有効に活用されてこそ 施設が活き、市民サービスの向上にもつながります。特に市民に身近な区役所であるならなおさらです。

さて千葉市では、4区に保健福祉センターが設置され、福祉事務所が移転したことにより区役所に空きスペースができました。 空きスペースの活用については、どのような検討がなされたのか。現在 どのように活用されているのか伺います。

以前 稲毛区役所の市民広場で、近隣の高校生によるブラスバンドのコンサートがありました。.野外のコンサート、しかも高校生ということで区役所を訪れた多くの方々がしばし足を止め 演奏に聞き入っていました。また 東フィルによるロビーコンサートも開かれ、多くの方が楽しみに訪れていると伺っています。 近年多くの市民の方が公民館やCCなどでも音楽を自ら演奏し、楽しんであられます。地域によってはせっかく練習を積んでも発表の場がないという区もあるようです。

区役所が閉庁している土日に区民に貸し出しするなど 施設を有効に活用すべきと考えますが見解を伺います  

2、高齢者福祉について

1)介護保険について

昨年度実施した高齢者実態調査において、介護が必要になった時「自宅」での介護を希望した方が多くおられ、住みなれた地域で可能な限り暮らしたいと望んでいることがわかりました。 高齢者が在宅で暮らすためのサービスであるヘルパー派遣・デイサービス・ショートステイなどは、本人や介護をする家族にとってはもちろんのこと 一人暮らしの方や遠距離介護をしている家族にとって必要不可欠なサービスです H19年度の居宅サービス利用者の実績は、いずれのサービスも計画値より上回り、今後ますます利用者が増えることは言うまでもなく、サービスの充実がさらに求められます。

H16年度の制度改正で報酬単価が引き下げられたことなどにより、施設や事業所が深刻な人材不足に陥り、介護現場では離職者が増えているとききます

現在人材不足により利用者を制限している施設や 経営が悪化し撤退した事業所があるのか。またこのような状況を市としてどのように認識しているのか 見解を伺います 介護療養型医療施設ですが 市には現在4ヶ所あり約190人の市民の方が入院されています。しかしH23年度末までに療養病床は廃止され、老人保健施設や有料老人ホームなどへの転換が迫られているとのことです。利用者や家族の方は行き場が確保できるかなど困惑しているのではないでしょうか 廃止により利用者が戸惑うことなく適切なサービスは提供されるのでしょうか

療養型医療施設や病院からの退院後、地域の中で安心して暮らすためには 在宅医療の充実が求められます

H18年度の診療報酬改定で在宅療養支援診療所が新設されましたが、どのような施設で、市内に何箇所あるのか。また訪問看護ステーションや福祉との連携は現在どのように行われているのか伺います。  介護保険制度の中の「サービス担当者会議」は、介護と医療等との連携を図る場として位置づけられています。高齢者一人ひとりの在宅生活を支えるための重要な会議であると考えます

市としてその開催状況をどのように把握しているのか伺います

小規模多機能型居宅介護は、住み慣れた地域で、通い・訪問・泊りを同じスタッフが対応することから、利用者にとっては利用しやすいサービスとなっています。 すでに開設されている施設の受け入れ状況・充足率、運営状況はどうなのか、課題は何か伺います。また今後の整備状況についても伺います 次に認知症高齢者グープホームは、認知症の方が家庭的な雰囲気の中で、介護や機能訓練を受ける生活の場です。

現在の整備状況について伺います。また計画必要量をみると地域によって偏りが見られますが、今後どのように整備していくのか伺います

2)認知症対策ついて

先日「認認介護」とういう文字が目に飛び込んできました。新聞によりますと 高齢者世帯において、一方が認知症で介護しているうちに他方も認知症になってしまうというケースが増え、今や「老老介護」ならぬ「認認介護」といわれ、とくに子どもとの同居が少ない大都市に増えていきそうだとのことです。 さて 子どもと同居している場合も問題があるようです。知人のケアマネージャーによると、認知症を早期に発見するのは実際にケアしているヘルパーやケアマネージャーの場合が多いとのこと。ところが家族は本人に認知症の疑いがあっても理解しがたく、認めたくないため「本人の前では認知症として接しないで欲しい」などと釘を刺され、必要なケアが適切に行えず困惑することが多いとのことです。家族だから認めたくないこともあり、また近所の方に知られたくないことから、家族が孤立してしまうケースも間々あるようです

こうした介護者が孤立しないためのケアが必要です。市としてどのような 取り組みをしているのか。課題などあればお聞かせください 先日「認知症の人と家族の会」主催の サポーター養成講座に参加してきました。認知症を正しく理解し、認知症の方や家族をあたたかく見守り、その人の気持ちにそったサポートをすることで 認知症の方が地域の中で穏やかに暮らしていくことが可能となる とのことです。この「オレンジリング」は、認知症サポーターになった証で、このオレンジリングを付けた人が街中にふえることで認知症の方や家族にとって大きな励ましになるとのことです。講座では事例の発表もあり、高齢者を抱えるものとして身につまされる想いでした。

千葉市ではH20年8月で2,964人のサポーターが養成されたとのことです。サポーターの裾野を広げることはいうでもありませんが、さらに一歩進んだ取り組みも必要であると考えます。北海道室蘭市ではサポーターの支援登録制度を始めました。登録者は近所の認知症の方を担当し声をかけたり、郵便物がたまっていないか気をつけたり、温かく高齢者を見守っているそうです。

現在2,600人のサポーターのうち140人が登録しているそうです 市としてこのような事例についてお考えをお聞かせください。

また今後サポーター養成の取り組みについての見解を伺います。

認知症を早期発見、早期治療に結びつけるためには、相談窓口の充実と地域との連携が大切です 認知症の相談については、あんしんケアーセンターの多く寄せられ、H18年度287件H19年度417件H20年度7月末ですでに230件で、センターの認知度とともに期待の大きさがわかります。

千葉市では、あんしんケアセンターと地域との連携はどのように行っているのか伺います。

昨年の市で実施した高齢者実態調査で、日常生活での不安、悩み、心配事はとの問いに「認知症にならないか」が最も多くあげられていました。 また近年「軽度認知障害」と呼ばれる認知症に移行する確立が高い方の存在が明らかになりました。H27年には認知症高齢者が250万人に上るといわれ、認知症対策が急がれます。

市として今後、認知症対策をどの様に取り組んでいかれるのか、見解を伺います。

3、地域福祉計画について

H16年4月から2年をかけて策定された地域福祉計画は、策定段階から公募委員を含めた480人もの市民が参画して作り上げたという、画期的なものでした。区ごとに4つの地区フォーラムが設置され、そこでそれぞれの地域課題を出し合い、それを自助・共助の視点から解決策を検討し、区計画に反映させ基本方針、施策の方向性、具体的な取り組み項目が示されました。 今回のモデル事業はその区計画に位置づけた取り組み項目の中から新たに実践する団体を募集し、H20・21年の2ヵ年で30万円助成するというものです。

モデル事業の目的は何か、また何を期待して実施するのか伺います

H18年19年のパイロット事業は、社協の地区部会を中心とした事業への助成でしたが、モデル事業はどのような団体を応募主体としているのか。またパイロット事業との違いは何かお聞かせ下さい 。

モデル事業の募集は、7月1日市政便り・HPにて公表 7月5日・6日各区での説明会、応募締め切りは7月31日でした。公表から締め切りまで1ヶ月という短期間でしたが、周知期間は妥当だったのか。

応募は23団体だったとのことですが、想定範囲内だったのか。
また説明会に参加した団体数は各区どのくらいあったのか。
電話などの問い合わせはあったのか。あればどのような内容だったのか伺います。

8月上旬に書類審査で第一次選考を行ったそうですが、選から漏れた団体はあったのか、あればその理由をお示し下さい

8月25日・26日と二日間にわたる選定審査会で、申請団体のプレゼンテーションが行われましたが、なぜ公開にしなかったのか、その理由について伺います。

9月上旬には 12の助成対象団体が決定しました。選定委員は12名とのことですが、どのような方が担ったのか 

HPで選定結果を見ると、12団体のうち8団体は社協の地区部会です。残り4団体は自治会やボランティアグループです。選定の基準・着眼点についてお示し下さい。

選定委員の得点配分に偏りなどなかったのか得点の高かった団体の企画内容について具体的にお聞かせ下さい
また全体的な講評もお聞かせ下さい

今回助成対象団体とならなかった11団体についてです。チャンスがあれば地域福祉活動をしていこうという団体なのですからが、新たな担い手として育てていくことが必要であると考えます。見解を伺います 

4、動物愛護について

今回質問するきっかけになった知人からのメールをご紹介します。
『今年夏の青少年読書感想文全国コンクールでは「かわいいねこをもらってください」という本が小学校低学年の部課題図書に指定されました。小学生の女の子がダンボールに入れられた仔猫を拾ったのですが、その家では猫を飼うことができません。一週間で里親が見つからなければ、保健所に連れて行かざるを得ないという状況の中で、チラシを配ったり、身近な人に声をかけたりして一所懸命に里親探しをするという話です。
作品からは、主人公の女の子の「自分が助けた命に責任をとらなければ、このままでは仔猫は殺されてしまう」という必死の思いが伝わってきます。
この夏これと似たような体験をしました。千葉市内のある公園に、人懐っこいメス猫が遊びに来ていました。小学生の子どもたちに可愛がられ、ベリーという名前もつけられていました。あるときベリーのおなかが大きくなっていました。と同時につけていた首輪がはずされ、どうやら捨てられてしまったようです。その後ベリーは近所の家の物置で仔猫を4匹産み、小学生が時々与える餌などたべながら、お乳を出し必死で4匹の子猫を育てていました。
私がこの話を聞いてベリーを知ったのはこの頃です。仔猫がいることを知った近所の大人が、物置の持ち主に「このままでは近所迷惑になるから、すぐに動物保護指導センターに連れて行きなさい」と話にきたそうです。子ども達はいくら「保護」と言ってもそこに連れていかれたら、仔猫は殺されてしまうことを知っていました。
公園に来ていた子どもたちは、それぞれ事情があって飼うことはできず、我が家も賃貸住宅で、猫を飼うことはできません。けれどこのことを知ってしまった以上、見過ごすわけにいきません。生まれたばかりの命を尊重すること、命に責任を持つことの大切さを、大人が率先して子ども達に伝える必要があると考え、意を決し仔猫たちを保護しました。
それから3週間近く、仔猫が母親に寄り添ってお乳を飲む姿を我が家に遊びに来ていた何十人もの小学生が見ていきました。その後仔猫たちには里親が見付かり、子ども達が安心したのは言うまでもありません。もし仔猫について里親探しなど十分な手を尽くすこともなく、安易に動物保護指導センターに連れて行ったとしたら、子ども達は「必要でなければ殺してもいい」という気持ちを持ってしまったでしょう。児童の健全育成という観点からすると「命を大切にしよう」と言葉だけでよびかけるだけでなく。心に響く体験を子ども達にたくさん積ませてあげることが大切ではないでしょうか。』
以下伺います

仔猫は里親が見付つかり一安心でしたが、母猫については不幸な猫を出産させないために一刻も早く不妊手術を受けさせたいと思い市に問い合わせしたところ申請に時間がかかることがわかり、断念したそうです。

市では、飼い主への啓発として不幸なねこを増やさないための不妊費用助成事業を実施しています。助成事業の利用方法と助成額。H19年度の利用頭数・決算額 H20年度の利用可能数と予算についてお示し下さい 。

さて、猫は犬のように登録制度がなく、法律で捕獲を禁じられているため、地域でトラブルに発展してしまうことが多いようです。 センターには猫に対する様々な苦情が寄せられているとのことですが、どのような事例があるのか。また個々の事例に対しどのように対処しているのか伺います。

次に 飼い主のいない猫が多いことで問題となっている地域をモデル地区に指定するとのことですが、地域の把握はされているのでしょうか またモデル事業の概要と課題についてお示しください *かわいそうだからと飼い主のいない猫に餌やりをしている方を見かけますが  実は 餌やりが不幸な猫を増やすことになりかねないのです 餌やりについて市民に対しどのような啓発を行っているのか

過去3年間の猫の収容数は約1200匹前後、致死処分数は約1160匹前後と共に横ばい傾向ですが、依然として収容された猫のほとんどが処分されているのが実情です。 秋田県の動物管理センターでは、H18年から動物を飼う責任や命の重さを考える出張授業を開き、H19年度は小中学校35校で行ったとのことです。

千葉市でも、動物の致死処分の実情を広く市民に知らせるための出前講座を積極的に開いたり、子どもたちに命の重さを考える出張授業を開くなど、センターがそのような機関になることを望みますがいかがでしょうか   

H18年9月議会の答弁で「基本構想策定に当たっては、広く市民から意見を聞くことにより、動物愛護思想の普及啓発にもつながることから、市民参加の手法について検討する」とのことでした. そこで伺います.

今年度、施設の基本構想策定のため150万円の予算が計上されていますどのような手法で進められるのでしょうか。策定段階からの市民参加を求めますがいかがでしょうか。   

5、小中台保健センター跡施設利用について

稲毛区保健福祉センターの議案が可決され、いよいよ建設工事が始まります。完成はH22年3月、オープンは4月の予定で、その後保健センターの活用を図るとのことです。06年9月議会で「跡施設の活用については、全庁的なニーズ調査を行うと共に、地域性や地元要望等を参考にして検討していきたい」との答弁をいただいております。
以下伺います

今までの跡施設利用について、市民要望はどのようなものがあり、どのように反映させたのか伺います。また話し合いの場があったのか伺います 各区の現在利用形態、それぞれの改修費用について伺います

市民の方たちから要望書が出されていると聞いておりますが、どのような内容のものなのか具体的にお示し下さい。

庁内で検討会委員会が開催されるとのことですが、いつごろどのように進められるのか、構成メンバーについて伺います。
また要望書は検討委員会でどのように取り扱われるのでしょうか。

検討期間は約2年間あります。地域性を参考にするのであれば、利用者である市民の声を充分聞き、反映させることにより施設の効用が図れるものと考えます。市民の考える「利用の仕方」と検討委員会の考えるものとのすりあわせはどのように行われるのか、話し合いの場を持つことについての見解を伺います。

保健センターは多くの市民が集まる場所であり、建物の安全性には細心の注意が必要です。この保健センターはS56年に開設されたとのことですが、耐震診断はされたのか。されたのであればその数値と耐震補強の必要性の有無をお示し下さい

2回目

1、区役所について

区独自の予算を拡充すべきと伺ったところ、まず区長権限の拡充について検討し、その後区独自事業のあり方を検討するとのご答弁でした。 区独自の予算は「ふれあい事業」の600万円であり、そのほとんどは区民まつり・防犯ウォーキング・花のあふれるまちづくりなど6区同じ事業に使われ、各区の独自事業に使われているのはわずかと思われます。
地域には、地域課題の解決に向け自主的に活動している様々なグループや団体が存在しています。ほとんどがボランティアの方々です。このような地域に芽生えているグループや団体を支援しながら、区の特性を活かした独自事業を協働で進めていくことも区役所のこれからの役割であると考えます。

区独自事業のあり方を検討するとのことですが、その中でこのような区役所の地域活動支援などについて検討するのか伺います。

区長の在職期間については、原則的に複数年度在職できるよう考慮しているとのことですが、現状をみると、中央区・稲毛区は一年限りです。 区長にとっては地域に慣れた頃に交替、職員にとっては区長と意思の疎通がやっと図れたのに一年で変わられてはまたゼロからのスタートになってしまうなど考えられますのでぜひ原則を守って配置されることを要望します

さて、H19年度から実施された区長公募制ですが、昨年度の課題など含め、今年度の取り組みについて伺います

区役所の空きスペースについては各区役所それぞれに活用されていることはわかりましたが、さらに有効活用するために、恒常的ではなく、玄関ロビーなどを絵画や書道の展示を行うギャラリーとして活用することを提案いたしますがいかがでしょうか

2,高齢者福祉

 

療養病床転換にあたっては、利用者が引き続き必要なサービスを利用できるよう各事業者が責任をもって対応するとのことで安心しました。一方市としても利用者や家族の相談に応じ、必要な支援を行っていくとのことですが、相談はどこが行うのか、またどのような支援を行うのか具体的にお示し下さい。

サービス担当者会議の開催状況の把握については、実地指導等において利用者の記録等から確認しているとのことです。
実地指導等の内容、昨年度の回数、その中で問題はあったのか、事例があればお示しください。

認知症高齢者グループホームの事業所は9月1日現在81箇所あり、また事業所の少ない圏域については地域バランスに配慮して整備していくとのことですが,サービスの質も問われています。 グループホームでは、良質なサービス水準を確保し質の向上を図ることを目的にしている自己評価や、年に一度の外部評価を受けることが義務付けられています。

入居者や家族にとって大変気になるところですが、外部評価を受けたかの確認はどのように行われているのか。評価結果については入居者や家族にどのように公表されるのか伺います 

3、地域福祉計画について

助成金年30万円の補助金にこんなにも多くの団体が手を挙げてきたことを大変心強く思うものです。自助・共助のために仲間を募りアイディアを出し合い汗を流そうとする市民は、地域の大切な資源であり、市にとっても頼りになるパートナーです。 ご答弁で、全体の講評としては、応募23団体とも地域で抱える課題について自ら解決していこうとする意欲が見受けられたとありました。
資金さえあればこうした市民の想いと意欲が地域で根付き花開いていくわけです。今後も財政面で継続して支援することが必要と考えますが、いかがでしょうか

助成対象外となった11団体に対し、区社協等が地域福祉の推進に向けての支援等を行うとのことですが、具体的にどのような支援が必要と考えているのか。またどんな支援ができるのか。

さらに、区社協等が支援して地域福祉をすすめていく上でどんな課題があると認識しているのか 見解を伺います

4、動物愛護について

 

不妊費用助成事業の申請方法ですが、ご答弁によると申請から交付まで一週間かかるとのことですが、船橋市では動物病院で手術を受けた後、領収書の写しを添えて助成金交付の申請書を市に提出するというシステムだそうです。千葉市は、今年から猫の助成額3000円は変えず、頭数を300匹から800匹と大幅に増やしさらに飼い主のいない猫にも枠を広げるなど少し対策が進みましたが、利用についても船橋市のように先に手術しその後申請するという方法は考えられないか、見解を伺います。 

猫の繁殖は「ねずみ算式」ならぬ「猫算」で増えていくといわれています。1年間に平均2回出産し、1回に2〜8匹産みます。メス猫は生後8ヶ月で最初の出産をするので、もし、1匹のメス猫を避妊しないで餌を与えると、1年後には約20匹、2年後には約80匹を超えてしまいます。不幸な猫を増やさないためには、飼い主や飼い主のいない猫にえさを与えている方に不妊や去勢手術の必要性を周知・徹底することが大切です

「餌やり」についての啓発ですが、リーフレットで助言しているとのことですが、さらに広く市民に周知するため、飼い主のいない猫が多い地域に不妊手術の必要性を明記して看板を設置することも有効であると考えますが、いかがでしょうか。

3回目

1,区役所について

 

空きスペースの活用については前向きなご答弁をいただきましたので、市民を交え 活用方法など話し合う場の設定を要望します 区長公募制のご答弁は大変あっさりとしたものでがっかりでした。H19年度からの制度なので今後を注視します。

ご答弁で 現在区長権限を拡充するため、本庁からの事務の移譲など区役所のあり方を検討しているとのことです。 区長の権限拡充と区長公募制は表裏一体であると考えます。意欲に燃えて区長になっても、予算や権限がわずかでは想いがあっても実行に移すことは難しいのではないでしょうか。
区役所が 区長にとってさらにやり甲斐のある魅力ある職場となるこが求められます。 千葉市は政令市になって16年、まだまだ青臭い高校生です。しかし成人式を迎えるH24年までにはある程度の自立が求められます。そのためには区長権限を強化し、区独自予算を拡充することです。区長はじめ区職員が意欲をもって地域課題を解決し、真の独自事業を企画立案できるよう 市役所内部の分権を進めていただくことを要望します。

2,高齢者福祉について

  

ご答弁で人材不足などによりでショートステイ一箇所が規模を縮小したことがわかりました。事業所の撤退については具体的な答弁はありませんでしたが、介護現場ではヘルパーの離職により、需要があっても供給できない状況にあるとのこと。市として現場の声をしっかりと聴き国に要望していただきたいと思います。
小規模多機能型サービスは一箇所利用者が集まらないとのことで残念です。 今後、2箇所開設されることから市民への十分な周知を求めます。
認知症高齢者グループホームの評価にしてもサービス担当者会議にしても、たいせつなのは利用者にとって水準の高い必要なサービスが適切に提供されることです。評価・会議の適正な実施を求めます。
認知症対策については、まず認知症を正しく理解する人を増やし、地域の中で認知症の方や介護者を支える支援の輪を広げていくことが必要です。 ご答弁でサポーター養成について、高校生や大学生、若年層の拡大を図るとのことで期待しています。 厚労省は来年度から、全国150箇所の包括支援センターに、一定の研修などを終了した「認知症連携担当者」を配置し、認知症にかかわる医療と介護の連携体制を強化する方針をきめたとのことです。千葉市がそれに該当するかはわかりませんが、あんしんケアセンターへの期待度は高く、役割は重要であることを再認識しました。市のバックアップ体制の充実を求めます。

3,地域福祉推計画について

 

ご答弁で市としてモデル事業に対する継続的財政支援は考えていないということでしたが、2回目で述べたように資金さえあれば意欲のあるグループは地域で活動が続けられるわけです。最近では、市民の自主的な取り組みを支援しようと、多くの企業などがスポンサーになる民間の助成制度も充実してきました。 財政的な応援となるこうした社会資源を有効活用することもひとつです。今後これらの活動についても市として積極的に取り入れていくことを要望します。
また、地域で活動している方々が、活発に活動を続けていくためには、拠点となる場が必要不可欠です。活動の場としては公民館やコミュニティーセンター、自治会館など上げられますが、どこもその時々に部屋を借りている状況です。 拠点とは常設の場所であり、いつでも気軽に立ち寄れ常に誰かがいる場所です。 保健センターの跡施設活用や既存施設の活用、また経済局と連携して空き店舗を活用するなど、活動の拠点整備を要望します。

4,動物愛護について

 

不妊手術助成事業の申請方法については、さらに利用しやすい方法について関係団体等と検討していくとのことで、ぜひ前向きにご検討願います。
モデル事業の実施や手術後の管理方法については、地域の方々の理解を充分得て、市民・ボランティア・市の三者が連携して実りある事業となるよう要望します。
また看板については、子ども達にもわかりやすく、目立つものを設置することや、リーフレットも文言を精査し手に取りたくなるようなものをお考えください。

さて冒頭の「かわいいねこをもらってください」の課題図書は出版社に問い合わせをしたところ、例年の販売部数を越え全国的にもかなり反響があったとのことです。千葉市では読書感想文「本だな」コンクールに、応募した児童99名うち34人の児童がこの「かわいいねこをもらってください」で応募したしたそうです。 メールを下さった知人の身をもって体験したお子さんやかかわった子ども達、またこの本を読んだ子ども達は、助けた命に責任を持つことや命の重さを考えるきっかけとなったことは言うまでもありません。今後、子ども達に対して動物保護指導センターと教育委員会が連携して動物を通して命の大切さを実感できる授業をしていただけますよう強く要望して私の一般質問を終わります。