谷津田の保全について

答弁:環境局長答弁

◆意見募集について

  1. 意見募集についてでございますが、閲覧方法、募集期間、市民に対する周知方法など、これまで市が行ったものと同様な方法で実施しており、概ね妥当であったと考えます。
  2. なお、事前説明については、意見募集する内容、対象などの点にも考慮しながら、今後検討していきたいと考えます。
  3. 意見の提出は市内12人、市外2人、計14人です。

◆谷津田の自然の定義について

  1. 「谷津田の自然」の定義は、千葉市環境審議会の答申を踏まえて平成11年6月に策定した「千葉市野生動植物保全施策指針」に基づき引用しており、適切な表現であると考えます。
    また、歴史、文化などの要素については、調査報告書等において、「保全する意義」の中で位置づけています。

◆特性調査について

  1. 動植物調査は、統計的にメッシュデータで整理したものであり、ご指摘の生物については、この中に含まれております。

  2. 土地所有者の意識の把握については、全市的に行った農業センサス等の既存調査を十分活用するとともに、今後、必要な実態把握について関係部局と連携していきたいと考えます。

  3. 都市農業等に対する市民意識については、今後、具体的な施策を展開する段階で、必要な調査の実施を検討したいと考えます。
    また、谷津田の名称そのものに対する周知度は把握していませんが、これまでパンフレットや市の広報、自然観察会など様々な方法、機会を活用して、その周知を図っております。

◆保全活用方針について

  1. 市民の取組状況についてですが、市内、7箇所の谷津田で、農家、市民団体、教育機関等が、農業体験、谷津田の復元、自然環境調査等の保全活動を行っていると把握しております。

  2. 市民参加についてですが、谷津田の保全においては、市民、農家等地元住民、行政の協働体制が重要であると認識しています。このため、事業の初期段階から、農家等との連携とあわせて、市民参加による保全活動に努めていきたいと考えます。

  3. 市民の受け入れについては、自然観察会、自然保護ボランティア育成、谷津田いきものの里整備事業等の中で、機会の提供や活動する市民の人材育成等を引き続き図ってまいります。

  4. 農業との関わりについては、農林業関連の計画や施策との調整、連携を図りながら、全庁的に谷津田の自然の保全を進めていきたいと考えております。

2回目

答弁:環境局長

◆特性調査について

  1. 「特性調査」については、野生動植物のみならず水環境、緑地分布等について、市域全体について総合的にとりまとめたものです。
    ご質問の点については、メッシュデータの中でとりまとめているほか、本調査報告書の保全・活用方針の中でも具体的に列挙しております。

◆土地所有者の意識把握について、農業センサス等の等とは何を指すのか

  1. 土地所有者の意識把握について、農業センサス等の「等」とは、「千葉県農業基本調査」や農業改良普及センター等が実施した「農業経営意向調査」などのことです。
    これらの調査では、谷津田の保全に関連する農業後継者や農地等の将来について農家の意向を聞いていることから、基本情報として活用していきたいと考えております。

  2. また、谷津田の保全に具体化に向けては、個々の土地所有者の意識把握がさらに重要であることから、今後、関係部局と連携して取り組んでまいります。

◆都市農業等に対する市民意識について

  1. 都市農業等に対する市民意識については、今回の調査報告書に対する市民の意向把握の他、依然にも「ファミリーアンケート」で、農業・農村の持つ役割、農業に対する期待等についても調査を実施するなど、積極的に取り組んでおります。

  2. 今後とも、計画段階だけでなく、具体的な取り組みに際しても、積極的に情報発信し、市民意識の把握に努めてまいります。

◆谷津田の保全にかかる市民の取組状況について

  1. 谷津田の保全に係る市民の取組状況についてですが、犢橋では、「さつきが丘西小学校」が農業体験を、大百池では、「千葉明徳高校や生浜東小学校」が田んぼ作りや環境学習を、大草では、「東邦大学や生協」が水田の復元活動や生き物調査を、谷当では「谷当グリーンクラブ」が田んぼ作りや里山保全を、中野では、「自然と環境を考える会」等が動植物の保全活動を、大薮池では、「プロジェクトとけ」が田んぼ作りや自然観察を、下大和田では、「ちば・谷津田フォーラム」と「ちば環境情報センター」が、田んぼ作りや自然観察などを行っています。(※市域の西から東へ順に列挙)

◆市民の受け入れについて

  1. 「市民の受け入れ」についてですが、平成14年度から始めたボランティア育成講座は、受講者を公募していますが、谷津田いきものの里は、地権者等との関係もあり、今年度は、既に活動している団体や自然保護ボランティア等を対象に行う予定です。

  2. また、人材育成は、自然環境調査、水田や樹林の維持管理、環境学習等の活動を実践的かつ主体的に行える人材の育成を目指しており、NPO等の市民団体とも積極的に連携していく考えです。

◆農林業関連の計画や施策とは、具体的にどのようのなものをさすか。

  1. 農林業関連の計画や施策としては、「千葉市農業基本計画」や「千葉市森林基本調査」等の計画を、また、「環境保全型農業の推進」や「都市と農村の交流促進」等の施策をさしております。

3回目

答弁:市民局長

◆意見募集の方法を庁内的に統一していく必要について

  1. 意見募集の方法につきましては、事業や施策内容により異なるものであり、方法、期間等は現時点では統一する必要ないものと考えます。