意見表明

小西 由希子

市民ネットワークの小西由希子です。会派を代表して、平成19年度予算議案中、議案第11号一般会計予算、第28号水道事業会計予算に反対の立場から、意見表明を行います。

2007年度予算は、一般会計で前年度比7.5%増となりましたが、借金財政はとまりません。2007年度末の利子を含めた全会計の借金総額は1兆3,685億円、市民一人当たりに換算すると、149万円です。

07年度予算で一般会計の市債は628億円。通常事業債が約363億円。地域再生事業債73億円。行政改革推進債は47億5 千万円。退職手当債が40億円。さらに臨時財政対策債が105億円。発行限度額一杯まで借金を積み重ねないと予算が組めない状況です。蘇我臨海部開発や千葉駅西口再開発、さらに中央第6地区の再開発などがここ数年の予算への負担として大きくのしかかってきているのです。

さらに、中央第6地区再開発ビルは、公共施設で占められ、今後維持管理費の負担も大きくなります。

主な公共施設の管理運営費は、19 年度は、既存施設分を12 億3500 万円も減額しているにもかかわらず、355億900万円で、18 年度より約4億2600万円、1.2%増加しています。これは、新5カ年計画整備での新規施設の維持管理費総額が8 億9000 万円にものぼるからです。公民館、学校など、身近な施設の管理運営費を削り、新規施設の運営費を捻出している、という構図です。

市長は、大型開発を分不相応に進めてきたことを反省し、第2次5カ年計画事業の、延期、見直しを大胆に決行すべきです。いまこそ本気になって財政再建に取り組まないと、千葉市の未来へ大量の負の遺産をまわすことになります。

水道事業については、第3次拡張事業を見直すことを求めます。

予算編成過程に、市民が関与する自治体が増える中、限られた財源の効率的な支出について市民理解を図り、自治体の説明責任を果たすためにも、予算編成過程がその都度市民に明らかにされることが必要です。市の施策執行の成功は、予算配分を含めての市民の理解が前提であり、それこそが成功の鍵をにぎるものといえるのではないでしょうか。

私たち市民ネットワークは、情報公開と市民参加を重要な理念と捉えております。

19年度を境に、借金残高を減らし、財政健全化への「ゼロ年」とすべきことを提案するとともに、予算編成への市民参加を求めて、市民ネットワークの意見表明といたします。

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