福谷 章子

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街の中で自然循環の森づくり

昨年若葉区に、子どもたちの森がオープンし、そのセレモニーに参加したのですが、子どもの多い緑区にも、こんな遊び場が欲しいなあ・・・としみじみ思いました。
その後、おゆみ野の森が市民の森としてオープンしましたが、プレイパークとしてオープンしたわけではなく、この森がどんな風に育っていくかは未知数でした。
市民の森は、住民で作る地域の管理団体に市が運営を委託をするというのが本来の運営形態ですが、残念ながらおゆみ野にはその機運が無く、市も住民団体を育成する気概もありません。
そこで市は、
「都市機構さん(地主です)は、まちづくりの専門家だから・・・」
と、URに丸投げし、
URは新都市ライフにお任せする・・・
という、バケツリレーのようにしてとにかく住民主体とは名ばかりの管理運営団体を組織し、出発したのです。
当然のことながら、新都市ライフの担当者は当初苦労をしたようです。
しかし、毎月の活動を繰り返すうちに、地域の中から主体的に関わってくれる人が、一人二人と増え、今では楽しく豊かな森になったのです。

 おゆみ野の森2.JPGおゆみ野の森1.JPG








15日の日曜日は、月に一度のおゆみ野の森の活動日で、ちょうどお昼前後に時間が空いたので駆けつけました。
すると、どうでしょう!太いロープで、楽しそうな遊具ができているではありませんか!
子どもたちが、自らの力で制御できるような遊具ですから、たとえ落ちても大怪我にはなりません。
嬉々として遊ぶ子どもたちと、遊具を作ったり、森の世話をしたりしながら子どもたちと時間を共有する大人たち。回を重ねるごとに、大人の絆もつながっていくのを感じます。大人にとっても、充分に楽しめるような居心地の良い空間になりつつあります。

おゆみ野の森3.JPGそして、もう一つ、この日は楽しい仕掛けが出来上がっていました。『落ち葉のゴミ箱』です。
子どもにとっては、『カブトムシのお宿』とも言います。
竹を切り出し、120センチほどの長さに揃えます。その竹で囲いを作って、その中には、落ち葉を入れます。落ち葉で腐葉土を作るのです。
「間もなくカブトムシがやって来るよ・・・」という説明に、子どもたちは目を輝かせて、せっせと落ち葉運びです。

園路の脇には、ひまわりのタネも撒かれていて、随分大きくなりました。
さあ、これからしばらくは草取りが大変ですが、こちらも頼もしい助っ人がいるんです!

日々の詳細は、『福谷章子のまちづくり』でもお知らせしています。
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都市機構所有の土地の行方

都市機構から決断を迫られた千葉市


おゆみ野には、未利用で都市機構が地主となっている土地が40haほどあります。
そのうち、当初の開発計画において、公共用地として将来的に千葉市が取得予定で、未だ機構所有が9箇所。その9箇所に関して、取得するのかしないのか、早急に決定して返事が欲しい、と機構から千葉市に申し入れがありました。
そこで千葉市としては、鎌取3中予定地とふれあい館の土地に関しては購入、子どもルーム2箇所については有償で借り受け、その他は返却する、と判断し、返事をしようとしました。
ところが、その中におゆみ野運動広場が含まれており、返却するなら今年9月30日までにして欲しいというURの希望は、年間計画にのっとって活動を始めている利用者にとっては、寝耳に水の話となったわけです。
そこで、説明会が昨日19日の夕方に、緑区役所で行われました。

もうちょっと使わせて!


参加者は、運動広場を利用している団体の関係住民15人余り、千葉市の政策調整課、教育委員会社会体育課と企画課、緑区役所地域振興課。
そこに、議員も3名。森茂樹さんと白鳥誠さんと私が出席しました。
さらに説明を加えれば、UR都市機構はニュータウン事業を平成25年に終了することが国から義務付けられており、そのためにすべての土地販売を22年度までに開始したいがための打診なのです。
当初この広場を借りる時には、最低5年間の約束でしたが、解除の必要が生じた時は貸借契約中でも解除できる、と言う約束になっているのです。
あまりにも早急な利用中止宣言に利用者は戸惑い、もう少し期間にゆとりがもてないか、と訴えるのが精一杯でした。

議会が果たす役割は?


結局、政策調整課が機構に対して住民の意思を伝え、期間延長を申し入れることと、この場では決まりました。
さて、その際の議会の役割です。
議会として住民の意思を尊重し、機構や国に対して意見書を出すことは可能だと私は考えます。
それに対して森議員は、これはもう決まったことで国の方針だから、そういうことをするよりも推移を見守った方が良いと考えられ、白鳥議員は議会としてアクションを起こしたほうが良い、というお考えのようでした。
国の方針に「はいよ!」と従うばかりではなく、その方針が民意とかけ離れている場合は、国や他団体に対して意見書として民意を伝えるのが、地方議会の重要な役割である、と私は思うのです。
政策調整課が機構に民意を伝える時に、議会としてどのような援護射撃ができるか探るためにも、私たちが呼ばれたのではないでしょうか。

いつ誰がどこで決めたのか?


ところで、今回の計画変更で、中学校予定地と小学校予定地を1校ずつ減少させるわけですが、それがいったいいつ決まったのかと、白鳥議員はいぶかっておられました。
それは、2007年2月22日の議会で、市長が以下のように答えて公になっています。

●最後に、おゆみ野地区の中学校建設の見通しについてお答えします。
 まず、おゆみ野地区の児童生徒数及び泉谷・有吉中学校の生徒数、学級数の推計についてですが、おゆみ野地区全体では、平成18年5月現在の児童数3,844名が平成24年には4,564名に、同じく生徒数1,647名が2,062名にふえるものと推計しております。また、平成24年度には、泉谷中学校が生徒数1,151名で31学級、有吉中学校は生徒数911名で25学級になるものと推計しております。
 次に、鎌取第三中学校仮称の整備計画についてですが、平成19年度に基本設計に着手し、平成20年度に実施設計、平成21、22年度に建設工事を実施し、平成23年4月の開校を予定しております。
 次に、新たな新設校の必要性についてですが、近年、おゆみ野地区においては、京成線沿線の一部で人口が増加しており、この地区の今後の開発状況を慎重に見守る必要がありますが、今後、急激な開発による人口増加がなければ、小学校については既存の6校、中学校については新たに建設が計画されている鎌取第三中学校仮称と既存の2校を合わせて、3校でおおむね対応できるものと推測しております。

あくまでも、推測ですが・・・。
流動的な地域における計画行政は難しいものですが、だからこそ地域の実態を常に把握しておくことが重要です。
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隆起!再生クラッシャーラン

数日前の新聞に、道路のアスファルトが隆起する問題が取り上げられていました。
花見川区では70歳代の男性が躓いてころび、怪我をしたとのこと。
道路は市道で、他にも何箇所もあるとのことなので、この件について市から詳しい状況を聞きました。

隆起の原因は、アスファルトの下に敷き詰めた再生クラッシャーラン(アスファルトやコンクリートガラ、スラグなどを細かく砕いて混ぜ合わせた路盤材)の膨張。2002年と2003年にJFEミネラルという会社で作られたものが膨張しており、なぜ膨張したのかといえば、スラグの配合比率が高かったのではないか・・・とのことです。

この製品を使って市が工事をした箇所は、千葉市内で450箇所、そのうち35箇所が隆起し、現在市では表面のアスファルトをはがし、下部のクラッシャーランの膨張部分を削り取り、再びアスファルトを被せるという緊急修復工事を行っているそうです。
会社は2005年末には隆起の情報を得ており、2007年6月に原因が判明、その直後の9月に千葉市の区画整理事業で住宅の門柱が傾き、市が気づいて事業者に連絡をし、先ごろの公表となったわけです。

さて、ここから先は私の憶測ですが、おゆみ野にある某ショッピングセンターの駐車場が、しばらく前からあちらこちらで隆起し、立ち入りできないようコーンで囲ってあります。
もともとの土地が湿地か何かだったのかなあ・・・?などと呑気に考えていましたが、もしかしてこれも、再生クラッシャーランのいたずらではないのでしょうか?

千葉市は、市有地の状況把握はしていますが、民間施設に関しては関与できないという姿勢です。
しかし、民間施設といえども多くの市民が利用するわけですから、事故を未然に防ぐためにも、会社に対して、販売相手に情報を公開をするよう指導するくらいのことは、市が行うべきではないでしょうか。
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ムクドリ狂想曲

新たな都市問題の出現


鎌取駅南口センタモールの駐輪場夕方、日が暮れる前に鎌取センターモールに足を運びました。わずかに鳥のさえずりが聞こえ、樹木の下には自転車が整然と並び、点字ブロック上に散乱する自転車もすっかりなくなりました。
定期的に清掃をしてくださるボランティアの方々もあり、小さな善意に街が支えられ守られている、と知るだけでもあたたかい気持ちになります。
さて、徐々に使いやすくなったセンターモールですが、この夏はまたしても住民を困惑させる事態が発生しました。ムクドリの大群、大乱舞です。8月頃から、鳴き声が異常にうるさい、料金を支払って止めた自転車に糞がたくさん落ちている、悪臭がするという苦情が寄せられるようになりました。確かに、猛暑の頃は夕方になると熱気とともに悪臭がこもり、衛生面でも気がかりでした。

ムクドリの生態


対策を考えようにも、ムクドリの生態やここに大群がいる理由もわからずには何も始まらない、ということで千葉市動物公園の飼育課や環境団体への聞き取り、そしてインターネットでの検索とともに、緑土木事務所や駐輪場を担当している維持管理課と頭を悩ませました。
もともとムクドリは、暖かい環境を好み、郊外の竹やぶや雑木林をねぐらとして、田畑の害虫を食べる益鳥として大切にされてきたそうです。オオタカやカラスやフクロウが天敵で、それらから身を守るためには、ビルに囲まれた市街地の樹林帯が格好のねぐらとなるのだそうです。5月前後の子育ての時期はつがいで過ごしますが、子育てを終えた夏頃から大群をなし、その期間は3〜4ヶ月。秋になると暖かい場所に小移動をするので、人間社会にとって迷惑なのは夏場だけとのこと。しかしその状態が近年酷く、今年は初めて「全国ムクドリサミット」が、姫路市で開催されたほどです。

そろそろシーズンオフ?


試しに枝打ちをしたセンターモールの大木困った緑土木事務所では、9月になって試しに大木を数本枝打ちして様子をみました。しかし糞公害のポイントが移っただけ。さりとて、すべての樹木を丸坊主にするのも忍びない。そこで、ムクドリが嫌う音を発する機械を手に入れて、対策を図ろうとした矢先に、大集団は突然消えました・・・。先週、朝の鎌取駅でも
「ムクドリは何とかならないだろうか?」
と声をかけられ、緑土木に再確認すると、「ところが、今週からいないんですよ・・・。」

確かに、ムクドリの大群は見当たりません。夏の夕方の大音響とむせ返るような悪臭も無くなりました。暖かい場所にねぐらを移したのでしょうか。
樹木の下では数人の子どもたちが遊び、傍らの石垣に大人が腰を下ろして談笑しています。今年は、ひとまず収束の様相です。しかし、来年の夏もここで、そして今頃はどこか他の場所で、同じようなことが繰り返されていることでしょう。
たまたま耳にしたNHKラジオでも、この話題が取り上げられていました。
「膨らませた傘袋をこすって一斉に音を出す、という作業を住民総出で2時間×2〜3日行なったらしばらく来なくなった」
という話でした。来年の夏休みは、これですかぁ・・・!?
私たちの暮らしや街づくりは、人間とムクドリとの共存という新たな課題を抱えています。
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街歩き

おゆみ野女性の会の街歩きに参加。
本年度女性の会は、街づくりの連続学習会を開催していますが、8月と9月はお休みでした。10月から再開しますが、今日はその下準備を兼ねた街歩きです。
10月の企画は、おゆみ野のまちづくりの現状を実際に映し出し、都市計画の観点から検証してみよう・・・ということになっています。そこで、最近話題となっていたり、問題とされている場所を午前中じっくり見てまわりました。

議会には陳情が


管理センターブログ.JPGまず、はじめに環境管理センター。
すでに工事はここまで進んでいます。ここは近隣商業地域で、この建物は「事務所」ということで建築可能ですが、実は分析業務も行ないます。法律上は「分析センター」は「事務所」としての届出でOKなのですが、周辺住民は納得がいかない、ということで、議会にも「話し合うよう事業者に指導して欲しい、まちづくりのルールつくりに特段の配慮をして欲しい」という陳情が出て採択されました。

おゆみ野プロジェクト.JPGおゆみ野プロジェクト建設予定地。今まで建っていた建物はすっかり撤去され、この広大な空き地に15階建てマンションの建築計画が進んでいます。容積率は199.9%です。南側は蛍飛び交う泉谷公園、北側は低層住宅街です。この土地は駅から少々離れています(徒歩12分くらい)ので、駅前マンションのように果たして売れるかどうかも疑問です。
このマンション計画に関しても、今年の3月議会に陳情が出され、全員一致で採択されています。

広大な企業誘致地区


イオンブログ.JPGおゆみの南のイオンSC建設予定地です。このすぐ近くのちはら台にも大型SCがオープンしたばかりです。鎌取駅前にもイオンはありますので、マーケティングは大丈夫だろうか?と老婆心ながら心配をしてしまいます。営業不振で譲渡・・・なんてことになったら、これまた大変心配ですから。鎌取第3中学校の予定地もこの近くです。
その北側にも、広大な空き地があり、そこも近隣商業地域です。

モデル街区の地区計画


モデル街区ブログ.JPGおゆみ野初の地区計画がかかったモデル街区です。緑地を多めに取り、ブロック塀は排除して緑の生垣、できるだけオープンな雰囲気にと、工夫されています。ところが正面には高層マンションが建設中で、景観は変ってしまいました。地区計画も一部の地域だけではなく、連結させていくことも必要かもしれません。


調整区域の開発


刈田子ブログ.JPGおゆみの駅から半径1キロ以内の刈田子の開発地、市街化調整区域です。昨年9月に条例が制定されて開発が可能になった地区です。ここは樹林地でしたが、あっという間に宅地に変ってしまうことに驚きです。今後、鉄道駅の半径1キロ圏内は、このような開発が進むことと思われます。コンパクトシティとはこういうことで良かったのでしょうか?

さて、これらについては、10月7日に報告会兼学習会を行ないますので、どうぞ参加してください。午後1時30分から、鎌取コミュニティセンターです。
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