1、千葉市におけるホームレスの問題と支援について

答弁:保健福祉局次長

千葉市におけるホームレスの問題と支援についてお答えします。はじめに、過去3年間のホームレス巡回相談事業の実績についてお答えします。
まず、面接実人数、年齢、健康状態についてですが、面接実人数については、平成17年度が89人、18年度が118人、19年度は2月末現在で84人となっています。
年齢については、50歳代及び60歳以上が、それぞれ約4割となっており、中高年層が大半を占めています。
健康状態については、約3割の方々が「体の具合の悪いところがある」と答えています。

次に、巡回相談事業で把握したホームレスのうちで亡くなった方についてですが、平成17年度以降4人います。  

次に、医療相談や法律相談などについてですが、巡回相談では、巡回相談員がホームレスの方々に対し、健康状態や日常生活の状況などを確認し助言しています。

次に、巡回相談事業を介して、路上から居宅へ至った人数と年齢についてですが、民間アパートなどに入居した方は、平成17年度が7人、18年度が35人、19年度は2月末現在で25人となっています。
年齢については、これら67人のうち、50歳代が24人、60歳以上が27人です。

次に、居宅移行者への生活支援等のフォローについてですが、 1 居宅生活へ移行し生活保護を受給した場合は、福祉事務所のケースワーカーが、定期的に訪問することにより生活実態を把握し、居宅生活を継続するための助言などの支援を行っています。

次に、就職・自立にいたったケースについてですが、平成19年度に居宅生活に移行した25人のうち、就職した方は2人います。

次に、個人支援台帳についてですが、個人支援台帳は、個々の健康状態、生活歴、職歴、扶養親族や今後の希望などを記録し、状況に応じた具体的な支援を行うために活用するものです。
現在、巡回相談の結果を基に、約80人の個別支援台帳を作成しました。

次に、相談窓口の開設や医療機関との連携についてですが、各区の福祉事務所では、生活保護などの相談に応じているところであり、巡回相談員も、必要に応じて福祉事務所に相談するよう促しています。 また、医療機関と連携した支援については、健康状態が著しく悪化したこと等により、緊急に治療等が必要な場合は、医療機関への入院等の対応を図っています。

次に、居所として市営住宅を確保することについてですが、通常では、アパートへの入居の際には保証人が必要となりますが、本市では、ホームレスの方が居宅生活への移行を希望する場合、アパートを管理している不動産業者に対し、保証人がいなくとも入居できるよう協力を求めています。
巡回相談事業開始以降63人のホームレスの方々が民間アパートに入居しており、今後も、引き続き、民間住宅の活用を推進して参りたいと考えています。

次に、居宅における自立生活の支援についてですが、ホームレスの方が、居宅生活へ移行し生活保護を受給した後のフォローについては、これまで福祉事務所のケースワーカーが、居宅生活支援や就労支援を行ってきましたが、平成20年度からは、これらに加え、巡回相談員による支援を実施して参ります。

最後に、無料低額宿泊所の退所者のうちの失踪者の人数についてですが、平成18年度では、191人となっています。

2、学校における読書活動について

答弁:教育次長

学校における読書活動についてのご質問にお答えします。先ず、今後の学校図書の整備についてですが、引き続き、学校図書予算を確保するとともに、今後は、次期5か年計画の中で、図書の充足率を高め、蔵書内容の充実を図ることについて検討して参ります。

次に、「学校図書館指導員」を中学校へ重点的に配置するに至った経緯についてですが、全小学校への「学校図書館指導員」の配置により、学校図書館の環境整備が進み、読書量や図書貸出し冊数の増加など、読書活動の充実が図られております。
これらの実績を踏まえ、平成20年度から、中学校へも専任の「学校図書館指導員」を配置することにより、中学校における学校図書館教育の一層の充実を図ることといたしました。

次に、今後の指導員の配置についてですが、中学校では、「1人が1校を担当し、週4日勤務」。小学校では、原則として「1人が2校を担当し、週4日勤務」となります。

次に、指導員の役割についてですが、「学校図書館指導員」には、幼・小・中いずれかの教員免許、または司書の免許を有している者が配置され、各学校の図書館運営計画に従い、図書館主任の補助的な立場で学校図書館の充実にあたることを役割としており、小・中学校での職務内容に違いはありません。

次に、新しい配置体制への指導員の反応についてですが、2月に実施した研修会では、小学校での勤務が2日となることや、中学校での勤務への不安等の意見も出されましたが、全体としては、新しい体制の下で、本市全体の読書活動を充実させようとの声が多く聞かれました。

次に、「魅力ある学校図書館充実推進委員会」についてですが、「学校図書館指導員」の配置や図書整備などを円滑に進めることを目的として設置され、学校教育部長を委員長として、教育委員会内の関係課長、中央図書館長、教育センター所長をもって構成しております。

次に、新しい配置体制への、小学校の対応についてですが、小学校では、原則として、現在の週3日勤務から週2日の勤務に変わりますが、これまで培ってきた成果を図書館主任や「学校図書館指導員」が、今後の読書活動に十分生かすとともに、保護者や地域の方の協力をさらに得るなどして、読書指導や図書館運営の充実が図られるものと考えております。

次に、市立図書館との連携についてですが、読書活動や教科等の調べ学習で使用する図書については、各学校が市立図書館の団体貸出しを利用しており、希望する図書が無い場合には購入の希望を出しております。
また、市立図書館の職員が学校訪問を行ったり、学校職員が市立図書館で開催される研修会に参加するなど、連携を図っております。

次に、小学校でのボランティアの活動についてですが、学校図書館指導員とともに、学校図書館の環境整備や図書の配架、貸出し、返却などに携わるほか、子どもたちに対する読み聞かせや語り、ブックトークなどの幅広い活動を行っております。

次に、「千葉市子ども読書活動推進計画」についてですが、学校では、読み聞かせ、ブックトークなど多様な読書活動に取り組んでおり、全校一斉の読書活動については、小・中学校ともに95%以上の学校が実施しております。
また、読書月間を設け、「読書祭り」や「読書発表会」などを開催し、児童生徒が読書に親しむ機会の充実にも努めております。
推進計画の見直しに当たっては、これらの成果を反映させて参ります。
以上でございます。

2回目

1 千葉市におけるホームレスの問題と支援について

答弁:保健福祉局次長

千葉市におけるホームレスの問題と支援についての2回目のご質問にお答えします。まず、消費生活センターとの連携についてですが、多重債務があるホームレスの方に対しては、巡回相談員が消費生活センターに相談するよう促すとともに、相談を受けた消費生活センターは、必要に応じて県弁護士会などを通じて法律専門家に引継いで参ります。

次に、市営住宅における支援団体による福祉目的の使用例についてですが、これまで、そのような事例はございません。

最後に、市営住宅で一定の居住戸数を確保した上での自立支援事業の実施についてですが、現在、ホームレスの方が居宅生活への移行を希望する場合の住居については、民間住宅の活用が一定の成果を上げているところです。
また、住居を確保し生活保護を受給した場合の自立支援については、福祉事務所のケースワーカーが行っているほか、平成20年度からは、巡回相談員による支援も実施することとしています。
このようなことから、現在、市営住宅を活用した自立支援事業の実施については、考えていません。

2 学校における読書活動について

答弁:教育次長

学校における読書活動についての2回目のご質問にお答えします。先ず、図書費の充実についてですが、読書教育を推進するには、学校図書館の充実は、極めて重要であると考えておりますので、今後とも、学校図書予算を確保し、図書の充足率を高めるとともに、蔵書内容の充実にも努めて参ります。

次に、「学校図書館指導員」の配置についてですが、平成20年度は、配置方法を変更し、全中学校に週4日、全小学校に原則として週2日勤務する、専任の「学校図書館指導員」を配置し、学校図書館教育の一層の充実を図ることとしたものであります。
今後の配置については、実施状況を見ながら、検討して参ります。

次に、ボランティアとの連絡の必要性についてですが、それぞれの学校では、「図書館主任」と「学校図書館指導員」が、ボランティアの方々と、活動時間や内容、児童生徒へのかかわり方などについて、必要に応じて連絡・調整を行っております。

次に、学校図書館センター及び貸出手法の多様化についてですが、今後も、他市の状況を調査し、検討して参ります。
以上でございます。