1、子育て支援について
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福谷 章子 1-1 乳幼児施策について 1-2 児童虐待について 1-3 障害児支援について |
2、 緑区の交通インフラについて
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次に、緑区の交通インフラについてうかがいます。 緑区の鉄道交通インフラであるJR外房線は、鎌取駅・誉田駅・土気駅の3駅をつなぎ、緑区を横断しています。交通拠点となるそれぞれ三駅までは、自転車、自家用車、バス、を利用しますが、バス交通網は未発達であり、バス事業をおこなわない千葉市にあっては、今後の課題です。 もう一つの公共交通として、京成線が緑区の一部を通り抜けちはら台まで伸びていますが、高額な料金体系であるためか、乗降客の伸びは今ひとつです。 さらに、東西に走る道路は、大網街道・外房有料道路・そして建設中である塩田町誉田町線が鎌取から土気までを結ぶ予定ですが、まだまだ先の話になりそうです。したがって、緑区を東西に結び、かつ通勤通学の足となっているJRは、大変大きな役割を担います。 JRの乗降客数の推移を見ると、鎌取駅は急増し、2000年から2002年にかけては1,000名以上増加の一日平均15,703名となっています。土気駅も、2000年から2002年にかけては漸増しています。誉田駅の乗降客は平成9年より減少していますが、駅周辺整備の進展により、今後増加が見込まれます。 このような現状であるにもかかわらず、JR外房線のダイヤ数も車両本数も一向に増加する気配もなく、朝夕のラッシュ時は積み残しが出るような状況になっています。また蘇我駅における乗り継ぎも悪く、緑区民のJRに対する不信感はつのるばかりです。JRに対しては住民個々による働きかけもされていますが、今や一企業であるJRからの回答はとても誠意あるものとはいえません。 そこでまず、千葉市のJRへの関わりについてうかがいます。 1)公共交通の要であり、緑区民の重要な足でもあり、今後の住民の張り付きをも大きく左右するJR外房線の運行に関し、千葉市は今までどのような働きかけをJRにしてきたのかうかがいます。またJRの反応に対する評価はいかがでしょうか。 2)また、千葉市として緑区民の鉄道交通ニーズをどのように把握されているのかうかがいます。 3)次に、鎌取駅周辺の自転車駐車場の整備状況を見てみますと、北口の駐輪が590台、南口では1,480台は整備されていますが、さらに約1,200台の放置自転車が遊歩道に放置されている状態です。鎌取駅南口についての今後の対応策についてどのようにお考えか、またあわせて住民参画についてのお考えもお聞かせ下さい。 4)さて、緑区内の移動手段として期待されるものに、バス交通があります。特に緑区いきいきプラザや各地の公民館、またJRや京成の各駅間をつなぐなど、バス交通への期待は大きいものがあります。しかしながら現状では満足なルートもなく、ダイヤも間隔が空きすぎて使いにくいという声が寄せられています。緑区内におけるバスの退出意向路線はあるかうかがいます。 5)コミュニティバスは、退出路線のある地域が優先とのことですが、本市における幹線道路ネットワーク整備事業が進めば、バス運行もスムーズにいくことが予想されます。緑区内における今後のバス交通インフラ整備についての課題をどのように捉えているのか、うかがいます。 6)最後に、未整備部分も多い緑区の交通インフラのビジョンについて、千葉市としてはどのように考えているのかお聞かせください。 以上で1回目の質問を終わります。 |
2回目
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ご答弁、拝聴いたしました。 次に意見と要望を述べたいと思いますが、その前に再度確認させていただきたい点がございますので、2度目の質問をさせていただきます。 1-1 乳幼児施策について まず、女性センターの託児ですが、さまざまなサークルが自主的に行っている託児では、一律に年齢制限をするのではなく、利用者の必要に応じて行っているようです。また、他政令都市の状況を調べてみますと2歳以上に制限しているのは、札幌市と川崎市の2市のみです。 女性センターでは、開設当初から利用者の意見を聞く機会を設けていますが、託児の年齢制限に関して、利用者からの要望など、今までに届いているものがあれば、その内容をお聞かせください。 また、今後、年齢引き下げの可能性についてお尋ねします。 次に、子育て支援における乳幼児施策について再度うかがいます。 保育政策に関する基本方針は、次世代育成支援行動計画の中の市町村保育計画として社会福祉審議会の児童福祉専門分科会で検討中とのことですが、この行動計画の中に他にどのような項目が含まれるのかうかがいます。また、今後の予定についてお聞かせください。 今、問題になっている土気保育所のように、その結論を待たずに、公立から民間にふりかえるとしたら、社会福祉審議会を軽視しているのではないかとわたしは思いますが、千葉市としての見解をうかがいます。 また、今までに、千葉市における公立保育所で、廃園になったという事例はありますか。現在、土気保育所に在園する乳幼児の保護者は、民間・公立を含めた中から土気保育所をあえて選択しました。1997年に児童福祉法が改正され、保育所は措置ではなく選択利用制度に変更されました。仮に、土気保育所が廃園され、経営主体が他の事業者になるとすると、保護者の選択の機会は保障されるのでしょうか。 1-2 児童虐待について 次に、児童虐待についてうかがいます。 養育環境が整わず、一時保護所に入所してくる子どもたちが、入所児童の80%というのは、大変大きな数字です。どのような子もあたたかく養育される場が与えられるよう配慮されねばなりません。一時保護された児童が家庭に戻った場合、地域でサポートするようなしくみが作られているかどうかうかがいます。 さらに、もうひとつの場として児童養護施設が考えられますが、現在ほうゆうキッズルームは50人措置できるところを21名しか受け入れることができない状況になっています。昨年児童養護施設に措置された児童は2月1日現在159名います。また、来年度から児童相談所の受け入れ枠も1.5倍に拡大されるほど、千葉市において保護の必要な子どもは増えています。一刻も早くほうゆうキッズホームが、子どもたちと彼らの親となるべき職員とのあたたかい場所として、子どもたちの受け入れを拡大するために、どのように取り組むのか具体的にお聞かせください。 2、緑区の交通インフラについて 最後に、緑区の交通インフラに関してうかがいます。 バス交通に関してもう少し具体的にご説明いただきたいのですが、退出意向のある路線が19あるとのことですが、具体的にどこの路線なのか、JR三駅を起点にしてお聞かせ下さい。 また、「バス交通に係る対応方針」に基づきバスサービスの向上に向けて取り組んでいくとのことです。「バス交通に係る対応方針」を取りまとめる際に実施された「バス交通対策基本調査」において、バスの使われ方、バスサービス、利用者アンケートと沿線住民アンケート、市民要望などが調査されたようですが、それぞれについて緑区の特徴をお聞かせ下さい。 以上で、2回目の質問を終わります。 |
3回目
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3回目なので、要望を述べさせていただきます。 |
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