1、 高齢者福祉について

答弁:保健福祉局長

高齢者福祉についてお答えします。
始めに、あんしんケアセンターのご質問に、お答えします。まず、あんしんケアセンターの実績についてですが、新予防給付プランの作成状況は8月末で、1,839件で、このうちセンターは832件、事業者は1,007件です。区別では、中央区で394件、花見川区で367件、稲毛区で319件、若葉区で286件、緑区で165件、美浜区で308件です。
また、総合相談は、高齢者虐待、成年後見制度や介護保険制度などについて、1,655件ありました。

次に、特定高齢者の把握状況ですが、基本健康診査の対象者数は、16万7,912人で、6月末の受診者数は、1万3,749人です。このうち医師から特定高齢者と選定された人は296人で、あんしんケアセンターで介護予防プランを作成した人数は、8月末で12人です。

次に、介護予防の課題とその対策についてですが、特定高齢者と選定されても、あんしんケアセンターに行かない高齢者が多くいることです。
この対応としては、個別にハガキで介護予防の取り組みを促したり、あんしんケアセンターのパンフレットにより、介護予防に対する啓発を行うとともに、介護認定の非該当者には、非該当通知に介護予防についてのお知らせを同封しています。更に、9月からは、区役所、公民館等で、あんしんケアセンターの出張サービスを開始したところです。

次に、あんしんケアセンター等運営部会についてですが、委員構成は、医師や学識経験者、被保険者代表等の12人で組織しており、部会の役割としては、あんしんケアセンターの公正・中立性の確保や地域密着型サービスの指定等を行います。

次に、情報交換や意見交換についてですが、毎月あんしんケアセンター連絡会議を開催し、情報交換、意見交換等を実施しています。
また、保健福祉センターとの連携についてですが、 高齢者虐待については、あんしんケアセンターでの通報の受理や市が行う立ち入り調査などの役割分担があることから、相互の連携を密にして対応しています。

次に、配食サービスの質問に、お答えします。
まず、事業者数等ですが、7月末現在で、市内の事業者数は、15事業者、利用登録者数は1,260人、利用者数は延べ人数で2,788人です。

次に、食数についてですが、食数の減少は、利用者の嗜好やニーズの多様化等が考えられます。
また、利用者や事業者からの要望については、委託先の千葉市社会福祉協議会において、管理栄養士が衛生面や、食事の内容、カロリー等について調査指導しています。

次に、制度改正についてですが、利用料金の値上げは、介護保険法において、施設の入所者の食費が自己負担となったことに合わせ、配食サービスの自己負担分についても見直したものです。
また、利用対象者については、本年の4月から、介護予防が始まったことで、一般の高齢単身世帯で、食事の調理が困難な方としていたところを、これに特定高齢者という要件を付加したところですが、これまでの利用実態を踏まえ対応したいと考えています。

次に、安否確認の際に発見した高齢者の事故とのことですが、17年度は4件あり、福祉事務所に連絡しており、内1件は警察にも連絡しました。
事業者の指導についてですが、社会福祉協議会と事業者との契約書には、緊急時に所定の措置を行う旨を記載しています。

次に、事業の見直しについてですが、高齢者の状況、利用者の嗜好やニーズを踏まえて調査研究したいと考えています。

次に、介護予防の質問にお答えします。
まず、介護予防教室は3つの教室に分けて行うこととし、3,600人を対象に、各区において総合38人、標準15人、初級25人に分けて、1コース3ヶ月間で年4コース実施することとしています。

次に、介護予防事業の効果と評価についてですが、介護予防教室では、市の保健師が参加者の初回と最終回の身体能力の測定結果や、健康への意識の変化などをあんしんケアセンターに報告します。あんしんケアセンターはこれに基づき、必要に応じて介護予防プランを見直し、目標達成状況を把握しながら、改善・維持・悪化などの評価を行います。

次に、介護予防事業についての専門家の配置についてですが、介護予防教室では保健師や栄養士を、筋力向上トレーニング教室では健康運動指導士などが配置されます。

次に、地域支援事業費についてですが、この予算で対応出来るものと考えています。

次に、生きがい活動支援通所事業についてですが、対象者の変更につきましては、本年6月末から7月にかけ、いきいきプラザ・センターに市職員が出向き、説明会を開催し、ご理解をいただいたと考えています。
いきいきセンターについては、第2次5か年計画により、各区2箇所ずつとなり、介護予防教室についても、各区の保健福祉センターで開催してまいります。

2、保健福祉センター整備と跡施設の活用について

答弁:保健福祉局次長

保健福祉センターの設計に当たっては、保健福祉センター整備基本計画を基に、従来の福祉事務所の機能、保健センターの機能、そして地域福祉活動のスペースを備えることを基本に、それぞれの敷地の特性等を勘案し設計することとしています。

稲毛区保健福祉センターの整備に当たりましては、これまでに整備が完了した若葉区の経験や、福祉事務所、保健センターの利用者から寄せられているご意見も参考に、設計を行ってまいりたいと考えております。

次に駐車場の計画等についてですが、現在基本設計において敷地内における保健福祉センターや駐車場などの配置について検討を行っているところであり、将来必要となる駐車場の台数や、周辺道路からの車両の進入路、区役所等との連絡通路へのシェルター等についてこの中で検討をしてまいります。

次に地域福祉活動スペースについてですが、地域福祉の担い手であるボランティアの皆様などの活動拠点として有効に活用していただくことを目的としていますので、施設を管理することとなる社会福祉協議会とも協議しながら、より使いやすい施設となるよう努めてまいります。

次に小中台保健センターの跡施設の活用についてですが、今後、全庁的なニーズ調査を行うとともに、地域の特性や地元要望等を参考に検討してまいりたいと考えております。

答弁:市民局長

保健福祉センター整備と跡施設の活用についてのご質問のうち、所管についてお答えします。
各区役所の福祉事務所跡スペースの活用につきましては、現在、「区役所庁舎活用検討委員会」を設け、市民サービスの向上、狭隘な職場環境の改善、将来の事務量の増大などへの対応を視野に入れながら検討しております。

3、動物愛護について

答弁:保健福祉局長

次に、動物愛護に関する質問について、順次お答えします。
まず、動物の譲渡事業については、動物保護指導センターで捕獲し又は引き取ったものを適正に飼養できる市民に譲渡していますが、平成17年度は、収容した犬560頭のうち、成犬42頭を含め、161頭を譲渡したところであり、年々処分頭数は減少してきています。
また、環境省では、より多くの譲渡を希望する者を募るため、広域的なネットワークシステムの運用を本年度から開始しており、本市として、このシステムへの参画の是非を検討しているところです。

次に、地域に出向いた普及啓発事業についてですが、市政出前講座を本年度3回実施したところであり、犬、ねこの正しい飼い方を説明し、質疑応答や意見交換を通じて理解と関心を深めてもらうほか、千葉県動物保護管理協会が開催する講習会や犬のしつけ方教室などに協力するなどして、動物の適正飼養について、普及啓発を図っています。

次に、動物愛護専門施設整備の今後のスケジュールについてですが、本事業は、第2次5か年計画に位置付けられた事業であり、この期間中に、基本構想の策定や用地買収を予定しています。

次に、市民参加についてですが、近年、核家族化、少子高齢化が進む中で、ペットは単なる愛玩ではなく、家族の一員さらには心に潤いを与える人生のパートナーとして、その重要性は高まっています。
このような現状を踏まえ、基本構想の策定に当たっては、広く市民から意見を聞くことにより、動物愛護思想の普及啓発にもつながることから、市民参加の手法について検討してまいります。

最後に、動物介在活動については、動物の訓練など飼養管理の問題や事故の発生防止などの課題もあることから、他都市の事例を参考にしながら動物愛護専門施設を整備するなかで検討していきたいと考えています。
また、ボランティアについては、動物愛護週間に実施する「ふれあい動物フェア(本年度は一昨日の日曜日に開催)」に協力をいただいているところですが、動物愛護精神の普及には、獣医師会などの関係団体やボランティアの協力は必要不可欠であることから、その育成にも努めてまいります。

4、動物公園について

答弁:都市局次長

動物公園についてのご質問にお答えします。

まず、今後のマスコミ対応はどのように行うのかについてですが、テレビ、新聞等のマスコミ報道は、PRに有効な手段であると考えております。
昨年のレッサーパンダ「風太」君に続き、現在は、風太二世でテレビ、新聞、雑誌等による取材が多くあり、動物公園が全国的に注目されることは、本市にとって多方面でメリットがあると考えます。
今後とも、マスコミ等に対して常に正しく新しい情報を発信したいと考えております。

次に、リアルタイムの情報発信についてですが、飼育担当者が来園者に動物の生態や、普段は目にできない採食時の様子などの説明を行っております。
また、広報活動につきましては、昨年度より広報担当職員を配置し、動物の赤ちゃん誕生や成育状況、イベントの開催情報等をマスコミに積極的に提供 するとともにホームページへの掲載や携帯電話を 用いた情報提供等も行っております。

次に、展示手法とその工夫についてですが、当園におきましても、行動展示はすでに実施しているところであります。
例えば、フクロテナガザルのブラキエーション(腕渡り)、カリフォルニアアシカでの水槽展示、ナマケモノにみられる採食行為など、来園者に対して動物の特徴的な行動がみられるよう、工夫しております。
また、檻のない展示場が数多くあり、来園者にとっても、ゆったり散策のできる開放的な動物公園として、満足いただいております。

さらに、独自の展示手法についてですが、家畜  原種ゾーンは、千葉県が我が国の酪農の発祥の地であることから家畜との関りが深く、これをアピールする意図から、各国の代表種を展示している国内 唯一のユニークな施設でもあります。
今後も、飼育動物の習性に沿った展示を工夫し、来園者が興味を感じるよう心がけてまいります。

次に、「ターゲットトレーニング」と「エン   リッチメント」について取り組んだ経緯とその内容についてですが、まず、ターゲットトレーニングとは、指示した  部位に触れることで、動物に目的を理解させることであります。
当園ではゾウの採血や治療を危険なく行うため、直接動物に触れずにすみ、柵越しでもコントロールできるターゲットトレーニングを導入しております。

次に、エンリッチメントとは動物園のように  限られた環境のなかで、その飼育環境に工夫を施し、その動物本来の習性や行動を見てもらう試みを 言います。
狭い空間で発生しやすい動物のストレスの改善には効果的であり、飼育動物の健康的・活動的展示には欠くことのできない手法であります。
当園では類人猿のオランウータンの採餌器や ゴリラのハンモックなどですでに実施しており、 その知能の高さも来園者の前で披露されております。

次に、今後の経営の見通しについてですが、地方公営企業の中期経営計画において、平成  17年度から21年度までの5か年で一般会計からの繰入金を順次削減する計画となっております。
また、取り組みとしましては、各種イベント及び展示動物の充実に努め、PR活動を積極的に行う ことにより、リピーターや新規入園者の増加を図るとともに、経費節減に努めてまいりたいと考えて ります。

次に、「動物公園協会」と「みどりの協会」が統合された場合、教育普及事業、図書室管理運営は、どうなるのかについてですが、どちらも動物公園の運営に重要な事業でありますので、今後も、存続するべきものと認識しております。

次に、ボランティア制度の内容と今後の取り組みについてですが、市民との協働により、展示動物の解説をしていただくもので、来園者へのサービスの向上ならびに、動物に対する関心度をより深めていくことを目的としております。
本年8月、市政だよりで制度の周知と20名ほどのボランティアの募集をしたところであり、合計 32名の参加者に説明会を2回実施しました。
今後は、登録を希望する方に対して養成講座を 実施し、来年1月からは当園にて実施研修を予定 しております。
なお、平成19年度からは本格実施を目指すものです。

次に、子どもたち対象の事業についてですが、主な内容といたしましては、子ども動物園に  おける小動物触れ合い活動や飼育体験活動として、小学生を対象に「サマースクール」と「ズーキッズデイ」を開園以来実施しており、大変好評を得て  いるところであります。

次に、中・高・大学生を対象とした事業につきましては、中学生の職場体験や職場訪問、高校生を  対象とした飼育体験のほか、大学生における学芸員や獣医・飼育実習など希望者への対応を実施して おります。

次に、子どもたちへのメッセージについてですが、簡単な動物の世話を通じ、楽しく学びながら、人間が本来持っている五感すべてを使って、動物も「生」あるものであることを実感して、生命の大切さを 感じてもらうことができればと思います。

最後に、高齢者や障害を持った方の利用における対応についてですが、高齢者については、今年度より決められたコースだけでなく、時間的な余裕を持ちながら園内案内を実施する、「ゆったりツアー」を計画しております。

次に、視覚障害の方には、子ども動物園内での小動物ふれあいコーナーにおいて、動物の温もりを肌で実感していただけるようにしております。
また、聴覚障害を持った方が参加されるときには、ボランティアや職員が手話通訳でコミュニケーションを図っているところです。
今後も、手話通訳を取得された方などが専門性を当園にて発揮できるよう、環境整備を進めたいと 考えております。

2回目

1、高齢者福祉について

答弁:保健福祉局長

配食サービスの2回目の質問にお答えします。
事業者との意見交換会や利用者の実態把握とのことですが、委託先の社会福祉協議会には、事業者から様々な声が寄せられているところであり、市と社会福祉協議会で協議しているところです。

低所得者の軽減措置についてですが、介護保険制度のディサービスでも軽減措置を設けていないことから、配食サービスについても設けないこととしました。

3、動物愛護について

答弁:保健福祉局長

動物愛護に関する2回目の質問にお答えします。
処分と愛護を分けることについてですが、今後、基本構想の策定に当たりまして、処分と愛護部門のあり方や業務内容などを総合的に検討していきたいと考えております。

4 動物公園について

  

答弁:都市局次長

動物公園についての2回目のご質問にお答えします。
まず、飼育課職員の研修の状況についてですが、動物公園では、常に動物本来の行動を、いかに工夫して見せるかを研究しております。 そのため、動物園間での研究会・講習会などに 参加し、研究の成果を示すとともに、情報交換等を 行い職員各自が研鑽しております。
また、動物の健康のため、各研究機関と共同研究を行い、飼育技術の向上に努め動物管理に反映させております。